▼HO/16番ゲージ「TOMIX 国鉄70系+キハ 室内灯ユニット結線」

今回の作業は過去に何度も経験しておりますが、メーカー純正ユニットを取り付ける際、最も苦心するのが『接点の微調整』です。

本製品はNゲージ用の室内灯ユニットを2つ使用する仕様ですが、この接点合わせが非常にシビア。すべての接点が完璧に噛み合わなければ、片側だけが不点灯になるという事態を招きます。この調整に頭を悩ませた方も多いのではないでしょうか。

そこで当店では、独自の対策としてユニット同士を直接『結線』する手法を採用しています。物理的に繋ぐことで接点不良のリスクを根本から解消し、確実な点灯と安定性を実現しています。

▼Nゲージ「C62 キャブ内点灯化他、多数ご依頼」

作業内容

  • C62 キャブ内点灯化+テンダーテール点灯+人形配置 x 2体
  • TOMIX 近鉄5000系 KATOカプラー交換+行先シール貼り
  • DD51 x 2 ※前面パーツ取付/ EF510 ナックルカプラー化
  • 24系寝台 印刷積み行先 -> 別シール貼り(上野)
  • 24系寝台ナックルカプラー化

▼TOMIX 近鉄5000系 KATOカプラー交換+行先シール貼り

まずはこちらのカプラー交換(アーノルド -> KATOカプラー)と行先シール貼りは完了いたしました。次に進みます。


▼DD51 & EF510 ナックルカプラー化

DD51およびEF510におきまして、付属のナックルカプラーが入っておりませんでしたので、当店所有のストックからお取付けさせていただきました。


▼24系寝台 印刷積み行先 -> 別シール貼り(上野)

既存の行先は印刷パーツに印刷済みであることから、一旦下地の白を上記のように貼ります。その上から行先シール(上野行)を貼ることで完了です。


▼24系ナックルカプラー化


▼室内灯2色LED組込み

キッチン(白色)、ダイニングルーム(暖色)となります。写真ではやや白っぽく見えますが、色合いは暖色系となっております。


▼蒸気機関車 ご指定側のカプラー加工


▼KATO C62 キャブ内点灯化・テール点灯化・人形配置

テンダーの分解を行います。

続いて、ピンバイスを用いた作業に移ります。ここで最も肝要なのは、左右の位置を完全に一致させることです。わずかのズレであっても、全体の(左右対称)が損なわれ、仕上がりの美しさに致命的な影響を及ぼしてしまいます。繊細な工程であるため、細心の注意を払い、慎重に作業を進めてまいります。

適正な穴あけが終わったところで、0.5mmの光ファイバーを埋め込みます。

光源を埋め込み点灯テストを行います。

撮影環境の影響により、写真ではやや白っぽく写っておりますが、実物は赤みの強い、非常に深みのある色合いに仕上がっております。

続いてキャブ内点灯化改造です。

よく見ると、従輪が逆向きに取り付けられているようですね。いずれにしましても、一度分解いたしますので、その際に正しい向きへと修正しておきます。ご安心ください

光源を組み込んでから配線してきます。今回使用した配線は、0.125mmと非常に細いウレタン線を使用しております。

何度か調整しながらテスト走行して明るさと色合いを確認します。

ご希望のあった人形もキャブ内に配置して、すべての作業が完了いたしました。

▼Nゲージ「KATO 旧103系 ヘッド&テール点灯化改造」

K様、いつもご来店のたびにご丁寧にお土産までいただき、誠にありがとうございます。さて、今回お預かりしたのは旧103系のライト点灯化改造ですね。手に取ってみますと、非常に歴史を感じさせる一台で、私としてもどこか懐かしい気持ちが込み上げてまいりました。

作業内容一覧

  • 先頭車(一番上+4番目)の車両のヘッド&テール点灯化改造
  • 行先+種別を白色ベースの上に再度貼り付け

ヘッド・テールにピンバイスで穴あけを行います。

続いて、ヘッドライトです。はじめは、0.3mm~はじめ徐々に刃径を変えながら、最終的に2mmまで広げていきます。

穴あけがすべて終わったところで、レンズを制作して埋め込んでいきます。

光ファイバー1.5mmの先端をドーム状に加工して2mmに広げ、適正サイズにカットしたのち、光硬化樹脂を流して紫外線により硬化させます。いかがでしょうか、上記のようなきれいなヘッドライトレンズの完成です。

テールにも光ファイバーを埋め込みます。

ヘッドライト用の光源を作ります。

屋根の加工も併せて行っておきます。上記のように中央を四角く切り抜きます。

床面運転席側をカットします。

レンズ後ろに制作しておいた光源を固定して配線します。

M車&T車、共にヘッド&テール点灯化改造の完了でございます。また、ご希望の行先表示および列車番号表示機の背景白色処理も行っていきました。

▼Nゲージ「機関車トビー君の動力化改造」

作業内容一覧

  • トビー君の走行可能化(動力組込み改造)
  • カプラー組込み ※アーノルド

まずはトビー君を分解して、作業手順を考えます。

屋根からの突起を超音波カッターでカットしたのち表面をカッター削ります。

正面からみた切り取り面です。

最も工数を要したのは、動力部の小型化加工です。市販のKATO製チビ電用動力をそのまま使用することは不可能であったため、金ヤスリによる徹底した削り込みを実施いたしました。ひたすら現物合わせで削り込みを続け、本来のサイズを大幅に下回る極限の状態まで加工することで、ようやく搭載に成功しました。

屋根面に動力ユニットの受けを作ります。

サイドも1.2mmのプラバンを左右に配置して動力ユニットの固定とします。

前後にアーノルドカプラーを組み込めるように改造を加え、問題なく連結と走行ができることを確認します。

KATO製動力ユニット特有の、極めて滑らかな加速および減速性能を最大限に引き出しております。また、独自加工を施した連結部についても、実走試験において一切の支障がないことを確認いたしました。作業完了でございます。

▼HO/16番ゲージ「カツミ製 東武10000系10030型50番台 インレタ転写」

先日は遠いところご来店いただき、本当にありがとうございました!

お預かりした車両の価値を思うと、正直なところ作業には相当な緊張を伴いますが、直接お会いしてさまざまなお話しできたことで、非常に理解あるお客様でございました。

可能な限りご満足いただけるように対応させていただきます。

こちらが4両セット

そして、こちらが2両セットです。共に新品購入ということで、併せて、Nよりも桁1つ上 x 2.5倍くらいします。

まずは、車両を箱から取り出してクッションの上に載せて作業します。

ご準備いただいた資料をもとにインレタを転写していきます。

とにかく慎重に作業します。

他の車両も同様に作業を進めていきます。

緊張感から解放され、ようやくすべての作業が完了いたしました。

▼HO/16番ゲージ「PLUM 115系 キット組立(改)2両」

今回のご依頼は、上記キットの組立およびクハ111系1000番台への改造となります。

まずは、すべて袋から出しておきます。

大きなパーツはあらかじめランナーから切り離しておきます。改造する個所ですが、まずは既存の正面タイフォン用の穴を埋めてから、新たに下側を加工して取り付ける形となります。また、右側面の窓を埋めから、新規に窓を作り直します。


車体をスキャンして、加工する個所のタイフォンや窓などの正確な位置関係を割り出します。

特にタイフォンの左右の位置確認は大変重要です。だいたいの感覚で穴開けしてしまうと、左右がアンバランスとなり見た目がおかしなものになってしまいます。この辺はしっかりと手順を踏んで左右共に正確な穴位置に加工を施す必要がございます。

穴あけ位置を示したテンプを車体に貼ります。

中心にポンチを打ってから、穴径を「0.5 -> 1.0 -> 1.5 -> 2.0」 と確認しながら徐々に広げます。


床下機器の固定・取付は完了です。

ガラスパーツも結構な部品点数です。

その他のパーツ類もランナーから切り離しておきます。

床下塗装前に念入りに洗浄します。

この状態で乾燥させます。

下周りはフラットブラックで塗装しました。

ご希望のカプラーのお取り付けには、加工を施す必要がございます。

カプラーのお取り付けが完了しました。

続いて台車のお取付けです。

台車を取付けるため中央にスペーサーを固定します。

まずは下周りは完成です。

ボディーを被せて具合を確認します。

問題はなさそうです。


ここからボディー改造を制作を再開します。

窓のテンプレートを作るため車体側面をスキャンして窓枠のデータを作成します。

レーザーでテンプレートを作ります。

このように車体に貼り付けて、これに沿って窓を切り抜いていきます。

電動工具を使って大枠を削り出してから、断面の仕上げは手作業で仕上げていきます。

ご要望いただいておりました新たな窓の加工が、ご覧の通り無事に完了いたしました。引き続き、もう1両につきましても同様の加工を施したのち、塗装作業へと移ってまいります。