▼HO/16番ゲージ「機関車/客車 ライト点灯改造+修理他」

まとめてのご依頼となりますので、機関車と客車の2段階に分けて作業を進めていくことにいたします。それでは作業にとりかかります。


▼DD51オーバーホール

モーターもすべて取り外して分解していきます。

モーター内部もすべてメンテを行っていきます。

回転が重く台車内部で抵抗となっている箇所があるようです。何度か分解と調整を繰り返しながら問題個所を1つ1つ取り除いていきました。モーターからもかなり大きな異音が出ていましたが、だいぶ改善しました。

DD51復活です。車輪もすべてピカピカに


▼C51 修理+ライト点灯改造

DD51にやや手こずってしまいましたが、それでは次に行きましょう。ここからは、ライト点灯化改造と修理作業が続きます。

モーターの回転を車輪に伝達する部品が完全に破損しています。ここは作り直さなくてはなりません。

「う~ん」、問題個所が次々と出てきてしまい、泥沼にはまりそうな気がしてきました。

モータの両端にセラミックコンデンサーを取り付けます。

ヘッドライトからの配線を繋げます。

車輪はピカピカに磨きだしました。

一旦機関車を組み戻してみましたが、何回かに1度車輪がロックする。原因を調べてみるとロッドピンがしっかり固定されずクルクル回ってしまいます。どうやらネジ山が完全に削れて車輪に固定されなくなっているようです。ロッドをすべて分解してネジ穴を復元してみるところから始めなくてはなりません。ようやくモーターが回転し、パワーを車輪に伝達できるところまではうまくいったが、今度は別の問題が出てきて作業は難航。

ようやく、C51様の修理完了。ヘッドライトも点灯化改造して上記のようになりました。


▼C59 修理+ライト点灯改造

以下、基本的にC51と同様の作業内容となるため画像は省略いたします。


▼C51 修理+ライト点灯改造

作業内容は基本的にC51と同様の作業となるため画像は省略いたします。

どうにか、すべての機関車が現状よりどうにか復活となりました。


客車の修理・加工作業については、少し時間を空けてから作業に入ります。

椅子を全部外してベースを作り直します。

裏面を1つ1つ削りなおして平らにします。

ライト不点灯修理+動力メンテ+座席直し

まずは、上記2両は作業完了です。残りの2両へ移ります。


こちらの車体には、OHはもちろんご依頼により「ヘッド/テール点灯化改造」による加工を施していきます。

大変明るいライトに仕上がりました。


こちらも上記車両と同じ加工となります。こちらの車両では、ご依頼により座席を「設計・制作・塗装・配置」まで行う必要があります。


座席を設計していきます。出来上がったデータを3Dプリンターで出力します。

ヘッド・テールも点灯化構造を行い、作業はすべて完了しました。

“▼HO/16番ゲージ「機関車/客車 ライト点灯改造+修理他」” への3件の返信

  1. 桑原雄一 より:

    どの沼に入り込んだというびっくりするようなことは言わないでください。
    お願いします。
    関東周辺でhoゲージをここまで丁寧に直してくれる所は、ぴょん鉄さん
    しかいません。
    古い製品なので修理は本当に大変だとは思いますが、何とかスムーズに走れる
    宜しくお願いします。
    とても私のレベルでは絶対に治せません。

    1. pyontetu より:

      修理の中で最も泥沼にはまりやすいのが蒸気機関車の修理です。構造が複雑な分、メンテナンスおよび修理箇所が多くなります。また、すべての動輪が的確にリンクしていないとうまく回りません。
      難しい作業ほど、復活した際の喜びはありますから頑張ります。

      ぴょん鉄

  2. 桑原雄一 より:

    宜しく頼みます。

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