▼HO/16番ゲージ「Tenshodo キハ58各種パーツ取付」

今回は、Tenshodoさんの「キハ58」の各種パーツ類のお取付けです。この手のHO車両は、各種パーツの取付けとインレタ貼りなどの作業が思いのほか多いです。

説明文を読みながらの作業となるので1つのパーツを取り付けるのも一苦労です。

接着固定は、量が多すぎれば外にはみ出して目立ちますし、少なければ強度が弱くなってしまいます。上記のような保護柵のような細いパーツの取付けは、つまようじなどの先っちょに少量取り、接着する箇所の始点にいったん付けてから糸を引かせ終点でつけて固定すると量のコントロールがしやすくなります。直接接着剤からパーツに直付けすると周りにはみ出して失敗します。

金属製の保護柵がうねって変形してたりと、形状を戻す作業が別途発生するなど1つのパーツを取付けするにも一苦労。

先に室内灯から手を加えていくことにします。「ん?」点灯させてみるとやたらと暗い。上にプラ製の白カバーが被っているが、厚みがありすぎるような気が・・・。

右は、カバーが付いた標準状態/左は、あえてカバーを外した状態。

そのままではあまりにも室内が暗すぎるので、カバーは外していきます。

カプラーの全交換も完了です。

続いてジャンパー線の塗装に入ります。

1本1本、筆で下塗り作業を施していきます。

今回は、「セミグロスブラック」を使います。

最後に車番と表記を貼って完了となります。

今回の作業では、想定以上に時間がかかってしまいました。そのままではパーツが入らない箇所が多々あり、その都度ピンバイスで穴あけし直したり、逆に穴が大きすぎていたりと思いのほか大変でした。パーツ類は、すべてパーツが切り出された状態で袋に入っておりましたが、パーツの一部が破損(カットミス)などもありました。どうにかこうにか作業は完了でございます。

▼Nゲージ「KATO D51やまぐち号・テンダー側テール点灯改造」

加工費:4,800円/両 ※特殊電飾加工

テンダー側のテール点灯のご依頼でございます。

ピンバイスで的確な位置に穴あけを行います。この作業が一番難しく重要な作業です。少しでも位置がずれると、点灯時に左右アンバランスとなり見た目が良くありません。

光ファイバー(φ0.5)を使います。

作業完了でございます。

▼Nゲージ「箱館ハイカラ號30形キット組立」

今回の制作では、キット組立後に「ヘッド&テール点灯化」も行っていきます。


▼パーツ洗浄作業

今回は、組み上げ前にパーツの洗浄作業を先に行っておきます。


▼組立作業

グレードアップパーツ(金属パーツ)の取付けが加わると作業時間と難易度は大幅に増します。

う~ん、パーツ取付け位置を調べたりと意外と時間がかったりします。完成写真がネットにアップされておりましたので、それを参考にしながら作業をすすめていくことにします。


穴あけ用ガイドの制作ですが、正直こういったものは若干お値段を上げてでも商品とワンセットにして入れてもらえると助かるのにな~と日々思います。ディテールアップキットの多くは、説明書に「下から何ミリの位置に穴あけせよ」と書かれていますがこれをガイドなしに適正位置に穴あけするのは意外と大変です。もちろんスケールにもよりますけど...。結果、ガイドなしで穴開けする場合、穴あけの間隔がずれて正しくパーツが入らなかったり、傾いてパーツがついてしまったなどの経験をされたかたも少なくないように思われます。

レーザーで切り出して制作したガイドに沿って穴あけしていきます。次に正面パーツの側面(1mm幅)に0.4mmの穴あけ(手すり用左右2か所とミラー1カ所の計5カ所 x 2 = 10ヵ所を穴あけせよ)とあります。おいおい


金属パーツをプライヤーで曲げていきます。

ヘッド・テール点灯用に先にピンバイスで穴をあけておきます。


▼塗装作業

まずは、塗装前にもう一度全体を中性洗剤でよきう洗浄してからしっかり乾燥させます。

続いてサーフェーサー(下地)を吹きます。

金属パーツを洗浄したあと、接着固定。

先にプライマーを塗ってから黒塗装してあります。その後、動力を取付けて下回りは完了です。続いて車体本体の塗装に入ります。塗分け箇所が多いので、ちょっと大変そうです。

完成まであと少しです。

ようやく塗装が終ったところで、ライト点灯化するための改造作業に入ります。ちょっと難しい作業となります。まずは、上記のような部品をレーザーで作ります。

中央のヘッドライトには「φ1.0mm」、テールには「φ0.5mm」の光ファイバーを埋め込んでいきます。断面はドーム状に加工してレンズのようにします。

レーザーで制作した「厚さ0.5mm」のライト用プレートに「ヘッド/テール用」にチップLEDを埋め込みそれぞれを配線(0.12mm)していきます。車体正面パーツにそのまま接着固定も考えましたが、LEDが故障した際に部品交換が困難となるため、このようにユニット化してあります。ちなみに上記のマス目が「1cm x 1cm」になります。非常に小さなライトユニットです。


最後にミラーなどの細かなパーツを取り付けて作業は無事完了いたしました。

▼Nゲージ「KATO 103系ウグイス ヘッド&テールLEDおよび正面幕点灯化改造」

まずは、ヘッド&テールを電球からLEDへと入れ替えます。

まずは、LED(白色&電球色)化します。


表示器の点灯改造です。ここからちょっと難しい作業になります。まずは、ヘッドライトの導光パーツを取り出して3つに分割します。

作業完了です。シールを貼ってもしっかりと明るさが確保されています。

▼Nゲージ「KATO 小田急10000形HiSE LED加工」

今回のご依頼では、「KATO 10000形標準室内灯(電球)」をLED化する加工でございます。まずは、ヘッド&テールをLED化する作業から始めます。

連接部のツメの折れですが、構造的に折れやすいようですね。経年によるプラの劣化もあってか簡単に折れてしまいます。

新規にプラバンを使って上記のような連結を作りました。

本来の室内灯の作業よりも何かとこちらの方が大変でした。緩すぎると簡単に抜けてしまい、固すぐると割れたり可動に支障があったりとデータ何度も作っては試す繰り返しとなりました。

作業完了でございます。

▼Nゲージ「東京メトロ8000系・ゆふいんの森他」

H様、今回もご依頼ありがとうございます。早速作業に入らせていただきました。

パンタグラフ修復

差し込み口に折れた部品が残っているためこれを取り除かなくてはなりません。

はい、無事にお取付完了でございます。

モーター不調による修理・調整

まずは現状を確認してから修理にとりかかります。

分解してからM単体でのテストを行います。
モーター自体に問題がありました。
元に戻していきます。

動力車の床下「M車<->T車」相互ボディー入れ替え

M車からT車へ差し替えができるように加工を施していきます。

削る箇所に印をつけておきます。

ご依頼ありがとうございました。