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まずは、こちらのキハ40から作業に入ります。
いつもながら、HOは部品点数が多いですね。淡々と作業を進めていきます。
本日は早朝から作業をはじめて、部品の取り付けとシール・インレタの貼り付け、キハ22ライト不具合修理だけで1日が終わってしまいました。
続いて、ライト不点灯の車体です。分解して1つ1つ見ていきます。
台車を始め集電系の広範囲に絶縁皮膜が形成されてしまっているようです。個々の集電パーツを確認しながら対処いたしました。
何度か調整を行いながら、ちらつきもなく安定した集電により点灯が確保されました。最後の作業に移ります。
今回のメイン作業です。某ショップさんにてカスタムされたとのことで、ライト系に何か不具合をかかえているとのことでご相談を受けました。それでは早速作業にとりかかります。
まずは、ご希望のTOMIX製カプラー交換です。対象がマイクロ製ですので、当然ながらぞのまま付きません。カプラーと床下への加工が必要となります。
見たところだいぶ加工を施さないと取付できない感じですね。
付いているカプラーを外すために、いったん分解します。
上が元々付いていたマイクロカプラー、下が取り付けるTOMIX製のカプラーです。
まず手始めにカプラーの両サイドをカットして干渉するポイントを確認します。
サイドのパーツは干渉するのでいったん外して最後に加工して取り付けます。
このような感じに収まるイメージですが、もう少し前方に出す必要があります。
さらにカプラーを分解して加工を施します。
こんな感じでしょうか。
タンクパーツを加工して床下に再固定します。
このようにしっかりと収まりました。
お次はライト加工です。室内灯を始め既存のものは使いません。すべて作り直します。まずは付いているライト部品はすべて外します。
室内灯もこちらは使いません。現状の明るさを確認しましたが、やはり暗いようですし、どうもパッとしません。より明るく鮮明なものにしますので、新規に作り直します。
反対側のパーツ類一式が何もないので、こちらも考えなくてはなりません。1つ上の緑色のパーツ一式ですね。
ガラスパーツと仕切り版を内部に設置・固定します。
室内灯の新規組込み準備です。
ヘッドライトの光源は、砲弾型3mmLEDをライトの筒に収まるまで削り込んで、上記写真のように組み込みました。
車体内部のサイズに合わせた白色テープLEDを準備します。
各抵抗値を1kΩに変更してブリッジダイオードを取付けて完成です。
このように収まります。
屋根面を加工していきます。
両サイドに集電板を配置して、ターミナルとします。
さっそく取り付けた室内灯の具合を確認してみます。
良い感じの色合いです。あとから光量を明るくなり過ぎないように調整します。
組込むパーツを作ります。
レーザーで切り出し。
遮光シールを貼っていきます。
先ほど作ったパーツをおの上に配置します。
テール用の光源を配置します。そこから配線して屋根上に設置したターミナルに接続します。
ヘッドライト点灯テスト。明るさ色合い共にOKです。
極性を変えてテールの点灯テストです。OKです。反対側も同様に作ります。さすがにちょっと時間がかかりました。本日中にウェザリングまで終わるかな~と思っていましたが、ちょっと無理のようですね。さらにもう1日追加で作業時間を確保する必要がありそうです。
ターミナル部に1.5μFのセラミックコンデンサを繋ぎます。
両サイドに集電用の板を配置してそこにもセラミックコンデンサを配置します。
走行がギクシャクしてますので、車輪にこびり付いた汚れを工具できれいに除去していきます、。
走行テストとライト点灯確認です。
前進・後進ともに非常に安定しておりすべてOKです。室内灯も明るく白色LEDがきれいに点灯しています。あとはパーツの取り付けとウェザリングです。