▼ぴょん鉄ご依頼作業一覧


現在、当店にご依頼をいただいております作業状況についてご確認いただけます。


ご依頼をお受けした順番ではなく、作業内容によって常に順番は入れ替わります。


少ない ■■■■■ 多い ※非常に作業が立て込んでいます。


▼作業状況一覧

▼直近で完了した作業

完了・・Nゲージ「外国型機関車修理品多数まとめて」


▼現在作業中

作業中・・Nゲージ「BONA 国鉄クモヤ22 118 金属キット組立」

作業中・・Nゲージ「BONA 国鉄スハフ43 11-24金属キット組立+その他 ※九州」

作業中・・Nゲージ「マイクロ 京成1000形 千葉急行リペイント」


▼一時作業停止 待機中

作業前準備中・・Nゲージ「EF58 & ED75 ディテールアップ+光沢仕上げ他」時間をかけて取組みます。

一時待機中・・Nゲージ「12系ふれあいみちのく制作」


▼順番待ち待機中・・

待機中・・Nゲージ「KATO EF58 青リペイント」

待機中・・Nゲージ「EF65ゆうゆうサロン色リペイント」

待機中・・Nゲージ「ボナ製 マニ30 2021 金属キット組立」

待機中・・Nゲージ「キングスホビー特急富士 大幅改造」

待機中・・Nゲージ「オハ35 コンバージョンキット組付け」

待機中・・Nゲージ「12系オリエントサルーン制作」

作業中・・N用特注箱コンテナデカール②③④⑤ ※進捗:設計中


▼作業優先度について

作業途中で新規ご依頼が入ってくることがしばしばございます。優先度が高い作業ほど先に作業を進めてまいります。

最優先)納期期限あり作業 ※主に企業様案件など

優:1)パーツ取付&シール貼り

優:2)ライトなどの電飾加工/カプラー加工他

優:3)簡易塗装/部分修復

優:4)動作不良などの修理 ※軽微な故障

優:5)動作不良などの修理 ※中程度の故障

優:6)動作不良などの修理 ※重程度の故障

優:7)車体塗装

優:8)キット組立&塗装他 ※プラキット

優:9)キット組立&塗装他 ※プラキット要加工

優:10)キット組立&塗装他 ※金属キット

優:11)キット組立&塗装他 ※金属キット要加工

▼Nゲージ「BONA 国鉄スハフ43 11-24金属キット組立+その他」

まずは、マイクロ製キハ47へトミックスTNカプラー+スカートを取付けます。当然ながらそのままではお取付けできませんので、現物合わせで加工していきます。

こちらが今回お取付けするカプラー類です。

作業しやすいように分解しておきます。

何度か取り付けと確認を繰り返して、干渉するポイントを探りながらカプラーを加工していきます。

まず、カプラーが定位置に収まりました。

続いてスカートです。マイクロ車体へのTOMIX製TNカプラーのお取付は、そう簡単でもありませんので非常に時間もかかります。


▼キハ47更新車への取付加工

こちらも基本的に同様の作業となりますが、幌の分だけ前方にカプラーを配置する必要があります。


アクアエクスプレス亀裂修復+帯補修

こちらの車体は切り継ぎで制作されたもののようです。亀裂の修復依頼でございましたので、お直ししていきます。まずは、亀裂に瞬着を流し込んでからパテで埋めてならします。

お次は補修箇所にマスキングをしてからエアーブラシ(ホワイト)で塗装します、

このように亀裂が補修されました。次に帯剥げの修復です。特にひどい部分のみお直しします。

車体をスキャンして、上記のように補修されたデータを作ります。※黒線の個所

上部の文字も復元していきます。

デカールを作成して車体に貼ります。

中央の車両修復が完了しました。


部品構成を確認してタガネで切り出していきます。

▼Nゲージ「外国型機関車修理多数」


作業開始です。


▼機関車①修理

まずは、現状確認からです。はい、動きません。

分解して、すべて見ていきます。

こちらの機関車、集電不良とありましたが、それだけの問題ではなさそうです。車輪の回転が異様に重くかなりの抵抗になっております。

回転が著しく重いですね。根本的に全ばらして見直さないとダメのようです。動輪の同調もぜんぜんとれておりません。

集電機構も機関車側ではなく、テンダーから行うように大幅に改造します。

組込む車輪を選択します。

機関車自体に車輪にかかる抵抗をなくしたことと、集電機構をテンダー側にすることで、安定した走行となりました。まず1台完了


▼機関車修理②

上記の機関車作業と類似する作業工程につきましては、写真は省力しております。

テンダーの集電機構も大幅に改良を施しました。

モーターもなんだか回転が安定しません。いったんはずして内部を洗浄してから、慣らしを行ってから組み込みます。


最後に動作確認と最終調整を行います。


▼機関車修理③


以下、蒸気機関車①②と同様の作業工程となりますので、写真は省略いたします。


▼機関車修理④

こちらの機関車は修理不能と判断しました。写真の通り、内部の愛キャストが完全に崩壊しており、触るだけで簡単に砕けていきます。また、変形により車輪がすべて内部で噛んでしまっています。


▼機関車修理⑤⑥⑦

こちらの残りの機関車もすべて分解して1つ1つお直していきます。

さらにテンダー側を改造して、集電機構を制作して機関車につなぎます。この加工では、より安定した集電を確保するための改造となります。


ようやくすべての作業完了でございます。

▼Nゲージ「BONA 国鉄クモヤ22 118 金属キット組立」

かなりの部品点数があります。

まずは、タガネを使い部品を切り出していきます。

切断面はルーターで削って平らにならしていきます。この処理をしっかり行わないと出っ張りが生じてしまいます。

細々した部品が非常に多く、完成はいつになることか・・

屋根をボディーサイズに合わせてカットします。

正確にカットしたつもりでも多少隙間が生じます。隙間をパテ埋め処理します。

耐水ペーパーで研ぎ出していきます。

ベンチレーターの外リングをはめ込んで固定します。

▼HO/16番ゲージ「キハ12/22/40 パーツ・インレタ・特殊加工他」

まずは、こちらのキハ40から作業に入ります。

いつもながら、HOは部品点数が多いですね。淡々と作業を進めていきます。


本日は早朝から作業をはじめて、部品の取り付けとシール・インレタの貼り付け、そしてキハ22ライト不具合修理で1日が終わってしまいました。


続いて、ライト不点灯の車体です。分解して1つ1つ見ていきます。

台車を始め集電系の広範囲に絶縁皮膜が形成されてしまっているようです。個々の集電パーツを確認しながら対処いたしました。

何度か調整を行いながら、ちらつきもなく安定した集電により点灯が確保されました。最後の作業に移ります。


今回のメイン作業です。某ショップさんにてカスタムされたとのことで、ライト系に何か不具合をかかえているとのことでご相談を受けました。それでは早速作業にとりかかります。

まずは、ご希望のTOMIX製カプラー交換です。対象がマイクロ製ですので、当然ながらぞのまま付きません。カプラーと床下への加工が必要となります。

見たところだいぶ加工を施さないと取付できない感じですね。

付いているカプラーを外すために、いったん分解します。

上が元々付いていたマイクロカプラー、下が取り付けるTOMIX製のカプラーです。

まず手始めにカプラーの両サイドをカットして干渉するポイントを確認します。

サイドのパーツは干渉するのでいったん外して最後に加工して取り付けます。

このような感じに収まるイメージですが、もう少し前方に出す必要があります。

さらにカプラーを分解して加工を施します。

こんな感じでしょうか。

タンクパーツを加工して床下に再固定します。

このようにしっかりと収まりました。


お次はライト加工です。室内灯を始め既存のものは使いません。すべて作り直します。まずは付いているライト部品はすべて外します。

室内灯もこちらは使いません。現状の明るさを確認しましたが、やはり暗いようですし、どうもパッとしません。より明るく鮮明なものにしますので、新規に作り直します。

反対側のパーツ類一式が何もないので、こちらも考えなくてはなりません。1つ上の緑色のパーツ一式ですね。

ガラスパーツと仕切り版を内部に設置・固定します。

室内灯の新規組込み準備です。

ヘッドライトの光源は、砲弾型3mmLEDをライトの筒に収まるまで削り込んで、上記写真のように組み込みました。

車体内部のサイズに合わせた白色テープLEDを準備します。

各抵抗値を1kΩに変更してブリッジダイオードを取付けて完成です。

このように収まります。

屋根面を加工していきます。

両サイドに集電板を配置して、ターミナルとします。

さっそく取り付けた室内灯の具合を確認してみます。

良い感じの色合いです。あとから光量を明るくなり過ぎないように調整します。


組込むパーツを作ります。

レーザーで切り出し。

遮光シールを貼っていきます。

先ほど作ったパーツをおの上に配置します。

テール用の光源を配置します。そこから配線して屋根上に設置したターミナルに接続します。

ヘッドライト点灯テスト。明るさ色合い共にOKです。

極性を変えてテールの点灯テストです。OKです。反対側も同様に作ります。さすがにちょっと時間がかかりました。本日中にウェザリングまで終わるかな~と思っていましたが、ちょっと無理のようですね。さらにもう1日追加で作業時間を確保する必要がありそうです。

ターミナル部に1.5μFのセラミックコンデンサを繋ぎます。

両サイドに集電用の板を配置してそこにもセラミックコンデンサを配置します。

走行がギクシャクしてますので、車輪にこびり付いた汚れを工具できれいに除去していきます、。

走行テストとライト点灯確認です。

前進・後進ともに非常に安定しておりすべてOKです。室内灯も明るく白色LEDがきれいに点灯しています。あとはパーツの取り付けとウェザリングです。


各パーツ類の取付+ウェザリング+最終組み立て調整他

下回り全体に塗布します。

複数の色を混ぜなが自然な感じに下回りを仕上げていきます。

下周りのウェザリング完了です。


次に細々したパーツ類を1つ1つ取り付けていきます。

こちらは要塗装となります。

ワイパー、ジャンパー線なども取り付けていきます。

正面手すりを取り付けます。屋根上の穴あけとアンテナ、ホイッスルなども取り付けます。


すべての作業完了でございます。

▼Nゲージ「Bachmann TGV修理」

?ウォームギアが片側入っていません。これが在るなしではぜんぜん違います。これ作るの非常に難しいですよね。

台車内のギアですが、まずは以前お直したTGV同様に青い矢印のギアは完全に割れてしまってますね。次に赤丸のギアですが、入っているはずのギアはすっぽりなくなってしまっています。

前回のTGV修理では、1種類のギア設計で済みましたが今回は3種類を作らなくてはならず、非常に時間のかかる作業となりそうです。

別途、ウォームギアが入手できたとこでしたので、作業が軽減されそうです。このギアがあるなしでは作業時間が大幅に変わってきます。

1つ1つ組み直していきます。

内部はかなりの汚れとオイル垂れがあるので1つ1つ洗浄していきます。特にオイルは悪影響を及ぼすので、念入りに除去します。

損傷しているギアを3Dプリンターで出力していきます。

プリント出力したギアは、最終的に手作業で1つ1つ調整が行われます。

台車枠を取付ける差し込み口が埋まってますので、ルーターで削って掘りなおします。

走行テストと各部の調整を繰り返します。

最後にギアに少量のオイルを1滴だけ差して、作業は完了しました。


Nゲージ「TOMIX 211系&E233系 ライト加工+M換装」

▼まずは、こちらの車両における作業内容は、先頭車のLED化とモーター換装1両です。


▼そして、こちらの車両における作業内容は、片側先頭車の集電系O/Hとモーター換装2両です。


シャフトの径が1mmと細いので、フライホイールを外す専用ピンを自作します。

φ0.9のピンバイスを加工して押し出しピンを作ります。パイプを2つ重ねてから、中心に加工したピンバイスを埋め込みます。

このようになります。

まずは、2mmの押し出しピンでピンとフライホイールがフラットになるまで押し出します。

次に先に制作したピンに付け替えて押し出します。

両方とも外れました。これを新しいモーターにはめ込みます。


モーター換装もすべて作業完了でございます。

▼HO/16番ゲージ「Bachmannシェイ式機関車 修理」

パックマンのシェイ式機関車です。

まずは現状を確認するためにレールに電気を流してみます。モーターは回っているようですが、パワーが台車に伝わっていないようです。


ギアが割れていますね。その他のギアも割れているか、吹き飛んでし付いていないものもありました。

ギア設計を行います。使用されているギアは、ヘリカルギア(山型形状)となりますので、難しいですね。現物から寸法などの基本データを得ることになりますが、部品自体が非常に小さいので、正確に読み取るのも至難の業です。

おおよそ形状が出来上がったところで、実際に部品を出力してみてから、手作業で微調整を行うことにします。

出来上がってきたギアです。

紫外線を充てて2次硬化させます。


ちなみにギアだけでなく左右の樹脂製パーツも経年で割れているようです。ギアの組込みにあたっては、特殊な形態で組み込まれているため非常に難しい作業です。


やり直しです。今までのギア修理の中では一番難しいかもしれません。シャフトに2つのギアと可変式ドライブシャフト2個で構成されており、すべてがマッチしていないと回りません。


機関車側だけでなく、テンダー側の駆動部分のギアを始めほぼ劣化により割れしまっているようです。

今回の修理作業で最も難しいのは、駆動システムがすべて連動していることです。ドライブシャフトも可動ジョイント(こちらも損傷)により接続されていることもあり、より複雑化しております。

すでに多くの時間を修理に充てておりますが、次々と問題個所が確認され、先は長そうです。

微妙に高さと先端の形状を変化させて試します。これをひたすら繰り返すので、大変な時間がかかります。また、その他の部品も制作しないとならず、今のところ先が見えません。

もう一度こちらのギアにも若干の修正を加えて、再度3Dプリンターで出力してテストです。


このようなパーツも新たに作りました。ネジ固定式としてシャフトを外せるように改良いたしました。

制作したパーツを現物合わせで加工してぴったり収まるように加工・調整していきます。

台車を繋いで、車輪がすべて連動するかを見ていきます。

台車にパワーを伝達するソケットも割れていますので、こちらも直していきます。

直接車輪に配線して回転の具合を見ながら調整します。

実際にレールに乗せて確認していきます。

もう一度連結部を調整します。

前進・後進を繰り返して走行に問題がないことを確認します。走行自体は非常にまったりとした速さで、それほど速度が出ない仕様なのかもしれませんね。

OKです。長い戦いがようやく終わりました。

最後に車輪をきれいにメンテナンスして作業は完了しました。