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現在発売中の「たのしい工作シリーズ」の第二弾として「動く工作シリーズ」を来年2月初旬より発売予定です。まだ試作段階ではありますが、さまざまな拡張性なども考慮しながら設計を進めております。
当店のキットシリーズは、「組み立てはちょっと苦手」といった方でも、完成まで辿り着けるようなキット構成となっております。今回は動く工作シリーズとなるわけですが、組立てが難しいものとならないように注意しながら進めています。
これをきっかけに、一人でも多くの方に工作の楽しさを知っていただくきっかけとなれば幸いです。
▼せんろ設計・直線/曲線
実は、せんろもキットなんですよ。1つ1つのパーツを組み合わせることで、1つのせんろが出来上がります。
それでは全体のせんろ設計が終わりましたので、実際にパーツを切り出してみます。ここでは組み立てやすさなどを検証していきます。
パーツ同士のはめ込み具合をも少し調整するくらいで、特に問題はないようです。
遊ぶときは連結枕木を使ってせんろ同士をつなぎます。
お次は曲線です。狭いスペースで充分回れるようにします。
▼動力車の制作
せんろができたところで、いよいよ動力車です。
▼ボディーキット
設計が終わったので、レーザー切り出して組み立てやすさなどを検証していきます。
もっとも重視していることに、部品点数が「30パーツ」を超えないように設計しております。あまり多くなりすぎますと、作る前から「これは自分には無理」となってしまいますからね。
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出来上がった線路をつないで、走行テストを行ってみます。
いくつか改良が必要な点がございました。
▼車輪データ修正
モーター車用は、上記のようにギザギザを追加しました。また、フランジのテーパーも調整しなおしています。
▼曲線半径をR300 -> R400へ
曲線半径がR300でギリギリ走行は可能でしたが、ややキツそうです。そこで、最低半径をR400へと規格変更しました。