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メルクリンBR38 3098蒸気機関車です。
ボディーを外します。メカニカルな構造となっています。
3線交流式ですので、修理は少々手ごわそうです。
まずは、車輪を始め各部の接点なども一通りメンテナンスを行うところから始めます。
交流モーターです。内部ローターが完全に固着してロックしてます。この対応に少々苦慮しましたが、どうにかこうにか回るようになりました。実際に電圧をかけて回転するかのテストは、各部のO/Hがすべて終えた時点で行うことにします。
一通り分解して各部の修理/調整およびメンテを行って、いったん組み戻します。各部のギアも著しく回転が悪くなっていました。
電磁スイッチも調整します。
分解->調整->確認->また分解・・と何度か繰り返しながら動作を確認していきます。
ちなみにテストには交流電源が必要でしたので、旧式のTOMIXコントローラー(アクセサリー電源)のAC出力を制御できる回路を構築して、テスト環境を整えました。
ようやく終わったところで、実際に車輪の電圧をかけて回転具合を見ていきます。良さそうです。
作業は無事完了いたしました。今回、3線交流式の修理依頼ということもありまして急遽、交流動力によるテスト環境を整えることとになりました。