▼Nゲージ「キハカプラー加工+BONA 国鉄スハフ43 金属キット組立+その他」

まずは、マイクロ製キハ47へトミックスTNカプラー+スカートを取付けます。当然ながらそのままではお取付けできませんので、現物合わせで加工していきます。

こちらが今回お取付けするカプラー類です。

作業しやすいように分解しておきます。

何度か取り付けと確認を繰り返して、干渉するポイントを探りながらカプラーを加工していきます。

まず、カプラーが定位置に収まりました。

続いてスカートです。マイクロ車体へのTOMIX製TNカプラーのお取付は、そう簡単でもありませんので非常に時間もかかります。


▼キハ47更新車への取付加工

こちらも基本的に同様の作業となりますが、幌の分だけ前方にカプラーを配置する必要があります。


アクアエクスプレス亀裂修復+帯補修

こちらの車体は切り継ぎで制作されたもののようです。亀裂の修復依頼でございましたので、お直ししていきます。まずは、亀裂に瞬着を流し込んでからパテで埋めてならします。

お次は補修箇所にマスキングをしてからエアーブラシ(ホワイト)で塗装します、

このように亀裂が補修されました。次に帯剥げの修復です。特にひどい部分のみお直しします。

車体をスキャンして、上記のように補修されたデータを作ります。※黒線の個所

上部の文字も復元していきます。

デカールを作成して車体に貼ります。

中央の車両修復が完了しました。


部品構成を確認してタガネで切り出していきます。

穴あけ作業

雨どいや手すりと言ったパーツを取付けます。

次にベンチレーターの取り付けですが、既存の穴をすべて埋めます。

裏面にプラバンを充てます。

光硬化パテで穴を埋めます。

紫外線をあてて固めます。

完全に固まったとことを確認してからぺーパーで研ぎ出して平らにします。

説明書に従った位置に穴あけを行います。

再配置されたベンチレーターの取付が完了です。

車体をクレンザーでしっかりと洗浄してから塗装作業に入ります。

下塗りを終えたところで、このまましばらく乾燥させてます。

ちなみに、窓ガラスや一部パーツが付属しいないため別途新規で作る必要があります。


▼下周りの制作

そのままスハフ42の下周りを使用するとライトなどそのまま使えますが、ご依頼者様のご要望によりスハ44から座席シートを取り出してスハフ42に埋め込んでもらいたいというものです。

当然ながら、内部構造はぜんぜん異なりますので取り付けにはかなり加工を施さないと無理そうです。

上がスハ44、下がスハフ42(テール点灯付)の車体です。

まずは、スハ44から座席を取り出します。

次にスハフ42も全分解します。上記の写真からもわかるように、こちらの床下にはスペースがあり室内灯や集電版などのスペースが確保されています。

上がスハ44の座席裏面、下がスハフ42の裏面です。当然そのまま載せるだけでは座席が上に浮き上がってしまいます。

突起部分をニッパーですべてカットします。次に両サイドの出っ張りもカットします。

座席部分にも加工を施し、加工したものが上記のものです。

次にスハフ42のライトユニット部分を一部取り出して埋め込みます。

その前にスハ44の座席を少し短縮しておきます。

分断する個所に印をつけておきます。

このように分断します。

ユニットの遮光カバーを少し延長します。

基盤も短縮化して直接集電板にハンダ付します。

延長に伴い座席も1ラインカットします。テール側の台車ネジを加工して、座席本体をネジ固定できるようにしました。この加工により集電板を台車の接点に安定してフィットすることができます。

台車もだいぶ汚れなども見られましたので、一通り分解してメンテも併せて行いました。

継ぎ目の遮光を処理を施します。

何度か調整と分解を繰り返しながら安定した点灯を確保します。

最後の仕上げとして窓枠とがガラスパーツを制作して車体の裏から固定していきます。

ボディーと制作した下周りと合体させるわけですが、凹みの個所にボディーの突起が掛かる位置を探りながら調整したのち本体に固定します。

このようになりました。

テールの明るさもしっかりと確保されています。

作業完了でございます。

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