▼Nゲージ「キングスホビー特急富士 大幅改造」

こちらの大幅改造には、これだけでも数カ月を要する作業となりそうですので、他の作業と並行して、少しづつ進めて参ります。


まずは、すぐに作業に入れるこちらの機関車のライト加工から着手していきます。

▼Nゲージ「TOMIX コキフ50000 室内灯点灯+その他」

さて、こちらの車体の最大の難関であるボディー開けですが、簡単には開きません。本当に開かないんです。ツメが大きく深いため、今までのボディーを開けるのと同じ感覚で作業すると間違いなく壊してしまいます。

窓ガラスから内部をの覗き込んで、ツメ位置を確認します。通常は、ボディーを軽く開いて持ち上げると大抵は外れますが、こちらは工具なしではまず開きません。慎重に作業しながらようやく外れました。

ボディーを固定するツメがやや深すぎますので、半分程度まで削って分解が容易になるように加工しておきました。

最後に車輪のメンテナンスも併せて行っておきました。※2両とも


このあと、ご要望により窓枠の色差しとサッシ(銀)を入れました。作業完了でございます。

▼Nゲージ「E233系各種TNカプラー加工」

TOMIX電連付TNカプラーへの取付加工

こちらが今回の加工対象車両となります。

お取付けするTNカプラーです。

既存のカプラーですね。前方に押し出して使うタイプとなります。連結面の間隔が広くなりすぎて、あとから加工される方も少ないくないと思います。

裏はこんな感じです。

加工にあたり、他の個所に影響がでないように周りの部品を外しておきます。何度か行っている加工ですので、今回は加工途中の写真は省略します。

一通り加工が終わった車両です。ちなみにこちらの車両をTOMXI製TNカプラー化するのは意外と難しいんですよ。

間隔は、あまりギリギリまで狭めないように調整してお取付けいたしました。

作業完了でございます。

▼Nゲージ「KATO トロッコ車両とろきゅう組立・塗装他」

続いて塗装に移ります。

しっかりと洗浄して油分とほこりを落とします。

カプラーも「セミグロスブラック」で塗装しておきます。

水分が完全に乾いてから塗装に入ります。

その間に本体色のグリーンを調合します。

「う~ん、こんな感じかな」

落ち着いた色合いになりました。

ご希望のカプラーを取付けるには、カプラーを加工しないと付きません。

床板も平らに加工します。

お次は車内の塗装です。

色はこちらの「コーヒーブラウン」に決定。

ボディー塗装が終わり、デカールを貼り終えて最後にクリアーで全体を保護します。

薄塗りで5~10回ほど繰り返して塗膜を徐々に作ります。光沢が出すぎないよに、対象物の距離と量に注意しながら慎重に吹き付けていきます。

最後に組み立てて完成となります。

色合い光沢感、共に良い感じにできました。作業完了でございます。

相変わらず古いデジカメを使っているので、きれいに撮れませんでした。現物はいい感じですよ~

▼HO/16番ゲージ「カツミ モハ30形 + N)モハ72 修理」

現在の症状ですが、「HO/16番:カツミ モハ30型」車輪がロック。「N:モハ72」は、振動と異音発生です。

まずは、こちらから見ていきます。

いったん組み戻して確認。さらに調整が必要となり再度分解です。

今度は完全分解していきます。

歪みなど補正していきます。

組み戻して確認、また分解を何度か繰り返します。

車体に組み戻します。

ドライブシャフトも適正な位置に調整します。

動作確認完了です。


続いてNですが、こちらも長年の経験からみて恐らく経年劣化によるギア破損と思われます。この症状の特徴としては、車体の振動と音が発生する点です。(ゴトゴト音)

これは過去にも多々お直ししてきましたが、修理の中でも手のかかる部類に入ります。

実際に予測通りかを確認します。やはり、台車から振動とゴトゴト音が出てますね。

台車を分解してみます。

やはり亀裂が入っていますね。ギアを1から作る必要がありそうです。

元のギアを1200dpiでスキャンしてpcに取り込みます。それを元に輪郭データを生成しておきます。

3Dデータを生成します。出来上がったデータから3Dプリンターでギアを作ります。

すべての車輪のギアが割れていましたので、今回制作したギアにすべて交換しました。

最後に動作確認です。大変スムーズで振動及び異音が一切なくなりました。少々お時間はかかりましたが、無事に作業は完了しました。

▼Nゲージ「KATO C56 テール点灯加工」

テンダーを分解して内部構造を確認してから、作業手順を決めていきます。

組込みにあたり、干渉する個所を加工してスペースを確保します。

次にテール用の穴あけ前にセンターにくぼみを入れます。

0.5mmのピンバイスを使用して貫通させます。

回路と光源を組み込みます。

この状態でテールの中心にLEDが来るように位置を合わせます。

先端をドーム状に加工した光ファイバーを左右に組み込んで光り具合を確認します。いいようです。

遮光してからボディーを閉めます。明るさ、左右のバランス共に問題ありません。

最後に機関車を連結させてテストを行って、問題がないことを確認します。

作業完了でございます。

▼Nゲージ「マイク製 工事用凸タイプ 特殊加工」

今回の加工対象となる車体はこちらです。

【作業内容】前後ヘッドライト点灯化、テールレンズ埋込、台枠前後にゼブラ貼り、手すり白塗装、安全ライト点滅(点滅間隔:0.5sec/0.6sec)、Mメンテ

以上が、ご依頼者様のご希望作業内容となります。

点滅位置にLEDを配置します。すでにボディー上部にクリアレンズを2か所埋め込んであります。このあと実際にマイコンにプログラムして、点滅テストを行います。

既に発注してあるマイコンの到着待ちです・・・・


プログラムを書き込んだマイコンをギア下のスペースに詰め込みます。ここに電源とLEDを接続します。

最後にボディーを被せた状態で走行テストを行い、色合いと明るさのも問題なく作業は完了いたしました。点滅灯も明るい部屋でもはっきりとわかる明るさと、設定した点滅間隔で「ピカピカ」と光って見ていて飽きません。

▼▼HO/16番ゲージ「マイクロ&TOMIX キハ183系 ライト加工+インレタ+カプラー交換」▼

まずは、マイクロ製の車体にトミックスのカプラーを取付けます。

元のカプラーを取り除きます。次に取り付けるカプラーを加工します。

高さ調整のためのシートを敷きます。

カプラーの張り出し具合と高さの調整を繰り返し行い位置を合わせていきます。

お次はライト加工です。

ユニット内部はすべて作り直します。電球と暗めのLEDが入り混じっていますので、すべて高輝度+表示機は白色を使います。

白色LEDにすべて組み替えてから色合いを調整します。

正面の表示機(中央)もこのようにLEDが配置されました。

大変明るくなりました。

次にトミックスのインレタ貼り作業へち移ります。


パーツ、インレタ、シールなど結構な量があります。総数はかなりの点数に及びます。

すべての作業が完了いたしました。

▼HO/16番ゲージ「KATO EF58 パーツ取付+タンクデカール貼り他」

さずがにHO機関車のパーツは多いですね。

それでは早速パーツを取付けていきます。

まずは機関車のパーツお取付け完了です。次に作業に移ります。


▼貨車・タンク マークデカール貼り

貼りつける場所の汚れをしっかりと落としておきます。

デカールの切り出しを行います。

まず、テスト的に今回使用しないデカールを試してみます。水に浸すとバラバラになってしまいデカールが劣化しているようですね。やもえないので、新規にデカールを作ることにします。


最後にこちらのホキ800形のカプラー交換とパーツの取り付けです。

まあまあ部品点数がありますね。取り付けには車体を一旦分解する必要もありそうです。また、床下部の穴径とパーツの差し込み径が合ってないようで、そのままではパーツが奥まで入りませんでした。そこでピンバイスで穴開けし直す作業が別途必要となりました。

先にご気希望のカプラーへ交換します。

パーツの取り付けも完了して、作業はすべて完了しました。

▼Nゲージ「KATO E351系 カプラー+トイレタンク塗装取付他」

まずは、カプラー加工からです。

そのままでは取り付けできないカプラーですので、加工していきます。

残りの車両もすべて取り付け加工を行います。

先頭車へのTNカプラーの取り付けは少々難しくなります。

まずはニッパーでカプラー受けを切り落とします。

面をきれいにならして平らにします。

加工したTNカプラーを写真の位置に押し出して固定します。

すべてのカプラーのお取付けが終わったところで、トイレタンクの取り付け作業に移ります。

パーツの分類をして棒に固定します。

下処理を終えてからグレーで塗装します。

資料を基に適正な位置に各パーツを取付・固定します。

すべての作業が完了しました。