▼Nゲージ「マイクロ 東武DRC O/H他/小田急車両 フロント分割」

作業内容

  • マイクロ 東武DRC モーター車 O/H ※走行不良&異音
  • マイクロ E751系スーパーはつかり ※走行不良&異音
  • 小田急1000系 正面パーツ分割化 x 2両分

 

異音とギクシャク感が出ています。

こちらの車体については、ほぼ動かない状態です。

それでは早速作業に入ります。まずは一旦すべて分解してメンテナンスしていきます。

一通りメンテナンスを終えてテスト走行で問題ないことを確認しました。


▼小田急1000系 正面パーツ分割化 x 2両分

時間は要しましたが、素材への負荷を最小限に抑えるため、カッターで幾度も切れ込みを重ねる慎重な手法を選択しました。時間はかかりましたが、その分、安全かつ確実に分断することができました。

最後に切断面を耐水ペーパーで研ぎ出しを行いました。作業はすべて完了いたしました。

▼Nゲージ「KATO 電気機関車 修理&加工他」

作業内容一覧

  • KATO EF60の台車修理
  • KATO EF60アメリカントレインに手摺りと開放テコの取り付け
  • KATO EF81に金属配管取付
  • マイクロエース EF61のカプラー交換+ネオジウム埋込

▼KATO EF60台車修理

台車のツメが完全に途中から折れてしまい固定できないようです。

完全に欠損しております。

作業がしやすいように一旦分解します。

欠損部分の復元も考えましたが、接着等では強度が不足して再び折れてしまう可能性もございましたので、以下の方法で対処いたしました。残った部分をすべてニッパーで切り落としてからピンバイスで穴あけを行います。その後、金属線で以下のようにコの字型に加工して埋め込んで固定します。

このような感じで埋め込みます。

しっかりとした強度が確保されました。

あとは実際に車体に組込んで左右の首振りや上下可動のキャパが充分確保できているか確認します。

すべてOKです。


▼マイクロエース EF61のカプラー交換+ネオジウム埋込

通常のカプラー交換と違って取り付けにはちょっとコツのいる作業です。

ネオジウムを埋め込みます。

作業完了です。


▼KATO EF81に金属配管取付

樹脂製部分を先にカットしてからピンバイスで穴あけを行います。非常に小さい箇所で不安定な個所への穴開けとなるうえ、向きもありますので、大変難度の高い作業でございます。


▼KATO EF60アメリカントレインに手摺りと開放テコの取り付け

手すりと解放テコの取り付け工程に入っております。本車両はもともとこれらのパーツを取り付ける仕様ではないため、適正な位置を割り出した上で一から穴あけ加工を施していくことになります。また手すりも2色のツートンカラーとなりますので、取り付けにはいくつもの工程を踏んでいく必要があります。

▼Nゲージ「KATO 115系1000番台+クモニ143 ライト加工・カプラー加工他」

作業内容一覧

  • 115系 ヘッド&テールライト輝度アップ
  • 115系 室内灯組込み ※8両
  • 115系 先頭部のスカート固定+TNカプラー化 ※4両
  • クモニ143 ヘッド&テール点灯化改造
  • クモニ143 先頭部のスカート固定+TNカプラー化
  • クモニ143 パンタグラフ交換 ※PS23、部品が市場にない場合は持込パンタを使用

ご希望のパンタグラフの在庫確保ができたましたので、発注させていただきました。運よく最後の一点でございました。


まずは、115系のヘッド/テールライト輝度アップからです。

旧製品となりますので、昔の電球タイプとなりますのでLEDに置き換えてまいります。

台車から連結器を切り離します。

ぴょん室内灯を組み込んで点灯テストです。ヘッドライトも明るくご希望の色合いとなったと思います。

ここからご希望のカプラータイプへと改造して参ります。

旧製品に多く見られた台車一体型の首振り連結器をご希望により改造していきます。

0.5mmほどかさ上げします。

スカートも加工を施して固定します。

加工を終えたTNカプラーを固定します。

このようになります。

残りの車両も同様に加工を施していきます。

▼Nゲージ「EF58 & ED75 ディテールアップ+光沢仕上げ他」

ご依頼者様のご要望により機関車の大幅なディテールアップを行ってまいります。


▼EF58 61号機ディテールアップ

まずは作業しやすいようにすべて分解していきます。

まずは、ボディーから外せるものはすべて外します。

ヘッドライトレンズの取り外しは、表面が傷にならないように木の棒の先端を丸く加工してから、内側から軽く押し出します。

ボディーがすべて分解できたところで、次は台車です。


▼専用ツールの制作

今回の作業にあたっては、非常に細かな作業が連続するため、いくつかの専用ツールを事前に制作いたします。

1)電動マイクロピンバイス φ0.2/0.3

2)電動マイクロ面だしツール ※2種

3)マイクロペン

4)穴あけ用ガイド


1)電動マイクロピンバイス

正確な穴あけと作業の効率化。回転数可変パルス制御方式の超小型・超軽量の電動ピンバスでございます。

今回のような作業では、どうしても欠かせないツールとなります。

【部品構成】

本体/ピンバイス固定マウント/超小型6Vトルクモーター/制御回路/電源/垂直ドリル φ0.2&0.3

と、構成はいたってシンプルです。


まずは試作を設計して3Dプリントします。

内部にブレ防止の対策が施してあります。あとは、先端にピンバイスを差し込めば内部で固定されます。本体の大きさは、約4センチと非常に小さく軽量です。

電動マイクロピンバイスのメリットについて

・φ0.2 or φ0.3といった、扱いの難しいドリルにつきましても折るリスクを低減。

・手動ピンバイスに比べ、貫通までの時間を大幅に短縮。

・曲面の穴あけにおける、刃滑による塗装面のガリキズのリスクも大幅に低減。

・回転数は、素材や厚さに合わせて調整可能。厚さ2mmのプラ板も、わずか3~4秒程度で貫通。※高速回転時

・軽量コンパクトにより、指先の疲労感は少なく連続した作業でも安定した穴あけが可能。

出来上がったものがコチラです。左:0.2/右:0.3 ※シャンク径:φ3.175

何度か作り直しながら改良を加え、ようやく実用に耐えるツールに仕上がりました。特に難しかったのは、ドリル先端が一切のブレなく回転させるのに苦慮しました。

電源は、単三電池BOX(3V)を使用します。昇圧回路を組み込んで、3Vから5Vまで電圧をあげてあります。

スイッチはモーター横に付けてあります。軽い力で[ON/OFF]操作が容易にできます。

N用の屋根であれば、極細ドリル(φ0.2)でも折ることなく、わずか2秒程度で中心からまっすぐ貫通します。

EF58の屋根フックの穴あけと各部の正確な穴あけ作業に効果を発揮します。


さて、続いて面出しツールの制作です。こちらの制作はちょっと難しくなります。「このツールいったい何に使うんだろ~か?」と言いますと、車体の凸モールドを削るためのツールとなります。

通常メーカーが提供する完成品では、フックや手すりがモールドによって再現されておりますが、ディテールアップの際にこのモールドを平らに削る必要がございます。実はこの作業、本当に大変なんですよ。以前は、ノミなどでモールドをちまちま削ってから、ペーパーを小さく折り畳んでひたすが面出しを行っておりました。それでも場所によっては、フラットな面を出すのは至難の業です。そこで、機械の手を借りて正確にしかも早く面出しができるツールを制作することに致しました。

まず、根本的にピンバイスで使用する垂直ドリルではなく、スクエアエンドミルを使用します。このドリルの特徴は、先端が平らで横方向にも削ることができるため、面出しの際によく使用されます。

Nゲージの車体加工に適したツールとするには、軽量・コンパクトで狭い箇所にもしっかりとドリルが入り面出しができることが条件となります。これらを実現するにはいろいろクリアしないといけない課題が多々あります。

設計も終わり、早速パーツを作りテストしてみることにします。先端はアタッチメント式となっており、目的に応じてソケットを交換できるように設計しました。青色の部分が実際に装着されたドリルをイメージしたものです。今回は、ソケット1(細モールド用)となります。これを本体に装着することで、モールドのみ削り落とすことが可能なはず?・・です。ドリルは、φ0.5の超硬エンドミルを使用します。

使用方法としては、ソケットを上下に可動させて対象物の原点(Z=0)に調整してイモネジで固定します。

手すりのモールドは、正面、屋根、側面などに再現されていることから、どのような場所にも対応できるように設計してあります。

完成したツールの初期調整も終わり、本当にモールドのみがきれいに削れるのかテストです。

Bトレの屋根を使用して、配管やクーラーのモールドを実際に削ってみることにします。

使用方法はいたって簡単、削りたいモールドの上でスライドさせるだけです。回転速度は可変式で、高さのあるモールドは負荷が大きくなるため回転数をやや上げます。低めのモールドは低回転でも問題なく削ることが可能です。

クーラー中央の黒いラインが実際に削った個所となります。このように他の部分を削ってしまうことなく、モールドのみを簡単に削り落とすことができます。

今回は、手すりなどの細モールドに特化したツール制作となりましたが、その有用性が確認できたことから、今後は窓埋め改造などの面出しツールも制作する方向で検討しています。

さて、これでようやく準備が整ました。それでは、EF58の本格的なディテールアップに入ることにしましょう。


▼ディテールアップパーツの制作

各部のディテールアップパーツの制作も進めていきます。まずは車体をスキャンしてPCに取り込みます。

車体の原寸スキャンを行って、各部の詳細なデータを取得して取り付けるパーツを個別に設計していきます。パーツは、3Dプリンターによるパーツ生成とエッチングパーツ製作の両面から進めていきます。

先に制作したツールを使用して、手すりやフック部分などもすべて削り落とします。


▼台車の分解と加工準備

先代車をすべて分解します。

まずは、こちらの塗装から入ります。その前にしっかりと表面の油分などを落とすための洗浄を行います。最近よく使うのが、強力泡洗浄です。

台車の塗装開始です。

まずは、台車にプライマーを吹き付けていきます。次に台車の金属の質感を出すために「黒鉄色+ウィノーブラック+ブルー少量」を加えたものを吹き付けます。

濃度を薄くして表面にうっすらと上塗りをかけていきます。

黒ベースを基調として、時々覗かせる金属のギラッとした質感が出してみました。2~3回吹き付けながら、ちょうど良い感じになってきたあたりで吹き付けを止めます。

プラスチック感が消えて質感が出てきました。ただ物が小さいので、わかる人にはわかるといったこだわりの作業です。


台車に色差しを行っていきます。

塗り残しがないように、もう一度同じ位置に色差しを施します。

クリアー吹き付けにあたり、複数回に分けて塗膜を作りながら光沢感出します。

タンクに貼るデカールを制作して、貼り付け後にクリーアでテカテカにします。

取付けます。

ボディーを被せて全体の感じを見てみます。なかなかいい感じです。写真で見るよりも現物は、超テカテカです。ここから先もじっくり時間をかけて仕上げていきます。


▼ボディー加工内容

徹底的に加工していきます。

  • 正面フック削り出し・・フック制作+取付
  • 正面手すり削り出し・・手すり制作+取付
  • 正面ガラス削り出し・・ワイパー制作+取付
  • 側面ドアノブ削り出し・・ノブ制作+取付
  • 側面手すり削り出し・・手すり制作+取付
  • 側面上り用手すり削り・・手すり制作+取付
  • 屋根上フック削り・・フック制作+取付
  • パンタ周り高圧引込回路取付 ※真鍮製で作成

事前に制作したツールを使用してフックモールドのみを削り出します。

このようにモールドのみを削り出しました。

▼Nゲージ「KATO 681系 除雪装置、トイレタンク、カプラー取付、中間連結取付(要塗装)」

まずはカプラーと取付とトイレタンクの取り付けです。

指定の位置に固定していきます。

カプラーは若干かさ上げします。

台車も加工します。

ご希望のM車以外の取り付けが完了しました。

続いて連結開口部のリペイントです。

パーツ洗浄後にホワイトで塗装を行います。上塗りとして「ライトグレー」を通常よりも薄めてから色を調合したのち吹き付けていきます。

▼Nゲージ「EF58 カスタム+オハ35 コンバージョンキット組付け」

作業内容一覧

①KATO製 EF59-29号機の制作 ※加工ベース車体:KATO EF58「品番:3020-4」

  • ナンバー取付(EF58-29号機)
  • つらら切取付
  • メーカープレート取付:[日立] 楕円型タイプ
  • 鋳造先台車へ改造 ※添付部品より
  • にぎり棒取付
  • ホイッスル取付
  • 別途添付された車体「EF58 品番:3055-1」のボディーを上記で加工を終えたボディーとを入れ替え

②MORE製 EF58-35号機の制作

  • KATO製「EF58 品番:3020-4」下周りを使用する ※載せ替え/補足:先台車は、EF5835~39用に既に改造済み
  • KATO製 パンタグラフの取付
  • メーカープレート:芝浦 丸型タイプ ※●芝 EF1832用を転用
  • 可能であれば、カプラー交換 ※Z01-0282 CSナックルカプラー
  • KATO製 スポーク先輪
  • KATO製 既存のにぎり棒をKATO製へ変更
  • インレタ貼り:EF58-35

▼Nゲージ「マイクロ 新幹線0系1000番台 室内灯取付」

さて、今回はメーカー純正の室内灯お取付けです。

この車両はボディ外しが難しく、室内灯のお取付には苦労された方も少なくないと思われます。無理に手で開けようとすると、ボディーの継ぎ目が傷だらけになってしまうリスクを伴います。中でも先頭車のボディー外しは極めて難しく、かなり慎重に行う必要がございました。

ボディーの取り外しは、手で簡単に開けられる構造ではなく、非常に注意を要する作業となりました。私の場合は、4種類の樹脂製工具を使い分け、隙間に差し込んでボディーに負荷がかからないよう少しずつ慎重に開けていく手法をとりました。

室内灯をお取付けする時間よりもボディー外しにかかる時間の方が長くなってしまいました。こちらの車両は、ご自身で室内灯を装着される際にはかなり苦労されるモデルの一つと言えます。 実際に施工した感触としては、M車(動力車)が比較的スムーズに開く一方、先頭車は非常にタイトな構造でした。

ようやく、全10両の室内灯のお取付けが完了いたしました。

▼HO/16番ゲージ「宮沢製 C57 修理・調整+E10組戻し」

作業内容一覧

  • 宮沢製 C57 蒸気機関車 「修理・調整・O/H」
  • 鉄道模型社製 E10 蒸気機関車 「組み戻し・修理・調整・O/H」

▼宮沢製 C57 蒸気機関車 「修理・調整・O/H」

今回のご依頼では、車輪の回転時が安定しないとのことです。それでは早速原因の特定と修理を行っていくことにしましょう。

分解していきます。

モーターも外します。

各部のパーツを個別に確認しながら調整していきます。まずは左右の「エキセントリンクロッド」を真っすぐなるように調整します。

ラジアルロッド・コンビネーションレバーなども調整しなおします。

シャフトにチューブを差して車輪をゆっくり回転させながら各部の動きを注意深く見ていきます。

手でゆっくり回転させながら確認していくと、特定の角度で違和感を覚える感覚があります。さらに見ていきます。

リターンクランクも一度外して適正な角度と位置を調整しなおします。

ピストン棒にも問題がありそうですので、こちらも一旦外して確認していきます。

ピストン収納部のスペースに若干のキャパを持たせておきます。その後、棒ヤスリで表面を仕上げて処理します。

修復跡なども見られましたので、こちらも適正な状態となるようにすべて付け直します。パーツをハンダ付しなおします。

ハンダを削り落とします。

調整が終わった個所は順に戻していきます。

何度か分解と調整を繰り返しながら、ピストン棒とユニオンリンクに修正を加えながら、各部がなめらかに動作するまで調整します。

軸に直接ピンバイスを固定して、ゆっくり手で回しながら各部の動きをじっくりとみてきます。これを繰り返しながら、それぞれのパーツが問題なく機能しているか確認して、違和感を覚えたポイントがあれば再び分解と調整を繰り返しながら、ようやく「正転・逆転」ともにスムーズに車輪の回転を確認しました。

最終確認として、テスト用モーターを繋いで「低・中・高速」回転時における各部の動きをしっかりと確認していきます。


▼鉄道模型社製 E10 蒸気機関車 「組み戻し・修理・調整・O/H」

▼HO/16番ゲージ「PLUM 115系 キット組立(改)2両」

今回のご依頼は、上記キットの組立およびクハ111系1000番台への改造となります。

まずは、すべて袋から出しておきます。

大きなパーツはあらかじめランナーから切り離しておきます。改造する個所ですが、まずは既存の正面タイフォン用の穴を埋めてから、新たに下側を加工して取り付ける形となります。また、右側面の窓を埋めから、新規に窓を作り直します。


車体をスキャンして、加工する個所のタイフォンや窓などの正確な位置関係を割り出します。

特にタイフォンの左右の位置確認は大変重要です。だいたいの感覚で穴開けしてしまうと、左右がアンバランスとなり見た目がおかしなものになってしまいます。この辺はしっかりと手順を踏んで左右共に正確な穴位置に加工を施す必要がございます。

穴あけ位置を示したテンプを車体に貼ります。

中心にポンチを打ってから、穴径を「0.5 -> 1.0 -> 1.5 -> 2.0」 と確認しながら徐々に広げます。