▼Nゲージ「151系 こだま・つばめ 内装シール貼り」

冨塚商会さんの内装シールの貼り付け作業でございます。かなりのボリュームがありますので、コツコツ作業を進めることにいたします。

1~12号車のシール区分を先に行っておきます。


▼パーツ洗浄

まずは、パーツの洗浄作業ですが、シールの貼り付けにおいてこの作業は大変重要です。面倒だからといって、パーツについた油分と汚れを完全に落とさないまま貼ると、簡単に剥がれてきます。

隅々まで念入りに油分と汚れを落とします。

洗剤を残さないようにしっかりと流します。

このあと、乾燥機で乾かします。


▼下塗り作業

上記の洗浄だけでは、基本的に不十分ですので、シールを貼る前に念のため下塗り剤を塗っておきます。特に曲面に貼る場合は、よほど粘着力の強いシール以外はこの作業は必修です。


▼貼り付け作業

実際にシール貼ってみましたが、粘着力が弱くイスなどの曲面への貼り付けには問題がありそうです。この粘着力では簡単に浮いて剥がれてしまいます。そこで、シールの台紙をいったん剥がしてから、裏に市販の両面テープを貼って粘着力を強化することにしました。ちなみに一部だけ貼ってあった座席のシールは膨らんで剥がれた状態となっておりました。貼った直後は付いているようにみえても、徐々に浮き上がって剥がれてしまいます。このような症状は、過去に何度も見てきていますので、下処理と曲面への貼り付けには注意が必要です。

実際貼り付けを開始して、「これは結構大変な作業だ~」と思いました。1枚のシールを切り出すにも、何回も刃を入れる工程が必要になるなど、想定を超える作業となりそうである。


シールのボリュームがすごいです。プラバン板を加工して仕切りを作る必要があるなど単なるシールの貼り付け作業とはいかないようです。

いままでご依頼を受けた中でも一番きつい作業かもしれません。相当な時間をかけているはずなのですが、なぜかあまり進んでいる気がしません。次回からこの手のご依頼はお受けするかどうか充分検討する必要がありそうです。

まだまだ先は長いです。

カーテンの貼り付けは、まず窓ガラスをクリーナーで洗浄してから、2mmにカットしたフィルムタイプの両面テープをガラスの裏面の上下にそれぞれ貼ります。次にカーテンを切り抜いてから2つ折りにして位置を確認しながら1枚ずつ貼りつけていきます。1枚のカーテンを貼るにも大変な時間と手間がかかる作業です。正直、かなりきついです。普段シールを貼りなれていない人にとってはかなり厳しい作業になると思われます。ここで1つ疑問に思ったのですが、シールにして2つ折りする必要があるのだろうか?といった点です。1枚の用紙を両面印刷することで、作業が大幅に軽減されるのでは?と思った次第です。

先頭車の窓ガラスを外すには、まずはライトユニットも全部外さなくてはならない。上の屋根を外し導光材を抜き、ユニットをプライヤーで引き抜きます。

次に1号車ですが、「こんなにあるよ~」

だんだん頭が痛くなってきました。一般的な付属シール貼りのご依頼と違い、とにかく時間と手間を必要とします。


眼の疲労がひどくなってきました。残すは4両というところまできました。

座席の貼り付けが終っても、カーテンの貼り付け作業も待ってます。


ここ何日もこのシール貼り作業の連続でしたから、この辺りでちょっとお休みです。さすがにちょっと気分が悪くなってきました。

残りの1号車を仕上げます。

ようやく作業完了です。長かった~

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