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今回のご依頼は、こちらのM車改造となります。高難度加工となります。まずは、適用できそうな動力ユニットを探すところから始めることになります。
まずは、展望の点灯加工を行います。現状では、光がここまで回っていない状態ですので、新たに光源を追加します。
現状はこんな感じで暗いです。
基盤を取り外して加工します。
ここから配線を伸ばして、前に光源を追加します。
導光材の先端を平らにならします。
この位置に新たな光源を追加します。
展望部分も明るくなりました。
いいですね~。
イメージ通りです。
▼動力化改造
最大の難関である動力化改造です。こちらの車体にどのようにしてモーターを組み込むかを試行錯誤しながら進めていきます。
KATOの動力車を分解して、ここから改造に必要な部品を取り出してみます。
台車自体もかなりの改造が必要となりそうです。
2両走行ですので、片駆動で問題ないと思われます。
床板を一度カットして駆動台車を固定するパーツを結合します。
こんな具合です。
床下機器類も分割しておきます。
続いて床下機器を加工します。
ここにモーターを配置します。
モーターの寸法に合わして床下機器を加工します。なかなか良い感じに収まりました。
加工したパーツ類をいったん外してから別途、電流制御用の回路をモーターにつなげます。
床下機器の内側を削り回路を奥に埋め込みます。こうすることで目立たなくなります。
横から見るとこのようになります。
加工した室内灯を固定します。
現状のディテールを可能な限り保ったまま、M車化することができました。
続いて、カプラーを固定するためのベースをボディー側に設けます。
このようになります。
マスキングシートをグレーに着色します。
モーター本体に貼ります。
このようになります。
ボディーを被せます。
走りもスムーズで、ばっちりです。
今回の作業は、非常に難易度の高い作業となりましたが、無事にM車化することができました。