▼Nゲージ「TOMIX 腕木式副本線用場内信号機(改)」

さて、当店にはさまざまな変わった(楽しい)ご依頼をいただくことがございます。今回は、タイトルにある信号機をTCS2灯式信号機同様の動作と赤色点灯時間を長くしてほしいといったご要望となります。

これを実現するには、動作機構を根本的に作り変える必要がございます。制作にあたっては、制御用マイコンを介して信号機の動作を制御することになります。

基本回路ができましたので、あとはPICマイコンにプログラムして動作確認を行います。


トミックスタッチセンサー

こちらのタッチセンサーの動作について確認していきます。

中身はこんな感じの部品が入っています。「刻印型番:308p291GBTH?」とありますが、検索にヒットしませんでした。恐らくフォトカプラーではないかと思います。3線のうち中心がcommon(共通)で、極性に応じて信号を出力する形態となっているようです。

実際にブレッドボードで動作を見てみます。

タッチセンサーを車両が通過した段階で極性に応じて抵抗値が変化しました。動作原理はわかりましたので、あとはマイコンの入力側に接続して処理させます。


センサーからマイコン側入力ピンへは、プルアップ抵抗として4.7kを接続して、アクティブLOWとします。また、未使用ピンはすべてプルアップ抵抗をつないでおきます。←これ重要です。

ビット0/ビット4のフラグを使用します。割り込み発生後にビット0のフラグを0に戻します。

センサーからの入力があった段階で割り込み処理を実行するための初期設定をコードに加えます。

“▼Nゲージ「TOMIX 腕木式副本線用場内信号機(改)」” への2件の返信

  1. いろいろ調べて頂きまして有り難う御座います…。プルアップ抵抗?調べてみます。動作原理が分かると面白く成りそうですね…。m(__)m

    1. pyontetu より:

      大変長らくおまたせいたしました
      作業が完了しましたので、お知らせいたします。

      ぴょん鉄

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