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さて、今回はHOトミックス製客車の加工とコンテナデカール制作他のインレタなどの貼り付けのご依頼です。
まず、HOですが作業にあたり内部のガラスパーツの一部がございませんでした。反対側も同様にありません。このままですと方向幕のシールを貼ることができませんので、制作していきます。
こちらのパーツを制作する場合は、裏からプラバンを充ててから、表よりアクリル板を穴の形状に合わせてレーザーでカットして埋め込む形となると思います。
ノギスでサイズを測っておきます。
車体をスキャンして制作する部品と事前に図っておいた寸法を照らし合わせます。データの四隅を丸く調整したのちレーザーでカットします。
レーザーで切り出したアクリル板です。四隅が車体にぴったり合うように丸くしてあります。
ピッタリはまりました。
ご希望通り、小窓を白く仕上げてあります。このあと方向幕を制作して貼ります。
添付頂いたインレタが不足している物や別形式の車番が入っておりましたので、すべてデカールに置き換えて作り直すことにいたします。
ご希望内容がかなり特殊なため、1台仕上げるにもほぼ1日がかりです。
車番を始め、一通りご希望の仕様に仕上げるための番号が出来ましたので、あとは印刷して車体に貼っていきます。その前に、車体に印刷済みのものを削り落とさなくてはなりません。
印刷したデカールを切り分けてから、車体の貼り付け面を洗浄してから貼ります。
まずは、こちらのHOゲージがようやく完了です。
▼Nゲージ HOGARAKA 30ftコンテナ TDK
まずは、データー設計を行っていきます。
表面が、キュキュットなるように油分をしっかり落とします。
個別に切り目を入れておきます。
水に漬けます。
それでは貼っていきましょう。
マークセッターをやや多めに塗ってからデカールを乗せていきます。この時、まっすぐになるように位置を調整を行なってからそのまま放置します。しばらくして、デカールがある程度固定された状態で、水抜きを行いコンテナ面にしっかりと定着させます。
ベースにしっかりと定着したら、このまま放置して完全乾燥させます。このあと、クリアーコーティングしてデカールを保護します。
作業完了でございます。