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続いてこちらの機関車の修理のご依頼です。
こうして並べてみると、いかにパシナが大きいのかがわかりますね。
まずは現状を把握するため一通り動作確認を行っていきます。
ヘッドライトは電球からLEDへ置き換えます。3mm砲弾型をギリギリまで削ってから内部に埋め込みます。
通電のための輪郭部を研ぎ出してはめ込みます。
ステップがゴム系ボンドでグラグラしていたので、しっかりと固定しなおしました。
LED化したことで、低速時でもしっかり点灯を確認できるようになりました。
こちらはピクリとも動きませんので、分解していきます。
モーター単体でも動きません。さらに調べていくと、機関車のどこかでショートしているようです。この場所を見つけるのは意外と大変です。車輪から各部パーツを1つ1つチェックしていく必要があります。
各部の調整を一通り行いました。
走行テストです。
後進の走行にやや違和感があります。もう一度分解します。
ギアボックスのバタつきを抑えるため、左右にゴムパッドを配置して振動を押さえました。
今度はいいようです。前進・後進ともに回転が非常にスムーズでかつ音も静かです。作業完了でございます。