ご依頼ありがとうございます。今回は、C62補助灯点灯加工も含まれることから、ちょっと大変そうです。

▼EF210テール点灯加工




両手がふさがっている関係でLED組込みまでの写真は省略します。


▼C62様のライト加工


まずは、テンダー側から加工に入ります。




同時に前照灯も加工します。

先にニッパーでテールライトの出っ張りをカットし、その後にピンバイスでテールセンター位置に穴あけを行います。このセンターへの穴開けは慣れていても意外と難しいんです。

続いて光ファイバーを埋め込みます。


前照灯側にはLED3mmを使用し、テール用には左右にチップLEDを配置します。


内部のダイキャストを三角型に削り光のルートを確保します。


▼機関車側の加工
まずは分解です。蒸気機関車の分解には充分注意して作業にあたらないと、パーツを破損させてしまったりロッドを痛めてしまう可能性があります。


補助灯の取り出し

これを発光するように加工していきますが、作業はそう簡単ではありません。なにせこの大きさと形状です。さて、どうするかな?

少し時間はかかりますが、補助灯パーツを新規に設計し3Dプリンターでクリアパーツとして作ることにしました。


久々の1号機の出番です。新型3Dプリンター2号機を導入してからは、しばらく出番はありませんでした。※1号機はクリアパーツ専用機



見事にできました。光を効率よく導くための形状にやや改良をが加えてあります。

マスキング作業です。

エアーブラシを使い「シルバー > ブラック」の順に塗り重ねていきます。






いつもお世話になっています。補助灯凄いですね、あんなに小さい部品をクリアーパーツに変える技実は凄いのひと言です。出来上がりがとても楽しみです。宜しくお願いいたします。
今回もご依頼ありがとうございます。
いえいえ、凄いのは機械の方ですからね。手作業でこのパーツを作るとなるとほぼ不可能に近いですね。
完成まであともう少しです。
よろしくお願いいたします。
ぴょん鉄