▼Nゲージ「KATO 9600形他、各種ライト加工+M調整」

作業内容一覧

  • ①KATO  9600形・デフ付(2015)ヘッドライト(前後)リアル色変更/勾配停止対応
  • ②TOMIX E3系こまち(92803)、つばさ(92804)両先頭車ヘッド・テールライト明るさアップ+リアル色
  • ③TOMIX キハ120形大糸線(98010)ヘッド・テールライト現状オレンジ色から、明るさアップ+リアル色
  • ④マイクロエース 相鉄旧6000系(A3276)モーター調整
  • ⑤マイクロエース 14系ユーロピア(A8634)EF64-66 ヘッドライト電球色LED+スハフ14-5/オハフ14-701ライト、リアルな色

▼Nゲージ「EF58 & ED75 ディテールアップ+光沢仕上げ他」

ご依頼者様のご要望により機関車の大幅なディテールアップを行ってまいります。


▼EF58 61号機ディテールアップ

まずは作業しやすいようにすべて分解していきます。

まずは、ボディーから外せるものはすべて外します。

ヘッドライトレンズの取り外しは、表面が傷にならないように木の棒の先端を丸く加工してから、内側から軽く押し出します。

ボディーがすべて分解できたところで、次は台車です。


▼専用ツールの制作

今回の作業にあたっては、非常に細かな作業が連続するため、いくつかの専用ツールを事前に制作いたします。

1)電動マイクロピンバイス φ0.2/0.3

2)電動マイクロ面だしツール ※2種

3)マイクロペン

4)穴あけ用ガイド


1)電動マイクロピンバイス

正確な穴あけと作業の効率化。回転数可変パルス制御方式の超小型・超軽量の電動ピンバスでございます。

今回のような作業では、どうしても欠かせないツールとなります。

【部品構成】

本体/ピンバイス固定マウント/超小型6Vトルクモーター/制御回路/電源/垂直ドリル φ0.2&0.3

と、構成はいたってシンプルです。


まずは試作を設計して3Dプリントします。

内部にブレ防止の対策が施してあります。あとは、先端にピンバイスを差し込めば内部で固定されます。本体の大きさは、約4センチと非常に小さく軽量です。

電動マイクロピンバイスのメリットについて

・φ0.2 or φ0.3といった、扱いの難しいドリルにつきましても折るリスクを低減。

・手動ピンバイスに比べ、貫通までの時間を大幅に短縮。

・曲面の穴あけにおける、刃滑による塗装面のガリキズのリスクも大幅に低減。

・回転数は、素材や厚さに合わせて調整可能。厚さ2mmのプラ板も、わずか3~4秒程度で貫通。※高速回転時

・軽量コンパクトにより、指先の疲労感は少なく連続した作業でも安定した穴あけが可能。

出来上がったものがコチラです。左:0.2/右:0.3 ※シャンク径:φ3.175

何度か作り直しながら改良を加え、ようやく実用に耐えるツールに仕上がりました。特に難しかったのは、ドリル先端が一切のブレなく回転させるのに苦慮しました。

電源は、単三電池BOX(3V)を使用します。昇圧回路を組み込んで、3Vから5Vまで電圧をあげてあります。

スイッチはモーター横に付けてあります。軽い力で[ON/OFF]操作が容易にできます。

N用の屋根であれば、極細ドリル(φ0.2)でも折ることなく、わずか2秒程度で中心からまっすぐ貫通します。

EF58の屋根フックの穴あけと各部の正確な穴あけ作業に効果を発揮します。


さて、続いて面出しツールの制作です。こちらの制作はちょっと難しくなります。「このツールいったい何に使うんだろ~か?」と言いますと、車体の凸モールドを削るためのツールとなります。

通常メーカーが提供する完成品では、フックや手すりがモールドによって再現されておりますが、ディテールアップの際にこのモールドを平らに削る必要がございます。実はこの作業、本当に大変なんですよ。以前は、ノミなどでモールドをちまちま削ってから、ペーパーを小さく折り畳んでひたすが面出しを行っておりました。それでも場所によっては、フラットな面を出すのは至難の業です。そこで、機械の手を借りて正確にしかも早く面出しができるツールを制作することに致しました。

まず、根本的にピンバイスで使用する垂直ドリルではなく、スクエアエンドミルを使用します。このドリルの特徴は、先端が平らで横方向にも削ることができるため、面出しの際によく使用されます。

Nゲージの車体加工に適したツールとするには、軽量・コンパクトで狭い箇所にもしっかりとドリルが入り面出しができることが条件となります。これらを実現するにはいろいろクリアしないといけない課題が多々あります。

設計も終わり、早速パーツを作りテストしてみることにします。先端はアタッチメント式となっており、目的に応じてソケットを交換できるように設計しました。青色の部分が実際に装着されたドリルをイメージしたものです。今回は、ソケット1(細モールド用)となります。これを本体に装着することで、モールドのみ削り落とすことが可能なはず?・・です。ドリルは、φ0.5の超硬エンドミルを使用します。

使用方法としては、ソケットを上下に可動させて対象物の原点(Z=0)に調整してイモネジで固定します。

手すりのモールドは、正面、屋根、側面などに再現されていることから、どのような場所にも対応できるように設計してあります。

完成したツールの初期調整も終わり、本当にモールドのみがきれいに削れるのかテストです。

Bトレの屋根を使用して、配管やクーラーのモールドを実際に削ってみることにします。

使用方法はいたって簡単、削りたいモールドの上でスライドさせるだけです。回転速度は可変式で、高さのあるモールドは負荷が大きくなるため回転数をやや上げます。低めのモールドは低回転でも問題なく削ることが可能です。

クーラー中央の黒いラインが実際に削った個所となります。このように他の部分を削ってしまうことなく、モールドのみを簡単に削り落とすことができます。

今回は、手すりなどの細モールドに特化したツール制作となりましたが、その有用性が確認できたことから、今後は窓埋め改造などの面出しツールも制作する方向で検討しています。

さて、これでようやく準備が整ました。それでは、EF58の本格的なディテールアップに入ることにしましょう。


▼ディテールアップパーツの制作

各部のディテールアップパーツの制作も進めていきます。まずは車体をスキャンしてPCに取り込みます。

車体の原寸スキャンを行って、各部の詳細なデータを取得して取り付けるパーツを個別に設計していきます。パーツは、3Dプリンターによるパーツ生成とエッチングパーツ製作の両面から進めていきます。

先に制作したツールを使用して、手すりやフック部分などもすべて削り落とします。


▼台車の分解と加工準備

先代車をすべて分解します。

まずは、こちらの塗装から入ります。その前にしっかりと表面の油分などを落とすための洗浄を行います。最近よく使うのが、強力泡洗浄です。

台車の塗装開始です。

まずは、台車にプライマーを吹き付けていきます。次に台車の金属の質感を出すために「黒鉄色+ウィノーブラック+ブルー少量」を加えたものを吹き付けます。

濃度を薄くして表面にうっすらと上塗りをかけていきます。

黒ベースを基調として、時々覗かせる金属のギラッとした質感が出してみました。2~3回吹き付けながら、ちょうど良い感じになってきたあたりで吹き付けを止めます。

プラスチック感が消えて質感が出てきました。ただ物が小さいので、わかる人にはわかるといったこだわりの作業です。


台車に色差しを行っていきます。

塗り残しがないように、もう一度同じ位置に色差しを施します。

クリアー吹き付けにあたり、複数回に分けて塗膜を作りながら光沢感出します。

タンクに貼るデカールを制作して、貼り付け後にクリーアでテカテカにします。

取付けます。

ボディーを被せて全体の感じを見てみます。なかなかいい感じです。写真で見るよりも現物は、超テカテカです。ここから先もじっくり時間をかけて仕上げていきます。


▼ボディー加工内容

徹底的に加工していきます。

  • 正面フック削り出し・・フック制作+取付
  • 正面手すり削り出し・・手すり制作+取付
  • 正面ガラス削り出し・・ワイパー制作+取付
  • 側面ドアノブ削り出し・・ノブ制作+取付
  • 側面手すり削り出し・・手すり制作+取付
  • 側面上り用手すり削り・・手すり制作+取付
  • 屋根上フック削り・・フック制作+取付
  • パンタ周り高圧引込回路取付 ※真鍮製で作成

事前に制作したツールを使用してフックモールドのみを削り出します。

このようにモールドのみを削り出しました。

側面手すりモールド削りの下準備です。

正面のモールド(各種フック類)については帯部分を傷つけてしまわないようにマスクしてから時間をかけて慎重にカッターで1つ1つ削り落としました。

▼HO/16番ゲージ「PLUM 115系 キット組立(改)2両」

今回のご依頼は、上記キットの組立およびクハ111系1000番台への改造となります。

まずは、すべて袋から出しておきます。

大きなパーツはあらかじめランナーから切り離しておきます。改造する個所ですが、まずは既存の正面タイフォン用の穴を埋めてから、新たに下側を加工して取り付ける形となります。また、右側面の窓を埋めから、新規に窓を作り直します。


車体をスキャンして、加工する個所のタイフォンや窓などの正確な位置関係を割り出します。

特にタイフォンの左右の位置確認は大変重要です。だいたいの感覚で穴開けしてしまうと、左右がアンバランスとなり見た目がおかしなものになってしまいます。この辺はしっかりと手順を踏んで左右共に正確な穴位置に加工を施す必要がございます。

穴あけ位置を示したテンプを車体に貼ります。

中心にポンチを打ってから、穴径を「0.5 -> 1.0 -> 1.5 -> 2.0」 と確認しながら徐々に広げます。


床下機器の固定・取付は完了です。

ガラスパーツも結構な部品点数です。

その他のパーツ類もランナーから切り離しておきます。

床下塗装前に念入りに洗浄します。

この状態で乾燥させます。

下周りはフラットブラックで塗装しました。

ご希望のカプラーのお取り付けには、加工を施す必要がございます。

カプラーのお取り付けが完了しました。

続いて台車のお取付けです。

台車を取付けるため中央にスペーサーを固定します。

まずは下周りは完成です。

ボディーを被せて具合を確認します。

問題はなさそうです。


ここからボディー改造を制作を再開します。

窓のテンプレートを作るため車体側面をスキャンして窓枠のデータを作成します。

レーザーでテンプレートを作ります。

このように車体に貼り付けて、これに沿って窓を切り抜いていきます。

電動工具を使って大枠を削り出してから、断面の仕上げは手作業で仕上げていきます。

ご要望いただいておりました新たな窓の加工が、ご覧の通り無事に完了いたしました。引き続き、もう1両につきましても同様の加工を施したのち、塗装作業へと移ってまいります。

▼Nゲージ「EF58 カスタム+オハ35 コンバージョンキット組付け」

作業内容一覧

①KATO製 EF59-29号機の制作 ※加工ベース車体:KATO EF58「品番:3020-4」

  • ナンバー取付(EF58-29号機)
  • つらら切取付
  • メーカープレート取付:[日立] 楕円型タイプ
  • 鋳造先台車へ改造 ※添付部品より
  • にぎり棒取付
  • ホイッスル取付
  • 別途添付された車体「EF58 品番:3055-1」のボディーを上記で加工を終えたボディーとを入れ替え

②MORE製 EF58-35号機の制作

  • KATO製「EF58 品番:3020-4」下周りを使用する ※載せ替え/補足:先台車は、EF5835~39用に既に改造済み
  • KATO製 パンタグラフの取付
  • メーカープレート:芝浦 丸型タイプ ※●芝 EF1832用を転用
  • 可能であれば、カプラー交換 ※Z01-0282 CSナックルカプラー
  • KATO製 スポーク先輪
  • KATO製 既存のにぎり棒をKATO製へ変更
  • インレタ貼り:EF58-35

▼Nゲージ「215系M換装+E257系500 スカート改造」

作業内容一覧

  • E257系500 正面スカート3Dプリンター設計+改造/パンタ可動部改造 ※閉じ問題解決
  • 215系 持込品(IMONミニモーターD2)へモーター換装

▼215系モーター換装

対象となる車両はこちらとなります。

分解していきます。

既存のモーターを取り出して、ご希望のモーターへと換装します。

▼マイクロ E257-500 スカート改造

右上が純正パーツで、左下がご依頼者様ご希望のパーツとなります。当然ながらそのままではお取り付けできませんので、お取付けができるように改造パーツを設計してお取り付けができるようにいたします。

▼HO/16番ゲージ「ジオラマ修理・メンテ・調整他」

台車を転がしながらレールの問題個所を探っていきます。

ところどころ、車輪が乗り上げたり転がりが悪くなったりと、レールの調整する箇所が多くありそうです。

レール以外にも屋根のめくれ上がりなど、気づいた個所につきましては、お直ししていきます。

他にも数か所、完全に浮いている個所がございましたのでお直しいたしました。

さて、今回の重要なポイントである「レールの伸びによる変形」についてです。実は、線路(レール)が環境によって伸び縮みするという事実は、意外と多くの方に知られていません。そのため、後になって変形などのトラブル対応に苦労されるケースが少なくありません。伸びる力は非常に強く、レールを固定しているプラ製の固定部はことごとく破損しています。

特にフレキシブルレールにおいては、半径がタイトなものほどトラブルに見舞われる可能性が極めて高いと言えます。まずは、変形したレールを矯正していきます。適正な軌間を確保しながら枕木にピンバイスで穴あけを行ない、1つ1つ金属製の犬釘を打ち込んでいきます。

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確認しながら微調整を行いながら再度打ち直したりと地道な作業です。

さて、問題はこちらの区間のレールの修復作業でございます。本来ですと、分解・取り外しできるようにしておく方が好ましいのですが、がっちり接着固定されてしまっています。

現状を出来るだけ維持したまま分解できるように、カッターで少しづつ切れ込みを入れながら、隙間から工具を差し込んで持ち上げていきます。

大きな破損をさせることなく、どうに取り外せました。

上部の写真からもわかる通り、レールはグニャグニャです。これが金属の熱膨張による変形です。

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真上から見るとこんな具合です。

まずは、レールを切り離します。

ジョイント部からレールを取り外し長さを調整し直します。

次に犬釘を両サイドの枕木ににしっかりと打ち込んでレールを固定します。そのあと、ハンダを流してレールを繋ぎ合わせます。

次に外側のレールの調整ですが、正しい位置に調整し直した内レールと比較すると、どれだけレールが伸びて変形しているかご確認できると思います。事前に伸びることを前提に対策しておかないと、作った直後はきれいに見えても、数年後にこのような事態になってしまいます。

外側のレールも同様に作業します。

このレールは非常に固いので常に外側に押し出そうとする力が強く働きます。そこで、ある程度曲げを作っておき適正な長さに調整してカットします。

軌間を測りながらレール固定の犬釘を打ち込んでいきます。

ハンダを流した個所の継ぎ目をヤスリで平らになるまで慣らしていきます。最後に仕上げとして「#1500~#2000」で表面を平滑になるまで磨きだしていきます。結構根気のいる作業ですが、走行するにあたり大変重要な工程の一つです。

15m車を使用して何度も往復運転を繰り返しテストします。OKです。

盛り上がり区間を1つ1つ確認しながら補修していきます。

修理のために解体した個所については今後のメンテナンスも考慮して作り変えます。

2mm程度内部のプラ板を切り込んでおきます。

これまで接着でべったりと固定されていましたが、容易に取り外しが出来るようにサイドを削り込んでリサイズします。

現物合わせを繰り返しながらぴったりと合うまで削り込んでいきます。併せて、裏面と内部も削り込んでいきます。

若干のキャパを持たせておきます。

4点をUV硬化樹脂で固定します。通常のプラ製接着と違い、開ける必要性が生じた場合に比較的容易に外せるようになります。

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取り外しておいたパーツ類を戻していきます。

シール類も完全にめくれている物は付け直していきます。

長い年月の間にすでに粘着力が失われており、簡単に剥がれてしまいます。

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レール断面の研ぎ出しを行い、酸化被膜を落としてからクリーナーで断面をきれいにしていきます。最後に走行テストを行います。

「いいですね~」

ようやく作業完了でございます。

数日間、立ちっぱなし作業が続いたので、「あ~」って感じです。

▼Nゲージ「783系 TNカプラー改造+碍子塗装」

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加工前(奥)と加工後(手前)

加工前(左)と加工後(右)

他の車両も同様に作業を行いました。


▼碍子塗装

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部品を一度外してから下処理を施します。

下塗りが終わったところです。

碍子をグリーンで塗装します。

続いて「コッパー」で塗装します。

塗装完了です。作業はすべて完了いたしました。