▼1/18スケール 京商「Veneno Roadstar リペイント&改造」

まずは、車体を順次分解していきます。ホイールを含むシャーシーと内装につきましては、後ほどご紹介してまいります。

続いて、フロントガラスとダッシュボードを外します。フロントガラスにつきましては、後部は接着固定のため少しづつ力を入れながらパーツ破損しないよう注意して剥がします。

リアフェンダーは、内側のポッチをかなり削り込まないと外れません。削れとところで、内側から工具で押し出します。

ここまで分解します。ウイングの付け根は接着固定のため、斜めにしながら少しずつ剥がします。

▼1/18スケール D&B「Huracan LB GT Matt Black」

マット調のボディーに「メタリック・ブルー」のホイールが映える。車内はブルーでまとめられ、細部まで繊細に作りこまれている。

以前ご紹介した「Metalic Black」同様に、悪魔的とも言える「フロント・フェイス」のフォルムは、黒が映えるマシンでもある。

▼1/43スケール ディアゴ「ダイハツ ハイゼット・カーゴ リペイント」

内側の溶融固定をルーターで削り落とします。

ダイキャスト部はダイヤモンドビットを使い削ります。

後部も分解します。このパーツを外さないとリアガラスが外せませんでした。

ようやく全分解できたところで、ボディーを「1,500番耐水ペーパー」を使ってまんべんなく磨きます。


▼塗装

下地を処理した後、基本色を塗装していきます。

今回は、傷補修用として市販されている「タッチペン」をエアーブラシに移して吹き付けます。

1、2回目は薄く全体に吹き付け。3、4回目でやや厚吹き。乾燥したところで、「2000番ペーパー」で研ぎ出し。5回目で厚吹き。6回目で遅延添加剤を多めに混ぜて全体に吹き付け。

基本塗装が終ったところで、最低でもまる1日以上乾燥させます。


塗装が終ったところで、新規に3Dプリンターで制作を行ったミラーを取り付けます。

リペイント完了です。

▼1/18スケール Autoart「Aventador LB M-RED ホイールリペイント」

今回の作業では、ミラーアーム短縮およびホイールのリペイントを行っていきます。


▼ミラー短縮加工

切断面を目的の角度になるまでヤスリで平らに削ります。

ピンバイスで穴あけを行い、そこに真鍮線を入れます。

ボディー側にも穴あけを行います。

このようになりました。続いてホイールの塗装に移ります。


▼ホイール・リペイント

「メタリック・ゴールド」から「光沢ブラック」へ塗装変更します。

まずは裏面のネジを1つ1つはずし、ボディーとシャーシを分解します。

ホイールは強く押し込まれてますので、破損させてしまわないように注意して作業する必要がございます。フロント側はさらに固く無理そうでしたので、そのままマスキングして塗装することにします。

ホイール中央は残しておきますので、5角形のマスキングシートを制作してマスクします。

先にエアーブラシで内側を塗装してから缶スプレーを使用します。

スプレーを吹き終えたところです。※高光沢ブラック

中央のマスキングをはがすとこの通りです。単にすべて真っ黒で塗装してしまうよりも、見た目がかっこよくなります。

フロント側も同様に作業します。こちらは分解困難でしたのでこの状態で塗装します。

ホイールの塗装が終わりました。最後に「グラスター・ゾル」でボディー全体を拭きあげて完成です。

以上でこの車の作業は完了です。

▼デジQフォーミュラバッテリー交換

今回は2台まとめてバッテリー交換による作業でございます。充電用バッテリーとして「ニッケル水素2.4v80mA」が使われています。

互換バッテリーがAmazon「Ni-MH 充電池 1/4AAA-2S (ニッケル水素バッテリー 2MR80AAA SH4PNIMH代用)」で800円程度とお手頃な価格で購入可能ですが、今回は別の方法で試してみることにします。

まずは寿命を迎えたバッテリーを分解してみます。

完全に使えなくなったという訳でもなさそうですが、満充電で10%までのようです。


▼LR44用電池ユニットの制作

従来は充電式電池がコスパに優れた印象はございましたが、こちらのバッテリーは特殊であるため今後入手自体できなくなる可能性もあります。そこで一般的な「LR44電池」の仕様に改造していくことにいたします。

サイズはピッタリです。

赤まるで囲った箇所の爪をルーターで削ることで4つ入るようになります。

テスト走行で問題発生です。どうやらLR44ボタン電池ではこのモーターを2個同時に駆動できるだけのパワーが得られないようです。1個ならどうにか動きますが、2個同時となると電圧降下が大きく1.6Vまで電圧が降下し動作が不安定となります。ここは上記のニッケル水素充電池を使うのが無難かもしてれませんね。

▼その他「スロットカウンター修理」

ラップカウンターが正常に機能しなくなった問題を解決していきます。

負担のかかる場所だけに両方とも折れてしまっているようです。

まずは、折れてしまった箇所を接着します。

その上から補強板を貼り合わせて強度を上げます。

作業完了です。無事にカウントされるようになりました。