▼Nゲージ「DD51屋根塗装・キハ183系リペイント」

まずはカプラー交換と付属パーツのお取付けです。

差込口の穴が小さく付属パーツが入りませんので、やや穴を広げておきます。


DD51屋根塗装&ヘッドマーク

塗装前に念入りに洗浄します。

水分を取り除いてから塗装作業へと移ります。

サーフェイサーを吹きます。


作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「ロイヤルエキスプレス&ロイマニ加工」

まずは、「ロイマニテール点灯改造」から始めることにします。

ご要望により逆側も点灯可能となりました。


ライトに光ファイバーを入れてから、切断し断面をドーム状に加工。そのあと裏面からクリアーオレンジで着色。

ヘッドライトの部分はオレンジに着色後に遮光します。

大変お待たせしました。すべての作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼HO/16番ゲージ「Kawai製 C59修理」

さて、今回はKawai製のHO蒸気機関車の修理でございます。単なる台車の集電不良というわけではなさそうです。1つ1つ調べていく中でどうやらモーターそのものに問題がありそうです。

モーター内部で線が焼き切れています。修理のご依頼で当店が最も苦慮するのがモーター内部での断線です。難易度が高い修理です。

目視で断線個所をルーペを使って追っていきます。

ようやく断線ポイントを見つけてつなぎ合わせるわけですが、これがまた神経を使います。基本的にハンダ付できるチャンスは1回のみです。手早く作業しないと隣り合う配線がくっついてしまいます。

ようやくつなぎ終えて回転テストです。

ボディーを被して再度テストを行いましたが、何回転かして車輪がロックしました。どうやらシリンダー内でピストンがどこかに干渉しているようです。恐らく根本的な原因はここにあったようです。

1)走行中シリンダー内部でピストンがロック

2)動かないことから、パワーパックの電圧をさらに上げる

3)モーター内のコイルが焼き切れる

恐らくこんな所ではないかと思われます。


▼各部の調整作業

上記のシリンダー以外にも不安要素がいろいろ見つかりましたので、1つ1つ解決していきます。

お待たせいたしました、ようやく作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「KATO TGV連接集電改造+その他の加工」

今回ご要望により、ちらつき防止回路が付いた室内灯を組み込んでいきます。

とりあえず、どれだけの効果があるのか組み込んでみましたが、ほとんど効果は見られませんでした。そこで2両1組としたユニット構成として改造する方向で作業をすすめていきます。

2両を1ユニット化することで、集電の安定化により大幅な改善がみられました。

かなり大幅に改造しましたので、かなり時間がかかりましたが、全車両作業は完了です。


次に「列車無線アンテナ周辺の接着剤跡をどうにかできないかな」とのご相談です。写真でみるよりもかなり周辺に広がって盛り上がってしまっている感じです。

「MORELER’s TOP Compound」を使います。このコンパウンドは少々扱いに注意が必要です。慣れない方はより状況を悪化させかねないので、ご注意くださいね。

よいころ合いでやめます。これ以上やると下地が出てしまいますので、このあたりは長年の経験です。

はい、このようにきれいになりました。


その他、すべての作業が完了いたしました。

Nゲージ「鉄コレ 東武鉄道8000系 ライト点灯加工」

大変お待たせいたしました。早速作業に入らせていただきます。今回のご依頼は、ヘッド・テール点灯加工および室内灯(持ち込み)のお取付けでございます。

まずは分解してどのような手順で進めていくか決めます。

まずはM車側の組込みが終りました。


大変お待たせいたしました。作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼HO/16番ゲージ「Rivarossi SL 5405 修理」

今回のご依頼は、海外製蒸気機関車修理のご依頼でございます。

まずは、車輪を光沢が出るまで磨きます。

集電ピンのぐらつきを直します。

車輪の集電状態を1つ1つ確認していきます

▼続いて機関車側です。

まずは、車輪を光沢が出るまでピカピカに磨きだします。

モーターの端子に直接電圧をかけて回るか確認します。

どうやらモーター内部でショートしているようです。モーター修理後に動輪の回転を確認しました。

30秒ほど車輪を回していたところ、左右のロッドを固定するピンが抜け落ちました。どうやらネジがだいぶ緩んでいたようです。

しばらく動輪を回転させると今度は別の問題が..約30回転に一度の確率で主連棒が他のパーツに干渉して車輪がロックしてしまいます。

よく見ると片側のロッドに若干歪みがあり回転時に一部干渉してしまっています。歪み補正を行いました。

3つある動輪のバランスも合ってないようです。ギア1つ分?こちらも調整しました。

回転のバランスがあってないので調整

ようやく作業完了でございます。蒸気機関車の修理では複数のパーツで構成され、何か1つに問題があっても走行に支障がでるため勉強になります。

▼HO/16番ゲージ「キハ200形中期型組立」

今回はプラモキットの組み立てとなります。ご依頼者様ご希望でヘッド・テール・室内灯点灯および走行仕様での制作となります。

それでは作業開始です。まずは細かなパーツ以外はすべてランナーから切り出しておきます。

床下機器が多く少し時間はかかりましたが、組立はほぼ終わりました。これから塗装作業に入ります。そのままではプラスティック感、ありありでかっこ悪いので、床下と屋根は塗装します。

塗装したことでプラ感がなくなり落ち着いた感じの屋根面となりました。

これから電飾作業となります。ヘッド・テール・室内灯の点灯改造でございます。

あとは室内灯を作って組み込めば完成となります。

ようやく作業完了でございます。少々癖のあるキットでございました。特に窓ガラスのはめ込みは固くカツカツで設計されているようで、もう少し余裕を持たせた設計であっても良かったかな?と感じました。最後にボディーと床下をはめる際もすんなりとは入らず、ちょっと苦労する場面があるキットでした。

★流鉄BEER電車イベント(2018/09/08 土曜日)

今回の展示では、2列車同時による自動運転を実現するための準備を行って参りました。ポイント装置をはじめ制御回路や動作テストに思いのほか時間がかかりました。車体に搭載されたプログラムも大幅に改良が加えられ、流山ー馬橋間の全区間の走行を再現するまでに至りました。まだいくつかの改良点はございますが、こちらの流鉄BEER電車イベントにあたっては、ほぼ目標としてきた形となりました。

▼設置準備をすすめていきます。

▼2列車運転が問題なく機能するかテストしていきます。

↓下「がたごっとん」です。以前にNHKで放送された際には「がたごっとん!リアル」はまだ企画段階でまったく完成しておりませんでしたので、「がとごっとん!リアル」の登場により展示が充実してきたことがわかります。

「さくら号」も急遽制作となりました。

▼ようやく展示の準備がすべて整いました。

▼Nゲージ「マイクロ 283系M車修理」

さて、お次は「マイクロ 283系M車」の修理依頼でございます。それでは早速分解していきます。

内部のオーバーホールを行います。

台車固定枠(プラパーツ)が盛り上がっており集電板に届いておりませんでしたので、こちらも対策を施しておきます。


集電板も黒ずんでおりましたので、磨き出しを行っていきます。磨いた箇所とそうでない箇所の違いが上記写真よりご確認いただけます。


作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「東武鉄道500系リバティ カプラー加工」

今回は、ポポンさんの「東武鉄道500系」のカプラー加工となります。中間のアーノルドカプラーからの別カプラーへの加工となります。


まずは「TOMIX TNカプラー」をそのまま装着したところ長さが足りません。そこで、前方にカプラーを押し出して固定するも、今度はボディー上に干渉してしまう問題が発生。それを解決するため、1mmのかさ上げを行い解決できたものの、台車がTNカプラーに干渉してしまう。TNと底上げした部品をV字型にカットして問題解決。ほっと安心したのもつかの間、スカートを大幅にカットしないと取付不能。前面のフォルムを崩してしまう恐れがあるため、この方法での取り付けは断念。久々にカプラーで悪戦苦闘。


別の加工方法に変更しました。できるだけフォルムを崩すことなく、既存のパーツを使い、TNカプラーとアーノルドカプラーを合体させてTノルドカプラーなるものを作りました。

結果、このようになります。

★流鉄鉄道の日(2018/11/10 土曜日)

年々盛り上がりを見せている流鉄さんのイベントでございますが、今年もぴょん鉄は出店させていただきました。2番線にさくら号を停車させて1両すべてを展示用として使わせいただきました。前日の段階で準備はほぼ終わり、当日は身一つで現地へ向かえば良いので楽でした。昨年は当日設置で台車に大きな荷物を載せて電車で現地に向かったので結構大変でした。今年もKさんとご一緒させていただき、大変楽しい時間を過ごすことができました。また、A.Kさんも途中から手伝いに来ていただき本当に助かりました。

▼Nゲージ「マイクロ East i 動力不調」

まったく動く気配がないとのことです。

集電板は黒く変色しています。

モーター直結でも動きません。

まずは一通り接点の磨き出しを行い、モーターにつきましては、ブラシの慣らしをしばらく行い無事復活でござます。

▼Nゲージ「U41Aコンテナ 3Dプリント出力」

まずは設計からです。

出力設定を少しずつ変えるなどして約30個ほど作りましたが、すべて失敗しました。一見きれいに出力されたように見えますが、変形や反りが目立ち使い物になりませんでした。再度、対策を考えてみます。

当初は2日程度で終わると考えられていた作業でしたが、泥沼にはまる結果となってしまいました。結局この時点で4日を費やすことに。


機械の性能限界についてはいたしかたないので、設計データと出力設定をさらに詰めていき対策を講じます。


大幅に改良がくわえられたデータがこちら

どうにか使い物になりそうなレベルの物ができました。


▼大型ディスプレイケース制作

展示用大型ディスプレイケースのご依頼がございましたので、早速設計に入りました。完成後のケースサイズは、横幅3メートルと大きく総重量は約110~120キロあたりとなる予定です。

▼分割パーツをつなぐための加工を施しておきます。普段はルーペを除きながら小さなパーツの取付が多いため、たまにはこうした大型制作物は良いものです。

▼レーザーで切り出しを行って個々の部品を作っていきます。

▼続いてφ100の筒状のパーツを作ります。2mサイズ4本が必要となりますので、近隣のホームセンターに買いに行きました。配達が週末になるとのことで、台車にのせて徒歩で持ち帰りました。途中、運悪く強めの雨が降り出してきました。

▼枠の補強材で裏打ちを行います。

▼ここでようやく半分完成です。現地で合体させて3mサイズ(ケースを含めた総重量120キロ級)となります。

もう一台も完成です。あとは電気配線と仕上げ処理です。完成までもう少しです。

▼続いて床下のLEDバーを制作します。

カバーには乳白色を使い光を拡散して以下のような具合に光ります。前後で付きますので合計4本のバーが床下を照らします。

▼上部の展示台は内側面が発光します。

▼Bパーツとの電気配線を通す穴を開けておきます。

▼完成率100%でございます。あとは設置日を待つのみとなりました。最後に梱包作業に入ります。

梱包作業完了です。

▼4月26日(水曜日)設置日です。朝から工具やら必要な機材をダンボールに詰めこんで準備万端です。

現地に到着して約2時間ほどかけて組立完了です。荷物の積み込みから現場での作業におきましても複数の方々にご協力いただきました。設置場所が2階でございましたが、大きすぎてエレベーターに載せられず階段から運んでいただきました。

「いや~結構重量ありますから大変でした~」、といっても私は端っこの方をちょっと持っただけですけどね。

▼最後に配線をモールで覆って一連の作業はすべて完了です。

予定通りの期日に無事納品ができて一安心です。

ご依頼ありがとうございました。

さてさて、その他のご依頼は山済みです。

次の作業へと移らねば..

▼Nゲージ「マイクロ小田急8000形 LED輝度アップ」

標準基盤についているLEDです。

テール側はこのような感じです。


高輝度LEDに交換したものです。

テール側はこのような感じになります。

写真ではライトすべて光って見えますが、明るさが大幅にアップしているため撮影の関係でそのように見えてます。だいぶ明るさアップしました。

テールもメリハリの利いた明るさになりました。

▼Nゲージ「KATO EF65台車脱落対応」

さて、お次は機関車の台車が脱落してしまう問題です。これは台車側の爪が変形または折れていることで起きます。

赤い丸では囲った箇所にツメがあります。

通常は車体の凹み部分にツメが引っかかって台車が落ちないようになります。

▼小田急7000系ライト不調

さて、お次はテールライトが点灯しないご相談でございます。それでは分解して点灯しない原因を探っていきます。

あれ?テール用のLEDがない


1608チップLEDが付いていたであろう箇所に2012チップLEDを取り付け

はい、作業は無事完了しました。

▼篠原・パワーパック修理

まずは現状の動作不具合を確認したあと、分解・修理に取り掛かります。

なるほど、ボタンを押してもまったくなんの操作ができない状況ですね。

中はこんな感じです。トランジスターコントローラーになります。


▼2SC1096 x 1 ※NPNパワートランジスタ

▼2SB56 x 1 ※PNPゲルマニウムトランジスター(東芝M9020互換)

▼C945 x 3 ※NPNトランジスター

動作が怪しい部品が多々あるようでして、1つ1つ問題個所を洗い出していきます。

う~ん、回路図がないので思いのほか大変だ~。最近のシンプルな構造と違って配線が飛び交ってるので、1つ1つ追っていかなくてはならない。多接点スイッチのため各接点ごとにすべて動作確認。


こちら可変抵抗器は4個のうち3つが機能しておりませんでした。一度分解して復帰を試みるも1つは復活したものの残り2つは完全にお亡くなりになっておりした。


各ランプは100Ωの抵抗を入れたほか、黄色は寿命を迎えていたためLED化いたしました。


動作不良個所の対策を施しました。

電圧は5v以下で安定

加速ボタン確認↑電圧上昇↑

減速ボタン↓電圧下降↓

非常ボタン>>キィィー、↓↓電圧急降下↓↓


修理完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼ガタッごっとん! 「展示台の制作」

▼資料を基にデータを修正していきます。

今回の制作ではより汎用性を持たせた設計を行いました。磁石を4つ埋め込んで、レールの脱着ができるようにしてあります。これは多目的スペースとしても活用できるようにするためで、目的に応じて展示物の載せ替えができることを考慮したものです。

無事設置完了でございます。

▼Nゲージ 「KATO EF-66 テール点灯加工」

▼KATO EF-66 テール点灯加工

今回は、久々の機関車テール点灯加工です。

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▼基盤に少々手を加えます。

CIMG0156

▼組み込み前の前進・後進の点灯テスト

チップLEDをはめ込むためダイキャスト4ヵ所を1ミリ程度平らに彫り込みます。

▼Nゲージ「GM119系100番台ライト点灯加工プラス」

今回の加工作業では両側をヘッド・テール共に点灯できるようにする加工となります。現状は片側ユニットしかありませんので、もう片方は新規制作する必要がございます。

切断面は黒で塗って光が漏れないように処理します。

赤丸の位置をカットしてスペースを確保します。


▼ライトユニット制作

思ったよりも光のまわりが良く、充分使えそうです。

続いて簡易版ライトユニット本体を作ります。

ヘッド・テールで分離され遮光されます。

作業完了です。

▼Nゲージ 「DD51 たちあがろう東北ヘッドマーク & 14系大樹テールマーク」

▼DD51 ヘッドマーク たちあがろう東北 & 14系大樹テールマーク

データ設計です。まとめて3種のマークを制作しました。

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▼14系 大樹テールマーク

写真が光って見えにくいですが、きれいに印刷されております。

▼Nゲージ 「発煙システム・各種修理_ARNOLD」

▼動力不調・修理対応

だいぶ前に当店でご対応させていただいた発煙システム(改)の車両でございます。低速域からモクモク煙を吹き出すように改造したいとのご要望で加工させていただきました。今回は、モーター不調ということでご依頼をいただきました。一度全分解してモーターだけでなくヘッドライトも位置調整と色合いも調整しました。一通りメンテナンスも終わりテスト走行に入ります。

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▼Nゲージ「マイクロ小田急8000形更新車 LED加工」

こちらはマイクロ製の「小田急8000形更新車」になります。LED加工についてご依頼がございました。主なご依頼内容は次の通りです。

ヘッド(白色LED化)&テールともに左右光量のかたより対応です。

LEDをそれぞれ交換していきます。

着色された塗料をすべて落とします。

中央を遮光します。

▼Nゲージ「EF510&EF65 機関車テール点灯加工」

今回は、次の2種のテール点灯加工となります。

▼EF510 テール点灯加工

まずは、赤く塗装された出っ張りを削り落とします。

赤丸が削り落とされた箇所です。

1608チップLEDを左右に配置して配線していきます。

あとは、テール用導光パーツの埋込とヘッドライト遮光を行えば完成です。

▼EF65 テール点灯加工

▼Nゲージ 「Tomix DD51 & EF-65モーター不調修理」

▼動力不調による修理のご依頼です。

まずは全分解してモーターを取り出します。単体でテストを行ったところ、回転が不規則で回ったり止まったりを繰り返し、回転も不規則です。DD51はまったく反応なしでした。続いて、モーターそのものを分解して修理を行っていきます。問題箇所の対処を行い最後に中速でブラシを慣らしてから、車体を戻して完了です。無事復活しました。

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▼Nゲージ「マイクロ京阪3000 ライト輝度アップ」

さて、続いては「マイクロ京阪3000 」のヘッドライト明るさアップのご相談がございました。ライトの構造によっては発光源をいくら明るくしてもほとんど変わらないものもございます。まずは現状の明るさ確認と分解してユニット構造を確認していきます。

現状このような感じです。

続いて明るさのテストを行います。

高輝度タイプの電球色LED(6000mcd)

明るさアップは無事完了でございます。

▼Nゲージ「ED76-551タイプ 屋根上加工」

「ラウンドハウスED76-551」の屋根上加工になります。

▼ランボード塗装

塗装前に屋根の洗浄作業

細いマスキング・テープを先に貼っておく

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: CIMG0123-1024x768.jpg

設計データを再度見直して一部データ修正を行いました。

出来上がったパーツを屋根に仮置きし、位置関係を確認しておきます。

▼Nゲージ 「トミックス 小田急7000系ロマンスカー電飾加工」

旧製品の小田急ロマンスカーになります。フル室内灯化とヘッドライト・マークの改造です。

こちらの車両のライト構造は、左右に緑色LEDが付いているのみの単純構造となっています。ヘッドマークは漏れた光で緑色に点灯するのみで、テールライトは点かないようです。

単純にLEDを白色に置き換えるというわけにもいかず、根本的に見直す必要があるようです。ここで問題なのが導光材の形状です。一体化しているため、ヘッド・テール・マークの発光分割が困難な点です。ここも新規に作り変える必要がございます。

まずは、室内灯から先に作業をすすめていきます。

▼次は、モーター車です。

室内灯の入らない構造に悩まされた方も少なくないと思います。さっそく分解して対策を考えてみることにします。まず、上部の重しを取り除いて走行してみましたが、基盤の抑えがなくなったことで台車が不自然に沈み込んでしまいます。

▼そこで以下のように1.5mm厚のAbS版を加工して組み込んでみることにしました。

▼横から見るとこのようにしっかりと固定されたことがおわかりいただけると思います。

▼次に頭の痛い問題にすさまじいモーター音があります。構造上やもえないところもありますが、もう少しなんとかならないものかと音の出所を探ります。

▼一番の音の原因は下部の金属とモーターに若干の隙間が生じているようで、振動による音が原因のようです。

そこで隙間にクッションテープを配置しました。ピンポイントでグリスの塗布も行いました。

▼結果的に、何もしていないときに比べて大幅に音を抑えることができました。

ただ、このタイプの構造におきましては、それなりにモーター音が出るのはやもえないかもしれません。

▼最後に先頭車の電飾作業です。元々の基盤は使いません。1.2mmのプラバンを写真のように加工して底上げします。

▼ヘッド・テール・マークと全6個のチップLEDを配置します。

▼次に遮光処理です。この処理しておかないと全面窓ガラスも発光してしまいます。

▼少しはみ出すように貼り付けするのがポイントです。

▼導光材に切れ込みを入れて、隙間をシルバーで塗装して遮光します。

▼このようになりますヘッドマークは白色点灯、テールも灯くようになりました。もちろんヘッドも点灯します。

▼写真では少しみずらいですが、テールとマークは分離点灯されております。

展望室も点灯します。後日、動画をアップいたします。

▼Nゲージ「マニ50 ロイマニ」

「KATO マニ50」からのカスタム加工となります。

車体のスキャンを行います。

制作するルーバー間隔と位置を確認します。

屋根台と窓埋め部品はレーザーで切り出し

赤線の位置で切り離し

その上にプラバンを貼り合わせ

パテで処理

薄くサーフェイサーを吹いて継ぎ目を確認

▼HO/16番「KTM EF65/HOWA DD51修理」

今回はの久々のHOに関するご依頼でございます。動力不調ということで修理のご依頼をいただきました。大変古い製品ではありますが、ボディーの状態が極めてよく、新品と見間違えてしまうほどです。

まずは、現状確認からです。車輪に電気を流してみましたが、「ジ~~」っと内部から音がするだけでまったく動きません。

配線もいったん外します。

「うわっ!モーターロックしてる」恐らくコミュテーター(整流子)とブラシが貼りついてしまっているようですね。

どうにか手で回る程度まで修復できましたので、30分程度低回転でブラシを慣らします。

回転も安定してきましたので、そろそろ良さそうです。車体をもとに戻していきます。

車輪に汚れが焼付いてますのでコンパウンドで磨きだし

「EF65機関車」復活でございます。さて、お次は「DD51ディーゼル機関車」にとりかかります。

こちらは、台車のギアがすべてロックしてます。

最後に車輪の磨き出し行っておきます。

修理完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「TOMIX スペーシア標識灯点灯加工」

お次は「スペーシア標識灯点灯加工」のご依頼です。まずはどのように組み込んでくかを考えます。

ベース部分をユニット上部に接着固定します。

次にチップLEDの配線を通す穴をピンバイスで開けます。

側面発光タイプのLEDを使います。

LEDを固定し終えたら上面パーツを貼りつけます。

そのままでは目立ちますので、ユニットと同色の黒で塗装します。

発光させるとこのようのうなります。やり方はいろいろありますが、今回は、上記で方法で制作してみました。

作業完了でございます。

▼Nゲージ「223系インバーター回路 3Dプリント+ドア」

さて、今回のお問合せは「223系床下インバーター回路」の制作についてですが、どこまで再現できるか実際出力してみないとなんとも言えません。まずはインバーター回路の簡易設計を行い出力テストを行ってみます。

「う~ん、さすがに0.1mm以下のモールド再現はちょっと厳しいかな?」印刷方向と設定を少し変えてみて再度出力し直し。

全体のサイズを再調整して、ここまでが限界のようですね。

結果、K様より正式なご依頼をいただき制作させていただきました。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「Tomix EH500 2次形 M車修理」

さて、今回は「Tomix EH500 旧製品」の修理依頼です。走行が安定しないとのことです。それでは早速分解していきます。

中から油が垂れて落ちるほどの量です。シャフトに付いたソケットが手で簡単に抜ける状況ですので、完全に滑ってますね。恐らくこれが原因でしょう。まずはクリーナーでこの油をすべて洗浄しなくてはなりません。

紙がシミになっているのはすべてクリーナで落とした油分です。

この作業を1.2回繰り返してさらに油分を除去します。これ結構大変なんです。ソケット内側にまで入り込んでいるので根気よく取り除かなくては空転してしまいます。

さて、ここからさらに分解して内部を徹底洗浄してシャフトにソケットをしっかり固定させます。モーター内部にまでグリスが入り込んでます。

1つ気になったのは片側のシャフトを固定する部品(5角形受け)が付いてない点です。新規に部品を作ることはできますが、費用的な問題もあると思われますので、ここはそのままにしておきます。

最後に動作確認を行い作業は完了です。

注油は適量がありますので、たくさん流し込めばいい訳ではありません。少量でいいんですよ。

▼Nゲージ「スーパー白鳥 カプラー加工&ぴょんすぱ」

今回加工対処となるのはこちらの「マイクロさんスーパー白鳥」になります。それでは早速作業に入ります。

1)中間先頭をTNカプラー化

ご依頼者様のご要望により、中間先頭車をTNカプラー化いたします。

▼Nゲージ 「小田急5200・8000・9000形の加工」

I様、いつもご依頼をいただきましてありがとうございます。

今回も前回と同じくカプラーとスカート加工が主です。

基本的に前回と似たような加工内容となりますので、加工工程の写真は省略いたします。

ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「GM名鉄2000系EVA TNカプラー加工」

さて、お次は名鉄2000系の先頭車TNカプラー加工のご依頼でございます。

う~ん、どうみてもそのまますんなりとはいかなそうですね。

まずは、TNカプラーの両サイドをカットしておきます。

続いて、干渉するポイントと加工手順を考えていきます。

スカートを写真のようになるまでカットしてカプラーを固定するスペースを確保します。

このようになります。

次にカプラー後方のバネ下あたりの段差をなくすため床下をルータで平らになるように削ります。

こんな具合になりました。

さて、それではもう一方のEVA柄も同じように加工していきます。

作業完了でございます。

S様、ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ 「KATO C62常磐型修理依頼」

K様、日頃よりご利用ありがとうございます。さて、今回の修理のご依頼でございますがテンダーから機関車へと繋がる集電ピンが悪さをしていたようで一方が変形してショートしていたようです。

本来の形状にピンを戻してからテスト走行を行い問題がないことを確認いたしました。

▼KATO 103系低運転台「常磐線」

今回のご依頼は、「KATO製103系低運転台 総武緩行線」->「常磐線」となります。

[主な作業] 塗り替え(エメグリ)+ライト形状変更(丸形)+増結4両「方向幕埋め+非冷房化」となります。

1)屋根分解および削り出し

まずは、屋根を非冷房の物に載せ替えますが、そののままでは換装ができません。

そのままでは載せ替えができませんので、削っていきます。

まずはこのように切れ込みを入れます。

底に切れ込みを入れてから、ニッパーで折ります。

次に横の出っ張りをカッターで切れ込みを入れておきます。

ぴったり閉まるようになりました。

2)車体分解と方向幕の穴埋め

こちらの4両は方向幕を埋めます。

淵の出っ張りを先に削り落としておきます。

車体の膜部分をスキャンしてはめ込みパーツを作ります。

出来上がったデータを機械で切り出します。

プライヤーで部品を押し込みます。

3)2灯式丸形シールドビーム

ルーターでライトの出っ張りを削り落とします。

レーザーでライトパーツを切り抜きます。

4)ボディー塗装作業

まずは、パーツ洗浄後に乾燥させ「サフ吹き」となります。

数回に分けて塗り重ねていきます。

手がイグアナっぽくなってしまった。

5)ベンチレーター塗装

ご依頼者のご希望でベンチレーターも塗り替えます。

パーツの洗浄作業

6)分解されたパーツの組立

作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「常磐線E501 ->E991系仕様化」

さて、続いては常磐線E991系仕様の制作となります。

▼車体の側面をスキャン

▼帯データ制作

データ設計に時間をかけておきます。この後の貼り付け作業がスムーズに行えます。

画面の色合いと印刷結果は異なるためプリントして確認します。実際はもっと濃い色合いで印刷されます。

▼印刷結果の確認と色合い調整

▼帯シートの貼り付け

完了いたしました。

▼Nゲージ「東武50050系 LED色変更加工」

さて、今回対象となるのはこちらの車両です。ヘッドライトの発光色が現行ではオレンジ色っぽいので、白色点灯にたいとのご要望でございます。

↓現状ではこんな感じの色合いです。

高輝度白色LEDに交換

導光材自体が若干オレンジがかっているので、完全な白にはなりませんが、だいぶ良くなりました。

▼Nゲージ 「キハ281/283系 LED加工他」

まずは、キハ281系からとなりますが、こちらは通常のLED加工でOKです。

続いてはこちらの車体ですが、単にLEDを高輝度に変えただけでは構造上、特にヘッドライトにおいては、あまり明るくなりません。そこで対応策を考えていきます。

ヘッドライト明るい白色点灯ご希望ということですが、導光材自体がオレンジがかっており、そのままでは白色にはなりません。また明るさもかなり暗い。そこで、直接フラットLEDをライトに埋め込みます。

「ど~ん!」っと、めっちゃ明るくなりました。

途中の制作過程は省略しますが、ヘッドライトサイズに合うまでLEDをギリギリまで削り込んでいきます。このあと遮光処理を遮光処理を施して6灯にします。

作業完了でございます。

▼Nゲージ 「EH800モーター不具合」

頻繁にショートするとのご相談がございましたので、お預かりして原因の特定を行ってまいります。

まずは台車からチェックを行い問題ないことを確認して徐々にチェック範囲を広げていきます。モーターに問題があることが確認できたことから、全分解に入ります。

モーターの原因箇所を絞り込んで問題を取り除いていきます。最後に単体で30分程度、モーターを慣らした後に車体に戻します。

無事、完了です。

▼Nゲージ 「トミックス旧製品 Cタンク機関車の修理」

▼Cタンク機関車修理のご依頼

大変古い製品になります。保管状態も良かったせいか外観も大変きれいな状態でした。さて、早速修理にとりかかるます。通常接点の汚れが原因が大半ですが、こらは違いました。モーターx、駆動部×、集電すべてxと修理までかなりの時間を要しました。モーターも全分解してコミュテーターおよびブラシ消耗、スプリング交換、断線1か所あり修復。次に集電箇所をすべて磨き出しと各部接点調整。ギア変形により噛んでしまう問題解決にかなりの時間を要しました。また、左右のバランスがあってないようで、調整・組み立てが最も時間を要しましたが、そうにか完了です。

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▼HO/16番「モーターソケットの制作」

お客様よりモーターにシャフトを差し込むためのパーツが破損してしまったということで、お作りすることとなりました。

続いて紫外線ライトで2次硬化させます。

はい、完成でございます。完成して間もなくしてお引取りにこられました。

ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「クハ481系他、運転室点灯加工」

さて、今回は運転室点灯加工のご依頼でございます。後進時のみ点灯させたいとのご要望でございます。

その他の車両もすべて完了いたしました。なかなかこうしたご依頼は少ないですから、ちょっと新鮮な感じがしました。

また何かございましたらお気軽にご連絡ください。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ 「KATO 209系LED輝度アップ」

日頃ご利用ありがとうございます。

さて、今回はLED輝度アップというご依頼です。さっそく作業を開始してみたところ想定以上に大変な作業となってしまいました。

まず問題となるのはスペース的な問題です。もともと付いているサイドビューLEDより輝度の高いものとなると砲弾型かフラットタイプを使用するしかありませんが、まったくと言っていいほど空間に余裕がなくそのままでは入らない状態です。

▼切ったり削ったりを繰り返しながらひたすら確認と調整の繰り返し。

▼う~んこの方法ではだめっぽい。付いている基盤を使用しない方法で考えていきます。

フラットLEDを薄く削り2つを貼り合わせてから中間に遮光版をいれてヘッド・テールを分離します。

▼こんなに薄くなりましたが、明るさは確保されています。削りすぎるとLEDが壊れますので、ギリギリのラインを見極めます。

▼写真のように上面と下面を若干加工してLEDのスペースを確保します。

▼最後に遮光処理をしっかり行います。

ようやく目的の明るさを確保できました。

ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ 「小田急電鉄1800形 ライト点灯化」

今回は鉄道コレクション 「小田急1800形」のヘッド・テールのライト点灯化のご依頼でございます。

まずは車体を分解して加工手順を考えていきます。

ヘッド・テール共に充分な明るさを確保しております。また、集電も自作となりましたが、ちらつくともなく安定した点灯を確保してございます。

ご利用ありがとうございました。

▼Nゲージ 「マイクロ キヤ95系 窓マスク」

▼キヤ95系 窓マスクのご依頼でございます。

マスクは淡い水色に窓下に若干隙間を空けたいとのご要望です。お持ちいただいた写真を拝見する限り、確かに淡い水色にも見えます。早速ご要望通りの制作となりました。

▼Nゲージ 「旧TOMIX DD13修理」

▼動作不良における修理

今回の修理は思いのほか時間がかかりました。モーター内部はコミュテーターが溶けて変形、コイルの断線、ブラシほぼなし、ハウジング変形、集電パーツ各部欠損、ギア変形などです。大変古い製品ですので、パーツはほぼ自作となりました。

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▼ガタッごっとん!「展示ガード・アクリル」

▼レーザーとアクリルとの相性は良く切断面が大変きれいです。

▼続いてアクリルを固定するためのフレームを作っていきます。

ご依頼者様のご希望によりテーブル本体へのネジ固定が行えませんので、吊り下げ形式とします。

▼必要なパーツの準備は整いました。

▼7月30日(火曜日)現地でのお取付日です。

ガードの設置作業に約2時間ほどかかりましたが、無事にお取付が完了いたしました。

▼ガタッごっとん!リアル「小金城趾駅+ポイント拡張」

▼センサートリガー光 ※小金城趾用

駅に組み込まれたマイコンが2列車の動作を制御します。両線に電車が入線するまで電車を待機させます。入線が確認された段階で時間差で出発指示を出します。

▼流山駅構内の再配置とブロック化

昨年のイベントでは新規に制作した物が多く、より複雑化した関係で設置作業に予想以上に時間がかかりました。結果的にご来場者様をお待たせさせてしまうことになりました。

そこで、複雑な箇所はブロック化して現地での設置を迅速に行えるようにします。従来は2時間ほどかかっていた設置時間を40分程度まで短縮できるのではないかと思われます。

▼小金城趾駅 シングルモードの追加

システムモードが2両同時走行用として制作いたしましたので、単独走行ができないようになっておりました。これは1両が故障した場合、もう一方も停止じょうたいとなってしまうため、改善する必要がございました。今回、モード切替スイッチを新たに追加して単独走行ができるようにハード・ソフトの改良を加えました。

駅内部に組み込まれたマイコンのプログラムも書き換えてテストまで無事に終えました。

▼トミックス カニ 24(M車)修理

動力付きカニ24でございます。お客様走行中にモーターが突然停止、少し経つとまた走り出すといった現象が繰り返し発生しておりました。

普段修理する上であまり見慣れない部品(チップサーミスタPTC)が原因でした。この部品ボリューム抵抗の反対側に半田付けされております。

▼Nゲージ 「鉄コレ、ワールド工芸他、各種修理」

▼鉄道コレクション、ワールド工芸他、各種修理のご依頼です。

今回まとめての修理となりました。不調の原因の多くは集電不良でしたが、うち3台は集電不良に加えギアの変形や焼付き、その他などでございました。

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▼動力車不具合解決

今回のご依頼は走行中に異音と共に車体が上下にゴトゴト揺れるものでした。当初、10分程度で終わると安易に考えておりましたが、原因の特定と問題解決に半日近くかかってしまいました。今までにない予想外の落とし穴がありました。今後同じような修理のご依頼が来た際に役立つことと考えます。

各パーツも一見問題なさそうに見える。いったいどこに問題があるんだろ~か

いろいろ試しているうちに、少しずつ問題点が見えてきた。

最終的に3時間以上かかって問題は解決しました。

ご依頼ありがとうございました。

▼カツミ・パワーパック修理

さて、続いてはこちらのパワーパック修理のご依頼でございます。

それでは早速分解して問題個所を見つけていきます。

古くなった部品は新しい物へ交換していきます。

それぞれのポートからの出力電圧を確認して完了でございます。

最後に実際に車両を走行させて、速度可変と逆転スイッチが正常に機能することを確認します。動作OKです。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「京王5100形塗り替え」

I様、大変ながらくお待たせしました。さっそく作業に入らせていただきます。

既に組立済み車体におけるリペイントで難しいのは、すでにパーツが接着されている点です。屋根はどうにか外せましたが、それ以外の箇所はちょっと厳しいかもしれません。

窓ガラスはかなり強力に接着されており、外せそうにありません。しかたないので、この状態で作業をすすめていきます。手間はかかりますが、車体をスキャンして、正面および側面用のマスキングを作っていきます。

▼屋根再塗装および機器配置換え

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左:塗装前(穴埋めパテ処理) / 右:塗装後

作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ 「発煙機関車 パルス式コントローラーへの対応」

▼ARNOLD 発煙機関車パルス式コントローラー対応

以前に当店で加工をご依頼されたお客様からのご依頼です。電圧制御式のコントローラーでは問題ないのですが、パルス式で速度が出ない問題についての対策を考えていきます。いくつかの方法でテストしてみましたが、そのままでは方式に違うコントローラーに対応することはできませんでした。そこで、マイクロスイッチをテンダー上部に設けて切り替える仕組みとしました。

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▼Nゲージ 「ぴょん鉄すぱ~く on/offスイッチ 組み込み」

以前お取り付けをさせていただきました、ぴょん鉄すぱ~く回路に[スライド式:on/offスイッチ]のお取り付けをされたいとのご要望です。

[対象車体]

KATO E5系 新幹線はやぶさ

[作業内容]

新幹線の多くは外部にスイッチを置くスペースがほんとどありません。そのため、内部にスイッチを埋込み加工する必要があります。

[on/off]はマイナスドライバーを差し込み、左右にスライドさせて切り替えます。

▼まずは、ボディーを外します。

▼スライドスイッチの取り付け位置を決めて固定

▼このようになります。

▼マイナスドライバーでスライドさせて[on/off]を切り替えます。

▼もう一方はM車です。作業方法が若干異なりますが、大きくは変わりません。

▼動作確認を行い完了です。

▼Nゲージ「かなり昔のSL修理」

さて、続いてのご依頼はかなり古いSLの修理でございます。とりあえず動くようになれば良いとのことでしたが、車輪の片側が1つ付いておりませんでした。また、ロッドも片側しか付いておりませんので、修理は動くところまでとします。

▼Nゲージ 「651系・スーパーひたちLED加工」

先日はご来店ありがとうございました。

少々作業が立て込んでいる中でしたので、加工前と後の比較写真を撮り忘れてました。

今回は標準電球から高輝度LED(電球色)の組み込みです。

片側1両のLEDが逆になっていました。再度ご来店いただくお手間を取らせてしまい大変失礼いたしました。

ご依頼ありがとうございました。

また何かございましたら、お気軽にご相談ください。

▼Nゲージ「キハ261系・コンテナデカール

さて、続いてはキハ261系のライト色変更とデカール貼りでございます。まずはライト色の変更ですが、少々オレンジ着色を厚く塗ってしまったとのことでの色合い調整のご依頼となります。

線を直接基盤につなぎ、点灯させた状態で濃度調整を行っていきます。

はい、完了です。ちょっと薄いかな?ぐらいの方がよい色合いになります。さて、続いてコンテナ・デカールの貼り付け作業です。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ 「京急新1000形1800番台光沢仕上げ」

H様からのご依頼でございます。製品では艶消しとなっておりますが、光沢仕上げへの塗装をご希望とのことです。

▼まずは全分解です。

▼ボディーをよく洗剤して油分を完全に除去しておきます。

▼乾燥機に入れてボディーを乾かします。

▼塗装を2~3回ほど重ね吹きして徐々に光沢を出していきます。数回に分けて重ねていくと薄くきれいな塗膜に仕上がります。分解したパーツを元に戻して塗装完了です。表面はテカテカ仕上げになっております。

ご依頼ありがとうございました。

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▼Nゲージ 「ARNOLD 機関車ロッド修理」

▼ARNOLD 機関車ロッド修理およびバランス調整

何回やっても機関車の修理依頼は緊張します。まず問題個所を特定します。よく見ると加減リンクに偏心棒が逆向きに食い込んでしまってます。無理に戻そうとすると折れたり曲がってしまう恐れがございますので、ロッド周りを一度すべて取り外していきます。各部の緩くなってしまった箇所を調整して、最後にロッドがスムーズに動くことを確認しました。

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▼Nゲージ「GM京王5100形組立」

I様、お待たせしました。さっそく作業に入らせていただきました。

ご希望のクーラー配置とするため、新規にテンプレートを作りレーザーで切り出します。

付属のインレタにはご希望の車番がないので、新規に作ります。

ご要望の車両完成いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ 「500系のぞみ・キティーちゃん 加工」

さて、続いてのご依頼は500系新幹線への「パンタ発光システム」搭載です。

キティーちゃん仕様の500系ラッピング電車もTOMIXから発売されてたんですね~。かなりきれいな色合いの車体です。

ぴょん鉄の近隣を走る「流鉄電車(さくら号)」もピンク色になって昨年登場しましたが、大人から子供まで大人気のようです。

ご依頼の作業が完了いたしました。ご利用ありがとうございました。

▼Nゲージ 「レムフ・テール点灯加工」

S様からのご依頼でございます。今回のご依頼内容は、テール点灯加工と前後進での室内灯点灯でございます。

▼まずは分解

基盤を確認するため分解していきます。

▼穴あけ作業

Sさん、テール塗装されていたようですので先に塗装を落としておきます。次にテールライトを埋め込むための穴をピンバイスであけます。左右の高さが同じになるように注意します。

▼室内用加工

導光材を7ミリほどカットして再固定します。

▼配線作業

室内灯および前後のテールライト用に配線を別途行っていきます。光が漏れないように遮光を行い上下で分離させます。

▼レンズ埋込

光ファイバーをライト状に加工して先に開けておいた穴に差し込みます。同時にボディー側面に遮光処理を行っておきます。

▼配線固定

基盤の加工が終わったところで配線をまとめます。

▼ボディー削りだし

はめ込み形状に合わせてボディーを削り出していきます。ご依頼者様のご要望ということもあり明るく点灯するようにしてあります。

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▼Nゲージ 「EF-57 動力不調による修理」

▼EF-57 動力不調による修理です。

ライトは点灯するので基板に電気は来てるようです。全分解してモーター単体でテストしてみましたが動きませんでした。さらに分解を行いブラシとコミュテーターの状態を確認していきます。問題個所を特定して取り除いたのち低速で数時間ほどモーターを慣らして完了です。

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▼Nゲージ 「マイクロ783系ヘッド・テール明るさアップ」

いつもご来店ありがとうございます。

さて、ライトの明るさアップとM車の調子があまり良くないとのことですね。

さっそく作業に入らせていただきます。

▼前面のパーツを外すにはちょとしたコツが必要です。初めてこちらの車両を分解した方は苦労したのではないでしょうか。

▼LEDを砲弾型電球色(6000mcd)の物に交換します。

▼こんな感じです。3倍の輝度を入れましたがどうもぱっとしません。付属の導光材では光の周りが思ったより良くありません。

▼テールはこんな感じで良いと思います。

▼光ファイアーで導光材を新規に制作

▼上蓋の仕切り板を削りっとって、遮光をアルミテープで行います。

うん、いいんじゃないでしょうか。

ヘッドライトは際立って明るさを感じられるようになりました。

ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ 「マイクロ 営団5000系千代田線 ヘッドライト明るさアップ!」

営団5000系千代田線になります。ヘッドライト明るさアップのご要望です。

一般加工で発光元の明るさを大幅アップしましたが、大きな効果は得られずチップLEDを左右に配置(特殊加工)する方向でご提案させていただきました。

 

▼まずは一般加工による変化です。高輝度のLEDに交換してみましたが、見た目で1.3倍くらいのアップくらいでしょうか。

▼次に特殊加工です。格段に明るくなっていることがお分かりいただけると思います。

 

▼変化の違いです。

▼Nゲージ 「KATO 103系・行先表示LED点灯化」

▼KATO 103系・行先表示LED点灯化

今回のご依頼はこちらです。ヘッド・テールのLED化と行先表示を前進・後進で点灯させたいとのことです。まずは分解してみたところ構造上、後進では点灯しないようになっているようです。前進でも薄暗い感じです。さて、いくつか方法はありますが、今回は左右にチップLEDを配置することにしました。導光材は一体化されているため、3つに分割してそれぞれ遮光します。

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▼加工完了後

撮影のため、光量をかなり落として撮影しておりますが、実際にはかなり明るいです。

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▼スカイブルー

ご依頼者様に大変喜んでいただき、こちらも追加でご依頼をいただきました。

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