▼HO/16番ゲージ「天賞堂 蒸気機関車9600 修理」

ネジを外すと部品が転がり落ちました。ハンダ付が既に外れてしまっているようです。ここはロックタイトで固定しなおすことにします。

モーターも手で触るとグラグラと揺れます。いろいろと整備が必要のようですので、1つ1つ確認しながらスムーズに走行できるように手を加えていきます。

機関車側各部調整が一通り終り、このあと単体テストを行います。

ゆっくり回転させながら、ロッドの回転具合とモーターへの負荷のかかり具合も見ていきます。徐々に中速まで回転を上げていきます。

このような作業を何度か繰り返しながら各部パーツの微調整を行っていきます。

動きに違和感があったので、より詳細に確認してみたところ、部品が開いた状態でハンダが取れかかている箇所がありました。このパーツを取り付けるには一旦ロッドを外して再度はんだ付する必要があります。

外していきます。

後ろのカバーをハンダ付して箱状にします。大変重要な部品だけで慎重に作業しなくてはなりません。

ハンダを隙間に流し込んでから、余分なハンダを削って平らに仕上げます。

組み戻していき再度動きを観察します。

歪みを調整します。

既定の位置で固定します。

組み戻します。

ゆっくり回転させてロッドの動きを見ます。いいようです。

次を磨き出して本来の光沢感が蘇りました。

線路に載せて単体でテストします。

機関車側OKです。次にライト点灯ですが、非常に暗くまったく見えません。そこで、電球色LEDに置き換えて低速時でもはっきり点灯しているのが認識できるようにします。

前面を外して電球を取り出します。

電球LEDに置き換えてすべて配線しなおします。

スイッチングダイオード、抵抗、セラミックコンデンサーを追加します。

低速でもしっかりと点灯が確認ができるようになりました。

テンダー各部の接点も光沢が出るまで仕上げました。

最後にメンテが終ったテンダーを連結して動作確認をおこなって完了となります。

作業完了でございます。

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