まずはこちらのコントローから作業に入ることにいたします。レトロ感満載のコントローラーです。中を開けるのがちょっと楽しみです。







各部の通電チェックを念入りに行いハンダ割れなど通電不良を1つ1つ確認していきます。





出力は完全に0Vのままです。


長年の接点汚れも磨き出していきます。







一通り各部の通電チェックと接点不良の問題を解決して動作確認へと移ります。



出力を確認できました。抵抗値も「0~40Ω」の正常値を確認しました。



最後にボリューム位置を調整して完了です。
続いて「ENDO EP-50」ですが、こちらのコントローラは何度か修理をしておりますので、問題個所はおおよそ検討がつきます。



やはり、前回同様に電圧が出っ放しの状態です。これはパワーMOS-FETの損傷ですね。ボリュームを回しても一切の反応がありません。







基盤のプリント配線も焼け焦げています。大きな負荷がかかったのだと思われます。

「2SK906 MOS-FET損傷(ドレイン<->ソース間が常に導通状態)」であるため、互換部品に付け替えます。少し余裕を持たせた「耐圧60V40A」に置き換えます。







問題となった箇所をすべて直して最後に動作確認です。ボリュームによる電圧が正常に出ていることを確認しました。念のためモーターを直接接続(負荷)をかけての動作確認も行いました。
最後にこちらのトランジスターコントローラーです。今回の作業で最も複雑な回路のコントローラーになります。













「MOMENTUM OFF」における動作確認と修理












1つ1つ回路の確認を行い問題個所に対策を施しました。それでは実際に電源を入れてみることにします。

電源も無事入るようになりました。

アジャスター操作による電圧の「上昇・下降」による時間による電圧変化の確認。

ボリューム操作による電圧の変動を確認



