コンテンツへスキップ
それでは作業を始めます。まずは機関車からです。ヘッドライトも暗いので明るくしたいとのご要望でございます。
まずこちらは、既存の電球を取り外して高輝度LEDへと置き換えると同時に指向角も35°に合わせます。こちらは作業工程の写真は省略します。
さて、お次は機関車後進時の後部ライトの点灯化改造です。
現状はこのようになっており、埋まっていて点灯しません。
センターを打ちます。
次に0.5mmのドリルで穴あけを行います。
お次は、1.5mmを使って幅を広げます。
貫通しました。
1608チップLEDに0.125mmのウレタン線を配線します。
ここにチップLEDを埋め込みます。
この上にレンズを被せます。
車体上部に配線して固定します。
まずはヘッドライトのテストです。大変明るくなりました。
続いて、後進時のライトですがこちらも明るく発光できています。OKです。
▼2軸客車の室内灯点灯化改造
分解して作業手順を決めていきます。
ミニ室内灯を作ります。
すべての作業が完了いたしました。
新たにセラミックコンデンサーを追加しておきます。ヘッドライト周りの遮光処理も併せて行っておきます。
明るく鮮やかな電球色発光となりました。両運転台ですので、反対側も同様の加工を行っております。
▼EF58電気機関車 パンタ修理他
パーツの取付およびインレタの貼り付け完了です。
▼ライト不点灯修理
単純な接点不具合によるものと考えていましたが、どうもそう単純なものではなさそうです。基板上の部品が損傷していたりと基盤事態が故障しているようです。
1つ1つ見ていきます。
ダイオードも損傷しているので交換します。その他にも不具合があるようです。
これはちょっと時間がかかりそうでうね。さらに基盤を外して詳しく見ていきます。
基盤が故障したことで、大きな負荷がかかったことで、ヘッド&テールのLEDもすべて損傷しておりました。こちらもすべて交換する必要がありそうです。
根本的に基盤の部品構成を作り変えました。修理には約3時間ほどかかりましたが、無事作業は完了です。
▼381系 パーツ取付+シール+インレタ
インレタ・シールの貼り数は、結構な量がありますので集中して作業を進めていきます。
すべての作業が完了いたしました。
今回の作業では、座席の塗装および床(塗装orシール)による再現、そして2Mにおける同調、ライトレンズ周り黒塗装、インレタ貼りとなります。
よくよく車両数を数えてみますと14両もあることに今更ながら気づいました。
まずは車体を分解するところからですが、これだけでもかなりの時間を要します。基本的に室内灯も一旦すべて外してからまた付けるといった作業も発生することになります。
特にモーター車の座席板の取り出しは少し手ががかります。
すべて取り出しました。次に取り出したパーツの洗浄作業です。
洗剤でしっかりと表面の油分を完全に落とします。この作業を怠ると、塗装またはシールが簡単に浮いたり剥がれてしまいます。
自然乾燥では少し時間がかかるので、今回は乾燥器で強制乾燥させます。
色を調合して作ります。
1回目は全体に薄く吹き付けておきます。2回目は少し濃度を上げて隙間もすべて塗装します。
左:1回目の吹き付け -> 右:2回目の吹き付け
座席の塗装が終わりました。次に床シート制作と細かな個所の仕上げを施します。
約3時ほどかけてようやく床のカットデータ14両分を作りました。このあとシートに印刷を行いカッティングマシンで切り出します。
印刷後に先に制作したデータをもとに機械でカットします。
データの制作に少し時間はかかりますが、さすが機械で自動カットすると、正確でカット面も大変きれいですね。
ぴったりと床面が収まりました。
残りの車両も仕上げていきます。
ご依頼者様のご要望により同調加工も併せて作業します。
一方が極端に早いので加工して速度差を小さくしました。
先頭車のライト周りの塗装およびインレタの貼り付けもすべて完了しました。
まずは車体を分解して、内部構造を確認して作業手順を決めていきます。
車体をスキャンしてPCに取り込みます。
ライトユニットの試作を作ります。
車体のサイズに合っているかなど現物合わせで確認します。
部品を組み立てて車体に組込んでテストします。
ライトの位置関係を確認しながら、部品のサイズと形状の調整を繰り返していきます。
その前に、「白・赤」の2色LEDを作ります。通常であれば、内部スペースの問題からチップLEDを採用しますが、こちらの車体では比較的スペースに余裕があるため、砲弾型のLEDを使用しています。
白色LEDの後方に赤のチップLEDを配置することで、ヘッドとテールを1つのLEDで実現できます。
全部で8本加工して作ります。
加工が終わった段階ですべてのLEDの点灯テストを行います。
何度か現物合わせを重ねながら出来上がった部品がこちらです。大きな変更点としては、LEDの配置を約1mm程度前方に移動しています。このあと「パーツ組立て>LED組込み>遮光塗装」の順でユニットを完成させます。
ライトの光り具合を見ていきます。このあと各部の遮光処理と光源のマスクを行います。
まずは、正面上部を遮光します。
次に車体の湾曲の形状に合わせた部品を作り遮光板を上部に組込みます。
ガラスパーツで遮光板を挟み込みます。
ライトを残してこのように内部の遮光が出来上がりました。他の車両を同様に加工を施します。
実査にボディーを被せて部品が干渉していないかを確認しておきます。良さそうです。
これらの配線を行っていきます。
ボディーを被せてライトの点灯テストと遮光具合を確認します。
ライトユニット周りは大きく変わりました。直接光源をベースに固定してからLED周りを巻く形で遮光しています。
ヘッド&テールが終わったところで、正面の表示機の点灯加工を行います。
それぞれ内部の構造が異なるので、違う方法で組み込みます。
このような部品を作り、ウェイトの上部に固定してLEDの受けを作ります。それをベースとしてサイドビューLEDを配置します。もう一方の車体にはこの方式が適用できませんので、5mmのフラットLEDを絶妙な位置にくるように調整してダイレクトに発行させています。その際に、明るくなりすぎないように抵抗値を高めにしています。
作業完了でございます。
今回は、前回のゼブラ側ではなく反対面ぼ点灯化でございます。ご依頼者さまのご希望で、停車時も点灯できるように加工します。
作業工程につきましては、前回とほぼ同じとなりますので、以下省略いたします。
ご要望通り停車時も点灯化でございます。作業完了でございます。
テールライト用の導光材の一方が折れてしまったとのことで、片テール点灯状態となっております。
分解するには前方のスカートを先に外す必要がります。次にライトユニットの上のカバーを前側にスライドさせて外します。
さらに床下も分解してようやく導光材を外せます。
まず破損した導光材の断面に熱で加えて復元します。
次に軽くクリアーを塗布しておきます。
反対側もカットして同じ長さになるように長さを整えます。※上記写真
1608チップLEDを直列に接続しておきます。
テールライト用のLEDを外します。どうもヘッドライト用のLEDに不具合があるようで、逆電流に対して漏れが発生しているようです。新品に交換しておきます。
テール用のチップLEDを左右共に導光材の後ろに配置して固定します。点灯テストもOKです。
ヘッドライト用も新品LEDへ交換しました。
このタイプの車両ではヘッドマークが[前進・後進]ともに点灯するタイプですので、テール用のLEDを外したことで、このままでは後進時に点灯しなくなってしまいます。そのため、加工して後進の際にもマークが点灯するように加工を施す必要があります。
フラット型のLEDを新規に配置してテールライト用のLEDも基盤から配線しています。
点灯テストです。いいようです。
ライト関連の修理は完了です。次にモーター車のO/Hを行います。
モーター内部のブラシカスがだいぶ出ています。
モーター内部の汚れも溶かし出して落とします。
こちらも真っ黒です。次にモーターからの共振を抑えるための加工を行います。
まずは仮のシートを貼りモーターと収納スペースの幅を見ます。
組込んだ状態でモーターを回転させて共振が小さくなるように調整していきます。
まだ改善できそうですので、もう一度調整しなおします。
よさそうですね。だいぶ完全されたと思います。
あとは台車周りのメンテと調整、少量の油差しを行って完了となります。
作業完了でございます。
車輪の汚れによる集電不良といった単純な不具合ではなさそうです。不動の原因を調べるため分解していくことにします。
モーターを取り出して、単体テストを行ってみると内部で1つ断線していることがわかりました。断線のつなぎ合わせは過去何度か行ってきていますが、こちらはちょっと無理っぽいです。
すでに終わっているようです。
現在ぴょん鉄でストックしているモータでサイズ的に同じサイズの物が1つありました。ただし、3V用ですので電流制限抵抗を間に入れる必要があります。
壊れたモーターからフライホイールを専用工具で引き抜きます。簡単に書いていますが、この部品は固くて抜きとるのが本当に大変でした。実際、工具のセンターピンを1つ破損させてしまいました。
新しいモーターに付け替えて、ドライブシャフトの受けを内側に新規に作り直して埋め込みます。少し硬いようですので、再度分解して調整しなおします。
内側をルーターで約1mm程度削って、クリアランスを確保します。
この作業を何度か繰り返して最適な設定を行います。ここまで来るのに約3時間。
組み戻して動作確認をします。カプラーも片側壊れてましたので、こちらも直しておきました。
車体の振動が大きかったので、もう一度すべて分解して振動対策を施しました。
抵抗を並列に4本つないでスペースに収まるようにしました。
最後に車輪を磨き上げて、作業は完了いたしました。当初は、単なる集電不良と思っていましたが、意外と大変な作業となってしまいました。
作業内容ですが、窓埋めとリペイントとなります。お客様のご要望で、白い部分の塗装をより白く塗り替えたいとのことです。また、先頭車前よりの窓埋めも行っていきます。
まずは車体を分解していきます。
部分マスクします。
平ノミを使って窓枠を削り落とします。
パテ埋めを行って換装してからぺーパーで平らにならしていきます。
作業の中で最も時間を要する作業です。埋め->削り->確認->埋め・・・を繰り返し行います。耐水ペーパーで「#600~#1500」で面出し作業です。
車体洗浄を念入りに行ってから塗装に貼ります。
マスキングシートを機械でカットします。
マスキングします。
明るめのホワイトで塗装します。
ヘッドマークの制作
ジャンパー線の塗装
ジャンパー線側の差し込みを5回トライしましたが、一向に部品が入りません。よく見ると穴のサイズが若干小さいようですので、工具でいったん広げてから再度部品を差し込みしました。
作業完了でございます。
今回の加工対象車両はこちらです。正面のダミーカプラーからTNカプラーへの改造を行います。
そのままでは作業できませんので、一旦ボディーを分解します。
スカートを外します。
ダミーカプラーが差し込まれた個所は、床下と一体化されているので、ニッパーで切り落とします。
切断面を平らになるまでルーターを使って削っていきます。
段差がなくなるまで平らにします。
合わせて、スペースに収まるようにTNカプラーにも加工を施しておきます。続いて、固定面をしっかり洗浄しておきます。
位置決めを行ってからTNカプラーを固定します。この際にカプラーが傾かないように注意して取り付けます。曲がっているとかっこ悪いですからね。
連結の具合を確認します。OKです。
あまり接近しすぎない位置に調整してあります。作業完了でございます。
さて、今回もこちらの車体への室内灯の組込みのご依頼でございます。ご希望によりこちらも前回同様に1F点灯化改造を施していきます。それでは早速作業に入らせていただきます。
まずは、室内灯ユニットすべて箱から出して準備します。こちらの車体への室内灯の組込みですが、ちょと難度が上がります。初めてお取り付けされる方は、「これってどうやって取り付けるの?」と疑問に感じることでしょう。また、ボディーを無理に開けるとライトの導光材を折ってしまう結果となりますので、注意して作業する必要があります。
連結を外します。
ボディーを外します。少々コツが要ります。
中間以外のボディーを外して取り付けの準備をします。
ここからは、ぴょん鉄のお取付け方法となりますので、あまり参考にはならないと思います。
まずは、ライト基盤を加工しておきます。左:加工前/右:加工後の基盤
次にこのような板を作ります。
これを写真の位置にはめ込みます。
集電板と加工したライト基盤をハンダ付します。
点灯テストを行いちゃんと集電されていることを確認します。ちなみに先に板状のものを差し込んでいたのは、ハンダ付の際に誤ってライトの導光材を溶かしてしまわないための安全策です。
反射板を作り裏に固定します。
▼2階建て車両への室内灯組込み
1階に組込む室内灯ユニットを作ります。
最後に点灯テストを行い作業は完了いたしました。