▼Nゲージ「Tomix 14系 -> みやび改造」

ようやく資料収集を終えたところで、制作作業へと移ってまいります。


まずは、機関車のひさしの取付けです。

パーツを上記のように加工(曲げ・中央補強)します。

塗装前にしっかり洗浄します。そのあと、下地用のプライマーを塗布ます。

先日発注しておいて「青15号」が届きましたので、さっそく塗装に入ります。

濃度を調整してカップに入れます。

金属棒の先っちょにパーツを固定します。

車体の光沢と同じになっていることを確認しておきます。

事前に空けておいた穴に少量の瞬着を流してパーツを固定します。


▼室内灯組込み準備と装着


▼車体加工

まずは、先頭部の出っ張りを平らに削ります。

少し削っては確認を繰り返し、削りすぎないように注意しながら作業を進めていきます。


▼塗装準備

塗装前に全体を1000番耐水ペーパーで磨いていきます。

今回塗装に使用するカラー発注済みです。


▼車体改造

まずは車体のスキャンを行います。

窓埋めする箇所は窓ガラスをカットして裏面から接着固定します。

大窓の切削データを作ります。


1・4・7号車の窓埋めです。


▼塗装作業

車体への加工が終ったところで、パーツ洗浄を行い乾燥機へ入れます。

下塗り塗装をの準備をします。

下塗り塗装が終って帰ってきた車両たち。このあと本塗装に入ります。

さて、それではいよいよ塗装に入っていきます。まずは「ぶどう色2号」を車体全体に吹き付けていきます。

続いて「マスキング・データ」を制作します。

模型と実車の写真を重ね合わせて、帯の太さと位置関係を確認してマスキング・データを作ります。

車体外部塗色は、「灰色9号」ということでしたので、「鉄道カラー灰色9号」を取り寄せましたが、どうもこちらの車体の塗装と違う感じがしてなりません。そのまま塗装すると、灰色車体となってしまいそうです。複数の実写による写真を確認してみるも、やはり白い。そこで、「灰色9号」に「ピュアホワイト」を混ぜて色合いを調整しました。

塗装がほぼ完了した段階で、車番/グリーンマーク/方向幕の制作へと移ります。

最後にUVクリアコートを複数回に分けて塗り重ねていきます。

すべての塗装工程が完了いたしました。お次は内装に入ります。完成まであと3日です。

窓の内面に貼る障子戸を作ります。上記のような感じで作ってみました。出来上がったデータを印刷して内面から貼りつけます。ここでポイントとになるのが、紙の厚みです。とにかく薄い紙に印刷する必要があります。

印刷します。

窓の裏面に貼ります。

良さそうです。よくみると、縦線と横線もうっすらと浮かび上がっています。


最後に4号車の内装を作ればすべての作業は完了です。

イスをすべて切り離します。

ペーパーで削って平らにします。

床データを印刷して作り貼りつけます。

灯龍の制作と3Dプリント出力

作業完了でございます。

“▼Nゲージ「Tomix 14系 -> みやび改造」” への2件の返信

  1. 佐野 より:

    前回、前々回とお世話になりました、当方にも
    みやびを製作して頂くことは可能でしょうか?

    1. pyontetu より:

      ぴょん太鉄道でございます。
      メールアドレス宛てにご連絡させていただきましたので、ご確認ください。
      よろしくお願いいたします。

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