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テールライト用の導光材の一方が折れてしまったとのことで、片テール点灯状態となっております。
分解するには前方のスカートを先に外す必要がります。次にライトユニットの上のカバーを前側にスライドさせて外します。
さらに床下も分解してようやく導光材を外せます。
まず破損した導光材の断面に熱で加えて復元します。
次に軽くクリアーを塗布しておきます。
反対側もカットして同じ長さになるように長さを整えます。※上記写真
1608チップLEDを直列に接続しておきます。
テールライト用のLEDを外します。どうもヘッドライト用のLEDに不具合があるようで、逆電流に対して漏れが発生しているようです。新品に交換しておきます。
テール用のチップLEDを左右共に導光材の後ろに配置して固定します。点灯テストもOKです。
ヘッドライト用も新品LEDへ交換しました。
このタイプの車両ではヘッドマークが[前進・後進]ともに点灯するタイプですので、テール用のLEDを外したことで、このままでは後進時に点灯しなくなってしまいます。そのため、加工して後進の際にもマークが点灯するように加工を施す必要があります。
フラット型のLEDを新規に配置してテールライト用のLEDも基盤から配線しています。
点灯テストです。いいようです。
ライト関連の修理は完了です。次にモーター車のO/Hを行います。
モーター内部のブラシカスがだいぶ出ています。
モーター内部の汚れも溶かし出して落とします。
こちらも真っ黒です。次にモーターからの共振を抑えるための加工を行います。
まずは仮のシートを貼りモーターと収納スペースの幅を見ます。
組込んだ状態でモーターを回転させて共振が小さくなるように調整していきます。
まだ改善できそうですので、もう一度調整しなおします。
よさそうですね。だいぶ完全されたと思います。
あとは台車周りのメンテと調整、少量の油差しを行って完了となります。
作業完了でございます。