▼Nゲージ「鉄コレ 伊豆箱根鉄道3000系 ヘッド&テール+室内灯 点灯化改造」

▼作業内容について

  • ヘッドライト・テールライト点灯化改造
  • 室内灯点灯化改造
  • 台車集電機構組込み
  • 付属上級者パーツ取付
  • パッケージ制作

まずは、それぞれの車両用に室内灯ユニットを制作して組み込んでいきます。

先頭車、中間車ともに屋根上にターミナルを設置おきます。

先頭車の台車集電加工を行います。

台車の集電化を終えたら配線していきます。

これで集電機構ができました。

続いて、ヘッド&テールの点灯化させるための加工を施していきます。まずはガラスパーツを外しておきます。

続いて、ライトパーツの上面をシルバーで塗装して遮光します。

ボディーの内側もシルバーで塗装して遮光します。

光源を埋め込むためのパーツを作ります。

レーザーで切り出します。

1608チップLEDを埋め込んでから、UV樹脂を塗って黒で塗装します。

このように裏から固定します。ここまでの作業でしっかりと遮光処理を施してあります。次に、上部に2箇所穴あけを行って屋根上に配線を繋ぎます。

このようにすべてのユニットの組込みが終わったところで、集電版と接続します。

作業完了でございます。

HO/16番ゲージ「コアレスパワートラック 31PII(11.5)換装 」

分解していきます。

取り付けてある動力台車を外します。

台車についているパーツ類を換装する訳ですが、そのままでは取り付けできませんので加工が必要となります。

新たに中央に極薄ワッシャーを2枚重ねておきます。

調整と確認を繰り返して、問題ないところまで確認できた段階でボディーを戻します。

走行テストを行います。

最終確認も完了して作業は完了いたしました。

▼Nゲージ「EF58 & ED75 ディテールアップ+光沢仕上げ他」

ご依頼者様のご要望により機関車の大幅なディテールアップを行ってまいります。


▼EF58 61号機ディテールアップ

まずは作業しやすいようにすべて分解していきます。

まずは、ボディーから外せるものはすべて外します。

ヘッドライトレンズの取り外しは、表面が傷にならないように木の棒の先端を丸く加工してから、内側から軽く押し出します。

ボディーがすべて分解できたところで、次は台車です。


▼専用ツールの制作

今回の作業にあたっては、非常に細かな作業が連続するため、いくつかの専用ツールを事前に制作いたします。

1)電動マイクロピンバイス φ0.2/0.3

2)電動マイクロ面だしツール ※2種

3)マイクロペン

4)穴あけ用ガイド


1)電動マイクロピンバイス

正確な穴あけと作業の効率化。回転数可変パルス制御方式の超小型・超軽量の電動ピンバスでございます。

今回のような作業では、どうしても欠かせないツールとなります。

【部品構成】

本体/ピンバイス固定マウント/超小型6Vトルクモーター/制御回路/電源/垂直ドリル φ0.2&0.3

と、構成はいたってシンプルです。


まずは試作を設計して3Dプリントします。

内部にブレ防止の対策が施してあります。あとは、先端にピンバイスを差し込めば内部で固定されます。本体の大きさは、約4センチと非常に小さく軽量です。

電動マイクロピンバイスのメリットについて

・φ0.2 or φ0.3といった、扱いの難しいドリルにつきましても折るリスクを低減。

・手動ピンバイスに比べ、貫通までの時間を大幅に短縮。

・曲面の穴あけにおける、刃滑による塗装面のガリキズのリスクも大幅に低減。

・回転数は、素材や厚さに合わせて調整可能。厚さ2mmのプラ板も、わずか3~4秒程度で貫通。※高速回転時

・軽量コンパクトにより、指先の疲労感は少なく連続した作業でも安定した穴あけが可能。

出来上がったものがコチラです。左:0.2/右:0.3 ※シャンク径:φ3.175

何度か作り直しながら改良を加え、ようやく実用に耐えるツールに仕上がりました。特に難しかったのは、ドリル先端が一切のブレなく回転させるのに苦慮しました。

電源は、単三電池BOX(3V)を使用します。昇圧回路を組み込んで、3Vから5Vまで電圧をあげてあります。

スイッチはモーター横に付けてあります。軽い力で[ON/OFF]操作が容易にできます。

N用の屋根であれば、極細ドリル(φ0.2)でも折ることなく、わずか2秒程度で中心からまっすぐ貫通します。

EF58の屋根フックの穴あけと各部の正確な穴あけ作業に効果を発揮します。


さて、続いて面出しツールの制作です。こちらの制作はちょっと難しくなります。「このツールいったい何に使うんだろ~か?」と言いますと、車体の凸モールドを削るためのツールとなります。

通常メーカーが提供する完成品では、フックや手すりがモールドによって再現されておりますが、ディテールアップの際にこのモールドを平らに削る必要がございます。実はこの作業、本当に大変なんですよ。以前は、ノミなどでモールドをちまちま削ってから、ペーパーを小さく折り畳んでひたすが面出しを行っておりました。それでも場所によっては、フラットな面を出すのは至難の業です。そこで、機械の手を借りて正確にしかも早く面出しができるツールを制作することに致しました。

まず、根本的にピンバイスで使用する垂直ドリルではなく、スクエアエンドミルを使用します。このドリルの特徴は、先端が平らで横方向にも削ることができるため、面出しの際によく使用されます。

Nゲージの車体加工に適したツールとするには、軽量・コンパクトで狭い箇所にもしっかりとドリルが入り面出しができることが条件となります。これらを実現するにはいろいろクリアしないといけない課題が多々あります。

設計も終わり、早速パーツを作りテストしてみることにします。先端はアタッチメント式となっており、目的に応じてソケットを交換できるように設計しました。青色の部分が実際に装着されたドリルをイメージしたものです。今回は、ソケット1(細モールド用)となります。これを本体に装着することで、モールドのみ削り落とすことが可能なはず?・・です。ドリルは、φ0.5の超硬エンドミルを使用します。

使用方法としては、ソケットを上下に可動させて対象物の原点(Z=0)に調整してイモネジで固定します。

手すりのモールドは、正面、屋根、側面などに再現されていることから、どのような場所にも対応できるように設計してあります。

完成したツールの初期調整も終わり、本当にモールドのみがきれいに削れるのかテストです。

Bトレの屋根を使用して、配管やクーラーのモールドを実際に削ってみることにします。

使用方法はいたって簡単、削りたいモールドの上でスライドさせるだけです。回転速度は可変式で、高さのあるモールドは負荷が大きくなるため回転数をやや上げます。低めのモールドは低回転でも問題なく削ることが可能です。

クーラー中央の黒いラインが実際に削った個所となります。このように他の部分を削ってしまうことなく、モールドのみを簡単に削り落とすことができます。

今回は、手すりなどの細モールドに特化したツール制作となりましたが、その有用性が確認できたことから、今後は窓埋め改造などの面出しツールも制作する方向で検討しています。

さて、これでようやく準備が整ました。それでは、EF58の本格的なディテールアップに入ることにしましょう。


▼ディテールアップパーツの制作

各部のディテールアップパーツの制作も進めていきます。まずは車体をスキャンしてPCに取り込みます。

車体の原寸スキャンを行って、各部の詳細なデータを取得して取り付けるパーツを個別に設計していきます。パーツは、3Dプリンターによるパーツ生成とエッチングパーツ製作の両面から進めていきます。

先に制作したツールを使用して、手すりやフック部分などもすべて削り落とします。


▼台車の分解と加工準備

先代車をすべて分解します。

まずは、こちらの塗装から入ります。その前にしっかりと表面の油分などを落とすための洗浄を行います。最近よく使うのが、強力泡洗浄です。

台車の塗装開始です。

まずは、台車にプライマーを吹き付けていきます。次に台車の金属の質感を出すために「黒鉄色+ウィノーブラック+ブルー少量」を加えたものを吹き付けます。

濃度を薄くして表面にうっすらと上塗りをかけていきます。

黒ベースを基調として、時々覗かせる金属のギラッとした質感が出してみました。2~3回吹き付けながら、ちょうど良い感じになってきたあたりで吹き付けを止めます。

プラスチック感が消えて質感が出てきました。ただ物が小さいので、わかる人にはわかるといったこだわりの作業です。


台車に色差しを行っていきます。

塗り残しがないように、もう一度同じ位置に色差しを施します。

クリアー吹き付けにあたり、複数回に分けて塗膜を作りながら光沢感出します。

タンクに貼るデカールを制作して、貼り付け後にクリーアでテカテカにします。

取付けます。

ボディーを被せて全体の感じを見てみます。なかなかいい感じです。写真で見るよりも現物は、超テカテカです。ここから先もじっくり時間をかけて仕上げていきます。

▼HO/16番ゲージ「宮沢模型D50 煙突延長加工+TOMIX 室内灯結線加工」

今回の作業では煙突先端の延長加工となります。それでは部品を制作していきます。

内側にはめ込むように設計しました。

3Dプリント出力されたパーツを2次硬化させたのち、エアーブラシで黒塗装してから車体に取付けます。

設計通りぴったりとはまりました。作業完了でございます。


続いて、こちらは室内灯2ユニットの結線加工でございます。

今回の作業によりボディーを組み戻す際に、接点不良で何度もボディーを開け閉めしなくて済むようになります。

▼HO/16番ゲージ「中国国鉄 DF4Bディーゼル機関車 サウンドスピーカー交換」

今回対象となる車両は中国製DCC搭載のディーゼル機関車でございます。音が一切出なくなったとのことで、スピーカーの交換の依頼でございます。

最初の難関はボディーを開けるところでした。どうやら内部で固着しており、なかなか開かない状態が続きました。無理に力をかければ貴重なボディーを傷めてしまうため、時間をかけて格闘すること約1時間。ようやく、ダメージを与えることなく無事にボディーを開くことができました。

当初スピーカーは屋根上に設置されているものと考えておりましたが、どこちもスピーカーらしきものが見当たりません。

よく見ると基盤下に四角い箱のようなものに2本の配線がされています。他にそれらしきものが見当たらないので恐らくこれ!でしょうね。

しかし、この部品にアクセスするには、基盤に接続されたプリント配線もすべて外す必要があります。結構大変かつ慎重な作業が求められます。

プリント配線を1つ1つ慎重に抜き、ようやく基盤が外れました。

こちらがもともと付いていたスピーカーです。

新たに取り付けるスピーカーがこちらになります。

他の部品に干渉しないように位置を決めて固定します。

外したプリント配線を戻していきます。

元ある位置にスピーカーが収まりました。

開閉時に貼り付いていたなかなか開かなかったボディー内面にわずかにシリコーンを塗布してからボディーを被せます。これにより次回の分解時にスムーズに開けることができます。

最後に外れやすい手すりをUV樹脂で固定して作業は完了いたました。

▼Nゲージ「787系 36ぷらす内装シート加工取付」

シートの取り付けには、まず車体を慎重に分解する工程が必要です。それぞれのパーツに合わせ、指示通りに正確にカットしたシートを裏面からずれないように正しい位置に慎重に固定していきます。

中間車も同様の工程で作業します。

全6両すべての作業が完了いたしました。

▼HO/16番ゲージ「カツミ EF65 1000番台 40年以上前の製品レストア」

S様、本日はお越しいただき誠にありがとうございました。非常に楽しく有意義なひとときとなりました。40年以上前のHOゲージを始められた際の記念すべき『第一号車』。車両のレストアをお任せいただけることを、光栄に存じます。 現見させていただいた限り、確かな年月を感じさせる状態ではございますが、それこそがレストアの醍醐味です。当時の状態に可能な限りお戻しできるように再現してみせます。どうぞ楽しみにお待ちください。

塗装はご自身で剥離させたということですね。それからだいぶ年数が経っていると思いますので、表面に錆なども見られますことから、まずはすべて分解して1つ1つ見ていきます。

歪みや凹みなどお直しする個所が多岐にわたります。これは直し甲斐がありそうですね。

駆動系も動きませんのでこちらもすべてO/Hします。まずはボディーから作業に入ります。

外せる部品はあらかじめ外しておきます。

特に歪みが酷い箇所をプライヤーで可能な限り戻しておきます。

側面も凹みや歪みといった個所も同様に戻していきます。

ここから熱を加えて各部のハンダを剥がしてヒサシや点検台なども外していきます。

▼HO/16番ゲージ「PLUM 115系 キット組立(改)2両」

今回のご依頼は、上記キットの組立およびクハ111系1000番台への改造となります。

まずは、すべて袋から出しておきます。

大きなパーツはあらかじめランナーから切り離しておきます。改造する個所ですが、まずは既存の正面タイフォン用の穴を埋めてから、新たに下側を加工して取り付ける形となります。また、右側面の窓を埋めから、新規に窓を作り直します。


車体をスキャンして、加工する個所のタイフォンや窓などの正確な位置関係を割り出します。

特にタイフォンの左右の位置確認は大変重要です。だいたいの感覚で穴開けしてしまうと、左右がアンバランスとなり見た目がおかしなものになってしまいます。この辺はしっかりと手順を踏んで左右共に正確な穴位置に加工を施す必要がございます。

穴あけ位置を示したテンプを車体に貼ります。

中心にポンチを打ってから、穴径を「0.5 -> 1.0 -> 1.5 -> 2.0」 と確認しながら徐々に広げます。