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こちらのダミーカプラーをKATOカプラー密連型にしたいとのご要望でございます。
機関車側は既に双頭連結器に変更されています。それでは作業に入ります。
こちらの車両の分解には少々コツが要ります。簡単には分解できません。
前のネジはボディーの分解とは直接関係ありませんが、カプラー加工の際に必要となりますので、先に外しておきます。
はい、このようにボディーが開きました。初めて分解される方が苦戦するのは、前側の引っ掛かりでしょう。これは、ヘッドライト用のプリズムが前方に飛び出していることで、そのまま上に持ち上げただけでは外れません。少し左右にひねらせながら慎重に上に持ち上げると外れます。慣れないとプリズムを追ってしまいますので注意が必要です。
黒い部分を引き抜くわけですが、パーツが一体化しているので、先にヘッドとテールのプリズムを引き抜いておきます。
カプラー加工なはずが、この車体では完全に分解する作業が必要となります。
ようやく前方のパーツが取り出せました。
取り出したパーツをカプラーが入る大きさまで枠を広げてから、取り付けるカプラーと本体に0.5mmの穴あけを行います。その後、真鍮線を中心に差し込んで本体に固定します。
このように取り付けできました。後ろにネジ穴があるのでここに干渉しないようにサイズを調整します。
このように機関車と連結できるようになりました。
作業完了でございます。