コンテンツへスキップ
台枠が完全に折れてしまっていますので、まずはここから直していきます。
適正な位置に合わせて結合します。
ここから各部のパーツの修復と調整を進めていきます。まずはロッドを外して破損している部品を再生します。
問題となっている個所が多岐に渡っており、当初考えていた以上に作業は難航しています。
2本のプライヤーを使い、ずれを補正していきます。これがすごく難しいです。
半日程度で終わると考えていた作業も、完全に泥沼にはまりました。ただ、こうした沼にはまることはよくありますから、問題解決の過程は今後おおいに役立ちます。ここは長期戦でじっくりと見ていくことにします。
問題となっていた個所を1つ1つ解決して、よやくテスト走行まで持ち込みました。10~20分程度、連続走行を行い問題がなければボディーを組み戻します。
機関車だけでなく、テンダー側も通電が著しく悪く問題を抱えているようです。テンダーをつなげると走行が著しく不安定になります。
接続部も1つ1つ見ていきます。また、センターピンがないので追加加工していきます。
最終走行テスト
回転にやや重さを感じますので、もう一度分解して微調整します。
すでに経年劣化委により各部の金属がもろくなっている個所が随所に見られたこから、その都度はんだで補修を行ったりABS板を切り出して床の補強を行ったりと、修理した個所がかなり広範囲に及びました。
各部の微調整を行い再び走行テストです。
部品修復からメンテおよび各種セッティングまで一通り行いました。ようやく作業完了でございます。
「再稼働」が難しい様でしたら、「飾り物」としての「復元」で充分です。
はい、承知いたしました。
あと、半日ほど作業して難しいようでしたら、その方向で作業いたします。
ぴょん鉄
※動く様になり、とても感謝しています。
ご連絡〜テンダー側からの通電の話です。(当該指摘を受ける迄、忘れていましたが)本体とテンダーを結ぶ「連接棒」にハンダ付されていた「棒状のピン」が欠落しています。1ミリ程の丸棒で12ミリ程度長さが有るの物だったと思います。
また、当該連節棒は「本体に触れて良くショート」していたので、左右を削り塗装でショート対策をしていました。
「蒸機機関車」の修理を自分で試行したものの、上手くいかず「ぴょん鉄」様に持込ました。何度となく修正を加え直して頂き、ありがとうございます。今、古い模型を補修できる「技術者」が不足しています。古い模型に限らず、模型の修理は「ぴょん鉄」様一択です。これからも宜しくお願いします。
この度は、ご依頼いただきましてありがとうございました。
また何かございましたら、お気軽にご相談ください。
ぴょん鉄