コンテンツへスキップ
こちらのコントローラーは基本的にフロントパネルの端子に外部電源(AC入力)仕様となっておりますが、外部電源ユニット故障によりありません。そこで新たなモジュールを内部に組み込んで配線しなおします。PWM、最大10A、400W仕様となります。現実的に10Aも使うことはありませんので、入力DC 4A(3A-DCブレーカー)とします。
こちらが、配線しなおした内部です。大容量コントローラーとしては、大変シンプルにまとまりました。
背面には、「2.1mmDCジャック 4A」を組み込みました。
テスト用にDCアダプター(出力15V)を一時的に代用して「DC-DCコンバーター」で12Vに降圧して、コントローラーの入力電源とします。
さて、今回のご依頼ですが、どうやってもライトが光らないとご相談をいただきました。
確かにヘッドもテールも光らないようですね。
分解します。
ライト基盤を取り出します。
基盤そのものの故障でしたので、お直しいたしました。
ヘッド用、テール用のそれぞれの点灯確認を行います。
OKです。
ユニットを戻していきます。
最後に点灯確認を行って、作業は完了いたしました。
ショートしています。
台車も取り外して1つ1つ確認していきます。
▼テール点灯化改造
取り付けられているパーツを切り離します。
テール点灯用パーツを新規に設計して3Dプリンターで作ります。
室内灯も屋根側面の光のバランスが良くありませんので、調整します。
作業完了でございます。また、ショートしていた原因を見つけるのに少々手間取りましたが、ボディーと床下の銅テープ?が接触している個所が3か所をありまして、それが原因でした。また、台車の集電にも問題がありましたので、そちらも対策いたしました。
今回のご相談では、速度が著しく遅いといったものです。まずは分解して1つ1つ確認していきます。
ルーターで削り穴を広げます。
回転のブレの度合いを見極めながら、最適な位置関係を見つけて微調整を行っていきます。
ギア内部の負荷を可能な限り低減させます。
動作確認と微調整をひたすら繰り返します。
どうもヘッドライトは故障しているらしく、不点灯のようです。今回はあくまでも動力のみの修理依頼でございますので、こちらは保留します。
作業が完了しました。こちらの機関車はもともとそれほど速度が出るようにできてはいないようです。現状からモーターの性能を最大限引き出せるように各部の最善の調整を行いました。
今回もボディーの修復作業でございます。「KATO製EF58 xxx」2台のご依頼です。
▼EF58-116 部分修復
現状はこのような状態でございます。顔の形が変わってしまってい感じですね。今回のご依頼は、ナンバープレート部分の埋め直しと塗装、それとインレタの貼り付けのご依頼となりますことから、気になる個所は多々ありますが、今回はそれ以外の個所の作業を行いません。
作業がしやすいように、ガラスパーツなどはすべてはずします。
ヘッドマークのフックも表面を削りだす際に邪魔になるので引き抜いておきます。
ナンバーをある程度削り終えたら、パテを塗って隙間を埋めます。先写真のようにマスキングシートを貼り、余分な個所にパテがつかないようにしておきます。パテがある程度乾いた段階で、「#600~800」のペーパーで仕上げていきます。
次に凸凹してしまっているヒサシも成型しなおして、形を整えていきます。
可能な限り面を慣らして塗装を終えたところです。あとは細かい箇所の色差しで整えてワイパーとヘッドマークステーを作り直したものを取り付ければ完了です。
可能な範囲で正面の形状を修復いたしました。また、各部のディテールアップパーツが、さわると簡単に取れてしまう個所が随所にありましたので、そちらも固定しなおしました。
作業完了でございます。
窓ガラスの加工だけではうまく収まらないようです。座席の加工も必要なようですね。
分解して干渉する個所を1つ1つ調整していきます。
座席パーツはこのように加工します。
反対側も加工しておきます。
切り離した面を平らにならします。
加工->調整->確認を繰り返します。
このように外側に膨らむことなく、ぴったりと収まりました。
高さと位置関係もOKです。
▼ライト点灯化改造
一体化されたパーツを分割します。
ヘッドライトを切り離します。
上記のようにギリギリまで切ります。
正面のガラスパーツを先に固定してから、切り離したヘッドライトの透明パーツを埋め込みます。
各ライト周りの遮光処理を行います。
ヘッドライトの点灯テストです。
まずは、ヘッドライトはOKです。次にテールライトに移ります。
テール点灯における制作過程は省略します。
テール点灯加工の作業も完了です。モーターからのノイズ対策を行います。
最後にカプラーを取り付けて作業は完了です。
▼ボディー洗浄作業
ボディー表面の汚れなどをきれいに落としていきます。
このようにボディー表面はテカテカに戻りました。
茶っぽい感じだった屋根も本来の光沢が戻りました。
ボンネットもきれいになりました。
▼窓ガラス貼り換え
経年劣化により窓ガラスがぱりぱり状態でした。まずは、裏面に付着したゴム系ボンド跡をきれいに削っていきます。
厚0.2mmの透明プラバンを使います。
ガラスをすべて貼り終えました。
最後に車輪を磨きだして作業は完了いたしました。
停車状態でヘッドライトが点灯できるように、モーター始動電圧をシフトします。
こちらの機関車に搭載されたモーターは非常に高性能で、わずかな電圧をかけただけで動き出してしまいます。LEDライト点灯開始電圧の半分程度でモーターが動き出してしまう感じです。
どうにか試行錯誤しながら、停車状態でギリギリライトが点灯。かなりシビアな調整が続きました。SLで難しいのは内部に回路を組み込むスペースがほとんどないことです。これが作業を一番難しくしている要因です。
作業完了でございます。
こちらは、先頭車に動力が入ったタイプです。このままでは作業しずらいので分解します。
ボディーの分解にはこちらのヘッドマーク回転用の工具を使います。
まずは、ボディー内のツメ位置を確認してから上記のように差し込みます。手前を外したら反対側も同様に差し込んで引っ張れば簡単にボディーの分解ができます。ボディー分解でやってはいけないことは、金属製のマイナスドライバーを使ってはいけません。塗装が傷になったりボディーの裾を変形させてしまうことがありますので、プラ製の工具を使います。
海外製の車両に搭載されて基盤は、国内の製品とは違いますね。
まずは、塗装前にボディーの洗浄を先に行います。次に修復に際して本体色を確認してから色を調合します。
本体色のクリーム色ですが、薄いグレーにわずかに茶色味を帯びています。かなり微妙な色合いです。まずは、近似色を用意して調合を繰り返して徐々に色を近づけていきます。この作業だけで数時間を要しました。
ようやく色の調合が終わったところで、塗装にはいります。
基本的にはまったく同じ色とはいきませんので、周辺にぼかし塗装を加えていきます。
次に反対側ですが、こちらの側は少し手間がかかりそうです。何かの溶剤によるものかわかりませんが、表面の色が溶けてやや下地が透けて見えます。また、周辺にわずかに黒く滲んだシミのようなものが見受けられます。
こちらの超精密研磨フィルムで表面を研磨します。
時間をかけて丁寧に研磨します。溶けた面が平らになり黒い滲みもだいたい取れました。この処理をしっかり行わないと、この後の上塗りでグレーに見えてしまいます。
マスキングしなおしてから、こちらも調合してたクリームを薄塗りで複数回に分けて吹き付けていきます。
こちらもぼかし塗装を加えて処理します。
次に「ダークグレー or タイヤブラック」で裾部分を塗装します。
線が細いので拡大しながら作業します。
複数回に分けて色の定着具合を確認しながら作業します。
修復塗装が終わったところで、側面の▼マークの復元を行います。
車体をスキャンしてPCに取り込みます。さすがにここまで小さいと機械でマスクシートを作ることはできませんでした。そこでデカールに置き換えて制作することにします。細かな作業箇所が大変多く、1両修復するだけでもかなりの時間を要します。
作業完了でございます。