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こちらの車体へのライト点灯化改造でございます。
内部を確認して、ライトをどのように組み込んで考えていきます。
それで実際に作業にはいります。まずは、正面の黒い部分をカットします。少しずつスジを入れながら作業します。
次に行先表示ですが、こちらはピンバイスで穴あけを行います。
わずか1mmのチップLEDに、ウレタン線(0.125mm)を配線します。
すごく小さいです。1.0mm x 0.8mmの極小LEDです。
正面行先表示の裏面に、チップLEDを埋め込みます。
小さくてもこの明るさです。他の3両も同様に埋め込みます。
▼ヘッド&テール用ユニット制作
まずは、フロントガラスをスキャンして正確なライト位置と形状を読み取ります。
まずは、出来上がったおおよその形状をレーザーで切り出して現物合わせを行います。
実際にパーツに重ねながらデータの修正を繰り返していきます。
調整したデータを再度レーザーでカットして、位置合わせを行います。この作業をぴったり合うまで、修正を繰り返します。
難しいのはここからです。
ライト位置関係とボディーへ設置感を確認していきます。
調整を何度か重ねながら、このような部品構成となりました。
実際にパーツを組み立てを行ってから、チップLEDを埋め込み黒で塗装。その後、レンズを組込み点灯テストを行い微調整します。
ライトユニットを黒で塗装します。
ヘッドライト用の光源の制作です。0.1mmの配線に0.8mmのチップLEDをハンダ付けして制作しました。ちなみに、LEDの大きさが0.8mmですから、端子のサイズは約0.2mmしかなくここに2本をハンダ付けする訳です。ルーペで拡大しないと見えません。
正しく端子にハンダ付されているかを確認するため、実際に点灯させてみます。4本中1本が非点灯となり、どうやらハンダ付けに失敗したようです。再度1本作り直して4本準備ができました。とにかく小さいので、ちょっとでも気を抜くとLED自体溶けてなくなります。1回のハンダ付は、0.5秒以内で完了させます。
制作しておいたライトユニットの裏側に埋め込んで固定します。次に樹脂を盛ってさらに黒で塗装します。
さて、同様にテールライト用も作ります。
3Dプリンターでレンズを作ります。
点灯テストです。
天井にはまったくスペースがないため、集電用の配線を長めに確保して直接本体につなげる方法で対処しました。
大変長らくお待たせいたしました、作業完了でございます。