▼スナイパーライフル「SOCOMGEAR CHEYTAC M200再販」

海外製メーカー(SOCOMGEAR ソーコムギア)製のボルトアクション・ガスガン「CHEYTAC M200」が再販となりました。前回の発売から7,8年は再販されていなかったことで、入手の難しい逸品となっておりました。当時の定価は18万ほどでしたが、今回の販売価格は30万と大幅な値上げがあったようです。装弾径も8mm->6mmとなっているようです。本体重量は10キロ近くに及び、重厚感あふれるライフルだけに、ディスプレイ用として購入されるかたもおられるようです。

本体色は「ブラック/デザートイエロー」の2色となります。こちらのライフルは、重量が10キロと重く屋外サバゲ―で使用するにはかなり無理があるかもしれません。どちらかと言うと観賞用でしょうか。

▼シューティング(2022/12/05)

今年最後の屋外シューティングです。

いつもご一緒させていただいている方が向こうで準備しています。

15mほど先にターゲットを配置して弾道を確認してホップ調整を行ってきます。

昼間とはいえ、さすがに寒いです。この日は2時間ほどで引き揚げました。

▼ターゲット「リードスクリュー式移動型標的」

今回は固定式ターゲットではなく、より実用的な移動式ターゲットの制作でございます。まずは必要な素材を準備していきます。

こちらが「リードスクリュー」になります。「シャフトカップリング」に「ステッピング・モーター」を取り付けることで「銅ナット」が左右に移動します。主に3Dプリンターやレーザー加工機などで多く採用されております。

▼スナイパーライフル「KING ARMS BRASER R93 Tactical2」※ガスガン

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ボルトアクション式ガスガンです。既に生産が終了しており稀に中古で出回る程度の希少品。LRS1同様に美しいフォルムです。今回、運よく中古で入手することができましたので、内部のオーバーホールと併せて外装も全塗装していきます。


▼分解作業

メモ:ストック側のネジは長め



▼本体塗装準備

ホーミングと中性洗剤で念入りに洗浄

▼本体の塗装作業

つや消し黒で3回吹き


▼各部パーツの分解・洗浄

ハイダーは洗浄後、内部までしっかり乾燥

ストックはいくつかのパーツで構成されている。


▼各部パーツの塗装

非常に深い色合いの黒に仕上がりました。


▼内部パーツカスタム

▼オプション「デジタル角度計」

今回ご紹介するのはこちらの「デジタル角度計」でございます。主にスナイパーライフルに装着して使用します。ライフルの傾きを数値化できるので精密射撃のツールの一つとして一定の効果は期待できそうです。

▼マウントの制作

▼バッテリーケース「PEQ-16タイプ」

こちらは、「エイミングデバイス・レプリカダミー」でございます。レーザーポインターおよびライト機能など一切ついておりません。今回こちらはバッテリーケース専用として加工してまいります。

バッテリーが干渉する突起などをカットします。

全体をマットブラックで塗装を行いプラ感を消してあります。


続いてもう一つの「フラット・ダークアース」のリペイントを行っていきます。

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リペイント完了です。

▼スナイパーライフル「S&T Chey-Tac M200」[BK]

それではこちらの大型ライフルの特徴を活かしたカスタム加工を行ってみたいと思います。

このライフル、とにかく重たいです。スコープ装着時で7キロを超えてきます。一般的なライフルは5キロ以下ですから、購入する際は覚悟しておかなくてはなりません。手持ちで撃つには筋力トレーニングが必要となるでしょう。基本固定撃ちのライフルですが・・。

▼戦術グリーンレーザーポインター加工

5mw 532nm ハイパワー戦術グリーンレーザーピカティニーレールマウントバレルマウントライフル ar 15 AR15 と散弾銃 3-0001 グラム
5mw 532nm ハイパワー戦術グリーンレーザーピカティニーレールマウントバレルマウントライフル ar 15 AR15 と散弾銃 3-0001 グラム

使ってみての感想は・・・

  • 光量は危険なほど強く直視したら危険な明るさ(激光)です。
  • バッテリーの持ちが良くない ※バッテリーの固定さがあるかもしれません。
  • 対象物を照らすポイント(丸)が大きい

1)外部電源化

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蓋をジャックが入る大きさまでテーパードリルで削ります。

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配線を先に通しておきます。

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このようにぴったりジャックが入りました。

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ピンにはんだ付けを行い蓋をしめて完成です。

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テスト用の電池ボックス。

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実際使用する際は、バッテリーケースから直接供給されるため電池切れの心配は必要ありません。

2)光量調整

▼M4A1-GUARDER-フルメタ-アサルトライフル

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今回のカスタム箇所は以下のようになります。

  • RASガード左右
  • ストック装着用バッテリーケース
  • スナイパースコープ 4-18X40
  • 145mmライザーハイマウント(スコープ用)
  • ライト&マウント
  • バイポッド
  • PEQ-16タイプバッテリーケースAN/PEQ-16
  • フォアグリップ FABタイプ
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結果的にいろいろ付けすぎて、かなり重くなってしまいました。使い勝手よりも見た目重視で仕上げた1丁でございます。

▼スナイパーライフル「ARES XM2010/MSR338」※ロングフルカスタム

今回の作業では、外装/内部すべてにおいてフルカスタムを施していきます。


▼QDサイレンサー装着

こちらのお品は現在入手困難となっております。

ACTION制M14 MPX QD タイプ G&PKINGARMSUFCVFC S&T」 ※仕様:14mm逆ネジ対応/全長:250mm,幅:38mm

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▼水平器付きデュアルリングスコープマウント

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おなじみの「ピカチニーウィーバーマウント」です。


▼タクティカル・グリップ

ライフルには計2個の「タクティカル・グリップ」を装着する方向でカスタムを行っております。こちらがその1つでレシーバー寄りに付けるグリップです。

タクティカルグリップ「Broptical MDBL SE5 タイプ」

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取付には内面を少し削る必要があります。現状確認を行いながら削り込む量を調整していきます。


▼M4用スナイパーグリップ装着

こちらは、前回の加工記事「ARES XM2010/MSR338 ショートカスタム加工」と同じとなりますので省力します。


▼三脚とホットシュー雲台

続いてライフルを固定するための3脚と雲台の取付です。

チタンボルト(M5x30mm)となるように加工し先を黒で塗装

適切な位置にテーパードリルで穴あけ

ホットシューにスペーサ(1mm)を挟みチタンボルトを通す

左右にぶらないようにしっかりと固定。

三脚側ボールジョイントはホールドし、上部のジョイントで調整。

▼トリガーボックスの調整

まずはトリガーを「マットブラック」にリペイントします。このあたりは好みがわかれるところです。

塗装過程は省略します。塗り終わったトリガーと安全装置ピンです。


▼サイドレール拡張


▼ゴールドリング・ビス止め

塗装前にビスを「シリコン・オフ」で洗浄


プラサフで下地処理 をした後、30分程度乾燥 


「つやあり黒」で2~3回に分けて薄く塗装


M5ビスが通るようにリング径を広げる


全部で24個作成し先に塗装しておいたビスと組み合わせて使用する

▼スナイパーライフル「ARES XM2010/MSR338」※ショートカスタム

既製品から約10センチ程度、バレルを短く加工しております。

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▼サプレッサー取付

まずは、全体を「つや消しブラック」にリペイントし、分割パーツは「シルバー」でアクセントを付けます。

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▼M4用スナイパーグリップ装着

続いて、純正グリップから「M4用スナイパーグリップ」に付け替えます。

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左:純正 / 右:M4用スナイパーグリップ

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純正グリップは先端の出っ張り部分が薄い

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こちらが「M4用スナイパーグリップ」で先端に厚みがある。

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先端部を薄く削る。

結構固いので一般カッターで削るのは困難。そこで、超音波カッターで削り取り、最後に金ヤスリで形状を整えます。

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ここまで削らないと入りません。

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▼シリンダーカスタム

本体からシリンダーを取り出します。。


▼フォアグリップ装着


▼チャンバー・インナーバレル

他のライフルから抜き取ったインナーバレルを350mmにカットして加工します。

市販のパイプカッターで上記のようにカットする。

上:今回取り付けるもの/下:純正のインナーバレル

※純正は、チャンバー位置固定用に切れ込みが入っている。

矢印位置に突起がりインナーバレルにはまるようになっている。

内部の突起をルーターで削り落とす。

とにかく固く入りません。無理にねじって入るが、今度は外れなくなりメンテナンスの際に大変困ります。

表面を200番のペーパーで削ったあと、1000番の紙やすりで水研ぎ。最後に「CRE-556」を少量塗布して抵抗なく収まりました。

▼シリンダーカスタム

ここでは既存のシリンダーを加工し性能向上をはかるとともにウェイトを入れてリアルショックを試みます。

ウェイトを2つ入れます。


スプリングガイドをウェイト分の長さ2センチほどカットします。


先端を削ってテーパーをつけます。


シリンダーヘッド研ぎ出し


外装リペイント(チタンシルバー)

上:軽量ピストン/下:ヘビーピストン

▼スナイパーライフル「KING ARMS BRASER R93 LRS1」[BK]


▼フォアグリップ装着

ここでは新たに「バイポッド(20mm対応)」とするための改造を行っていきます。

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20mmレールを組み込みグリップを装着


▼サプレッサーの取付

プラ製ハイダーを外し逆ネジ対応アダプターの組み込み「16mm->14mm逆」

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シルバー塗装でアクセント


▼外装ディテールアップ

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▼スコープレール加工

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上:組み込むレール/下:純正レール

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▼チャンバー改良①

さて、お次は内部カスタムですが、恐らくこのライフル専用に設計されたチャンバーではないでしょうか。当初、VSR-10用の社外チャンバーに置き換える予定でしたが、チャンバー形状・全長・外径も違うようです。ですので、現状のチャンバーを加工して命中精度アップをはかっていく方向で作業を進めていくことにします。

2mm厚のABS板をレーザーで切り出し


▼チャンバー加工②

弾道がいまいち安定しないので、再度分解して別の方法を試してみることにします。


▼ホップ調整ダイヤル

まずは、チャンバー上部の適切な位置に合うようにバレルに「1.8mm」の穴を開けます。次にM2ネジをドライバーで閉めこんでねじ切りを作ります。ここで注意することは、ねじ切りが斜めになったり無理に締めこまないことです。

ホップ調整ハンドルの制作

微調整可能なハンドルの完成


▼インナーバレルの交換

今回このライフルに組み込むのは「LayLax (ライラクス) PROMETHEUS デルタストライクバレル」になります。こちらの特徴は以下の通りです。


▼インナーバレルブレ対策

このようなリング状のパーツを作りはめ込みます。

「エクステンション・アウターバレル」をつけて固定します。リングの枚数は現物調整を行っています。ここでは4枚(2mm)となっています。


▼最終調整と試射

弾道の安定性を確実なものとするべく、分解と調整を繰り返します。