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まず、こちらの車両の不具合は走行中に突然止まってしまう現象です。
まずは現状を確認します。音についての対応は結構難しいことが多いです。
こちらの車両で一番苦労したのが、とにかくボディーが開きません。無理にボディーを開けるとボディー自体壊してします恐れがあります。ボディー側面を開いていくら引っ張っても抜けません。1時間ほどボディーと格闘。
そこで工具を作り、これで開かなければ諦めるつもりでした。
ようやく開きました。今後、作業される方のために開け方の記録を残しておきます。まず、ボディーの両サイドに爪楊枝を差し込んで開いておきます。次にカプラーの1つを外します。
上記のような金属を曲げたものを作り、カプラーの穴に差し込んで内側に引っかけます。ボディーを抱え込んで、少しずつ引き出します。かなりコツがいるので、初めて作業される方は苦労するかもしれません。
ようやく分解できたところで、内部の調整を行います。
基盤を外して作業しやすくします。フライホイールとシャフトの軸ブレを起こしていますので、この辺りを中心に手を入れていきます。
テストと分解・調整を繰り返します。
最後にセラミックコンデンサーも追加しておきます。
作業完了でございます。