▼1/24 RCバトルタンク「レオパルド2A5修理」

2005年に東京マルイから発売された、BB弾発射機構を搭載した「バトルタンク・シリーズ」です。主にプラで構成されているため、耐久性においてはやや難ありともいえる製品でございます。

東京マルイ製は、1/24スケール(全長約40センチ)となります。

【製品仕様】

サイズ:全長約410mm、全幅約158mm、全高約127mm(アンテナ、フィギュアを除く)
電源:本体/単三乾電池×8本(※別売)、コントローラー/9V乾電池×1本(※別売り)
使用周波数:バンド4 27.145MHz
適合弾丸:0.12g 6mmBB弾


▼各部の名称

以下、M1エイブラムス参照

砲口照合装置(マズル・リファレンス装置)……主砲の射撃精度を維持するための装置。砲口上部に取り付けた鏡へレーザーを照射して、砲身の曲がりや歪みを測定する。そして弾道計算機へデータを送って修正値を算出し、補正を行なう
M256型120mm滑空砲砲身部……砲身内部には腔綫(こうせん)が刻まれておらず、砲弾の発射で摩耗しないように硬質クローム・メッキが施されている
噴煙器(エバキュエーター)……砲を撃ったときに発生する高圧ガスが、戦闘室内に吹き返してくるのを防ぐ装置
7.62mm同軸機銃
砲塔前部装甲ボックス……装甲が一番厚い砲塔正面と車体正面は、装甲鋼板で造られたボックス状になっている。内部はハニカム構造1にされた劣化ウランなどの材質の異なる防弾構造材が重ねて封入され、複合装甲になっている。ちなみに劣化ウランの装甲材が導入されたのは1990年代始めで、重装甲型のM1A1 HAからとなる

砲耳……砲の砲塔への取り付け部
砲仰俯装置……砲の仰俯角2(ぎょうふかく)を調整する
M256型120mm滑空砲基部……砲弾発射時の反動による砲の後退を制御する砲駐退複座機や、砲弾を装填し砲尾を閉鎖する閉鎖機、砲を保持し砲塔に取り付けるための砲架で構成されている
砲手用照準装置……昼間用の光学式潜望鏡と夜間用の赤外線映像装置を組み合わせた照準装置。ちなみに目標への照準や目標までの測距は、砲手が照準装置を使って行なう。その後の、砲弾を命中させるための弾道計算や最終的な砲の旋回や仰俯角などの微調整は、弾道計算機を中心とした射撃統制システム(FCS)が行なう
車長用12.7mm機銃

車長用照準サイト……光学式で砲手用照準装置と接続されている
装填手用7.62mm機銃
車長用キューポラ火器照準器および動力装置
車長用パワーコントロール・ハンドル……ハンドルを操作することで、車長がレーザー測距装置の発振や、砲・同軸機銃の射撃、砲塔の旋回を行なえる
バスル部砲弾収納庫……砲塔後部の張り出しに設置された砲弾庫で、戦闘室とは装甲板のⒶアクセスドアで仕切られている。また砲弾庫が被弾して砲弾が誘爆した場合は、天井部のⒷ装甲カバーが吹っ飛ぶことで爆風や火災を上部へ逃し、戦闘室へのダメージを極力軽減する構造になっている

無線機アンテナ
環境センサー……弾道計算に必要な気象条件因子を測定するためのセンサー装置
砲塔外部ラック
エンジン排気誘導ダクト
冷却気送風ファン……潤滑油などへ送風を行なって冷却するラジエターの機能を果たす

冷却用空気取り入れ口
機動輪……エンジンのパワーを履帯に伝え、車体を動かす。星型の菅軸・外歯噛合式1で特殊合金製
X-1100-3Bトランスミッション……トルクコンバータや変速機、操向機、制動機の各機構で構成される動力伝達装置。機動輪に動力を伝達する
熱交換器
転輪……車体を支え、履帯が円滑に回転できるようにする。アルミ合金製で、周囲にソリッドゴムが焼き付けてある。また第1、第2、第7転輪部分には車内側にショックアブゾーバーが取り付けられている

スイングアーム……転輪とトーションバーを連結して車体を支え、地面の凹凸に応じて転輪が上下動できるようにするサスペンション。転輪が上下動することをホイールトラベルといい、この動作により不整地を走行する際に車体への振動を減らし、高速で走行できるようにする
トーションバー……履帯から転輪、そして車体へ伝わる衝撃をバーがよじれることにより、バネとして吸収してしまうサスペンション。車框下部に各側7本づつ配置され、バーの片側はスイングアームのサポートシャフト部に、もう一方はトーションバー・アンカー部に嵌合2(かんごう)している。材質は高硬度435H鋼
エンジン支持架
履帯……機動輪や転輪、誘導輪を囲むように連結された履板の環で、これをぐるぐる回転させることで車体が動く)、
ATG-1500ガスタービン・エンジン……M1は世界で初めて実用化されたガスタービン戦車。ガスタービン・エンジンはディーゼル・エンジンに比べて構造が単純で、機動時の音が静か。レスポンスが良くて加速性能や登坂能力が高く、寒冷地での始動性が良好であるなどのメリットがある。
一方、エンジンが高温となるため、高級耐熱材料が必要でコストが高く、熱効率が悪いため、燃費が悪いなどのデメリットもある。ガスタービン・エンジンと熱交換機、エンジン排気誘導ダクト、冷却器送風ファン、トランスミッションが一体化され、パワーパックを構成している

バッフルプレート
車長……戦車全体の指揮を執る。車長が小隊や中隊の指揮官の場合は、部隊の指揮も執る
砲塔バスケット……戦闘室の床面で砲塔とともに回転する構造になっている
装填手……主砲に砲弾を装填することが主務。また車載機銃の操作や通信機の操作も行なう
砲弾ラック
砲手……主砲の操作を行なう。敵戦車や攻撃目標に照準を付け、砲を発射する
砲手用照準装置および砲/砲塔コントロール・ハンドル……ハンドルを操作することで、砲手はレーザー測距装置の発振や照準操作、砲・同軸機銃の射撃、砲塔の旋回などが行なえる
旋回リング……砲塔を旋回させるためのレールリング
操縦手……戦車を操縦する
操縦装置
履帯張度調整装置
誘導輪……履帯を円滑に回転させるための輪で、履帯張度調整装置を伸縮させることで誘導輪をわずかに動かして履帯の張度を調節できる。また誘導輪と転輪は同じものなので互換性がある。ちなみにイラストには描いていないが、履帯を円滑に回転させる装置として第1と第2および第5と第6転輪の間に上部転輪が設置されている
車体前部装甲ボックス


▼分解作業

まずは分解して問題のある個所の特定と対策を施していきます。


▼分解作業

赤丸の5か所のネジを外す上部が外れます。

中身はいたってシンプルです。

砲塔にBB弾を発射するシステムが組み込まれています。

作業しやすいように、いったん配線をすべて切断して最終的にコネクター式にします。

内部は以外と広く、電池ボックスユニットを撤去すればカーラジコン用大容量バッテリーがそのまま入りそうです。

車体下の前方のボックス内にコントロールボードが入っています。


▼本体側配線

・黄色/白色・・砲塔旋回用モーター電源

・灰色・・砲塔側のクリスタル発信機およびアンテナへ

▼砲塔側配線

本体側の灰色太線(内部3線)から「赤色2本+オレンジ色」へ分岐

・赤色2線・・クリスタル発信機へ

・オレンジ・・アンテナへ


分解して作業する際に、上部と下部を完全分離できるように、上記のようにコネクター化します。他の配線も同様に加工します。

砲塔は回転ギアにある2か所のネジを外すと分離できます。

このようになります。

クリスタルは砲塔下部の位置に埋め込まれています。※写真参照

次に砲塔を分解するにはネジを6か所外し、少し強く引っ張ることで分割できます。

周りにグリスが溶け出しているので、パーツクリーナーなどを洗い流しておきます。

砲塔周りは複数の配線が混在しているので、作業がしやすいように外します。

このグレーの配線の中に3本の細い線が入っており、スポンジ巻の先から赤2本とオレンジに分岐します。

▼氷河戦士ガイスラッガー「ソロン号」

ガイスラッガーが攻撃に使用する万能戦闘機。全長25メートル、全幅20メートル、全高5メートル、総重量は15トン。エンジンは原子力、イオンの複合機関。機体は中央部が隆起しており、その脇から少し薄い機体と楕球型ドームを持つ左右部分、その端から段差装甲と後端にサブスラスター各一機を持つ主翼へと繋がる。隆起した中央部の後端にメインスラスターを一機装備する。外装は機体と機首が鮮やかな赤を基調とし、各翼部及び伸張部は銀色を基調としたカラーリングである。機体はソロン王国製の特殊合金プラチノンで覆われていて、ある程度の攻撃は跳ね返す威力を持つ。

1977年4月~テレビ朝日放送アニメ

▼作業工程1.「基本設計」

まずは、機体の設計からとなりますが、現代風に若干アレンジしていきます。

▼スパロボ「速水氏 ゴッドシグマ 」※ガレージキット

制作途中の過程は撮影しておりませんでしたので、いきなり完成直前からの写真となります。組立と塗装も終えたところです。

頭部を急遽作り直すことにしました。上記写真のように4か所すべて切り落としてヤスリで平らにならします。次にスキャナーで取り込んで突起部分をすべて作り直して、よりシャープなイメージに作りけます。

3Dプリンターでパーツを作り現物合わせで接合部を調整していきます。

パーツの継ぎ目をパテ処理していきます。

▼戦闘妖精雪風「1/144 グレイシルフ」

▼組立作業

途中の組み立て工程の写真はなどはここでは省力します。

このようになります。続いてパーティングラインとパーツ同士の継ぎ目の処理をしっかりと行っておきます

処理が終ったところで、塗装前にボディー全体を洗浄します。


▼塗装作業

数回に分けて「プライマーサーフェイサー」を吹き付けます。

▼ガンダム「可動戦士 MS-06S リペイント」


▼作業工程1「本体リペイント」

各部はネジ止めされてます。分解後に念入りに洗浄を行ってから下塗りを行います。

各パーツをシャドー吹きして最後に艶消しクリアーを厚めに吹いて塗装を保護します。

全体的に重厚感のある色合いとなりました。

▼作業工程2「モノアイ発光・回転ギミック」

モノアイは発光と回転ができるように改造しました。


▼作業工程3「武器リペイント」

ザクマシンガンも金属感を出すための塗装を施しました。

バズーカも同様です。


▼作業工程4「最終調整と仕上げ」

2セット分ありますが、量産型ザク用を一緒に塗装しておきました。

▼スパロボ「マックスファクトリー製 ゲッターロボ」

今から30年以上前に発売された、彩色済みソフビキットになります。今回はこちらの組み立て作業となります。

ソフビキットの制作では、プラモデルと作業工程が異なります。まずは、お湯で歪みを戻すことから始めます。次にパーツを温めながらカッターやハサミで切り出します。カットラインより若干余裕をもって切り出してから、徐々に切り出してカットラインに近づけます。

また切り口がしっかり整っていないと、パーツ同士の結合が正しく行えません。


▼ゲッター1の組み立て

パーツ同士を瞬着でしっかり結合させます。

彩色済みキットですので、組み立てだけでもこのようになります。

それでは塗装に少し手を加えていきます。

複数回に分けて徐々にシャドーを入れていきます。

ここからさらに色数を増やして重ねていきます。

戦闘を重ねて使い込まれた機体へと仕上げていきます。

まずは、「ゲッター1」の塗装作業はここで完了です。細かな仕上げは最後に行います。


▼イーグル号の組み立て

パーツ同士の継ぎ目をパテ埋めします。

組立後に洗浄して乾燥後させたのち「プライマーサーフェイサー」を吹きます。

表面に傷などがないか確認します。問題なければ塗装工程に進みます。少し変わった思考で塗装を進めていきます。

▼ガンダム「1/220 海洋堂 ナイチンゲール改」

小説「機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」に登場するシャア専用のMAである。映画版でいうところのサザビーに変わる相当する機体です。当時は、唯一海洋堂から1/220のガレージキットとして発売されたのみで、長年レアな機体とされてきました。昨今は、ガンダム関連の商品は大変充実しており、バンダイからもプラモデルとして発売されるようにもなりました。

今回は海洋堂製のガレージキットの制作となります。制作にあたり、各部の改造と新規プロペラントタンクを追加した改修を行います。

▼ガンダム「1/550 HG ノイエ・ジール 」

今回の制作は、こちらの機体となります。アクシズが開発した大型モビルアーマーで「アナベルガトー」が乗機する。機体の全長は70mを超え、肩までの高さで見ると実に90mほどに達する。主にビーム兵器を主体とするIフィールド搭載型の最終兵器。

▼工程1.仮組