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まずは、「マイクロ製 DD54 修理・調整」ですが、約20分ほどで完了です。
さて、問題はこちらの車体の輝度アップのご依頼です。まずは現状を確認してみます。
写真で見るよりも現状はずっと暗く点灯しているのかわからない感じです。
車体床面を分解して基盤を取り出し、3倍輝度のチップLEDと抵抗値を変えて組み込んでみました。早速ボディーを被せて確認してみたものの、ほとんど明るくなった感じがしない。他にもいくつか方法を試してみましてが、ダメでした。
さて、どうすかな?。
基盤側の加工では解決しないので、ボディー上側を分解してみます。
まずは、導光材に加工を施していきます。
まずは導光材を2/3カットします。なぜかというと、砲弾型3mmLEDが入るようにするためです。
断面を削って平らにします。
最後にコンパウンドで磨いて曇りを消します。
切断面も本来の透明度が戻りました。
途中過程は省略しますが、削っては確認、また削っては確認を繰り替えします。また重要なのは8度ほどLEDを傾けてユニットに固定されている点です。
このようになりました。ここまでやらないと構造上明るくなりませんでした。
基盤側ではなく、ボディー側にLEDが配置されているのがポイントです。
結果はご覧の通り、はっきり点灯しているのがわかるくらい明るくなりました。
すべての作業は完了しました。ご依頼ありがとうございました。