▼HO/16番ゲージ「カツミ モハ30形 + N)モハ72 修理」

現在の症状ですが、「HO/16番:カツミ モハ30型」車輪がロック。「N:モハ72」は、振動と異音発生です。

まずは、こちらから見ていきます。

いったん組み戻して確認。さらに調整が必要となり再度分解です。

今度は完全分解していきます。

歪みなど補正していきます。

組み戻して確認、また分解を何度か繰り返します。

車体に組み戻します。

ドライブシャフトも適正な位置に調整します。

動作確認完了です。


続いてNですが、こちらも長年の経験からみて恐らく経年劣化によるギア破損と思われます。この症状の特徴としては、車体の振動と音が発生する点です。(ゴトゴト音)

これは過去にも多々お直ししてきましたが、修理の中でも手のかかる部類に入ります。

実際に予測通りかを確認します。やはり、台車から振動とゴトゴト音が出てますね。

台車を分解してみます。

やはり亀裂が入っていますね。ギアを1から作る必要がありそうです。

元のギアを1200dpiでスキャンしてpcに取り込みます。それを元に輪郭データを生成しておきます。

3Dデータを生成します。出来上がったデータから3Dプリンターでギアを作ります。

すべての車輪のギアが割れていましたので、今回制作したギアにすべて交換しました。

最後に動作確認です。大変スムーズで振動及び異音が一切なくなりました。少々お時間はかかりましたが、無事に作業は完了しました。

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