▼Nゲージ「西鉄2000形ライト発光偏り修正」

当時のマイクロ製品で、よく見られる左右の明るさの違い(左が明るく右が暗い)を調整していきます。作業方法は、車種ごとにやや異なりますが、基本的な考え方は一緒です。

まず、なぜ左右で明るさが違ってしまうのかについて簡単にご説明いたします。

まずは、こちらの図をご覧ください。

光源が中心に配置されている基盤です。この場合、左右のライトの明るさは同じとなります。主にTOMIX/KATOでは、このスタイルとなっていることが多く、左右の明るさが極端に違うことはあまり見られません。次に

こちらの図では、光源が左右に配置されている基盤です。この場合、左右のライトの明るさが違って見えることがよくあります。これは、発光面までの距離が異なるためです。上図では左がヘッドライトとなりますが、左面のライト発光面までの距離が短く、逆に右面までの距離が遠くなります。この差が明るさに影響します。しかしながら、すべてこのような症状となるわけではありません。光源が電球?LED?、プリズムの透明度、大きさや形状の違いなども関係するため、影響が少ない車種もあるのも事実です。


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