▼Nゲージ「ED76-551 タイプ屋根加工」

加工費:4,800円/両

今回からこちらの車体専用のマスキングテープを作りました。これにより、マスキングを何度も切り貼りすることなく1枚貼りで「ランボード」を残してマスクできるようになります。

作業完了でございます。

▼HO/16番ゲージ「天賞堂 東急7200系パーツ取付」

今回の作業では、「コアレスパワートラック・集電台車・パンタ・連結器」の取付け作業になります。

台車の一部をカットします。

プラ製のパンタを取り外します。

碍子を差し込む際は折れやすいので注意が必要です。

アンテナ取付けで注意したいのは、説明書に書かれている「1mm」とありますが、実際そのサイズではパーツが入りませんでした。そこでノギスで測ってみると「1.35mm」くらいありました。無理にパーツを差し込もうとするとアンテナを飛ばしたり破損させてしまうのでお取付けされる方はご注意ください。

今回は、若干余裕をもって「1.4mm」で穴開けを行ったあと周りに極少量の「流し込み接着剤」を流しました。※「1.35mm」くらいがぴったりかもしれません。

▼ガタッごっとん!ver1.5「都電6000形」

今回は「ガタッごっとん!ver1.5 都電6000形」の制作でございます。2022/08/01~「流山市 杜の図書館」にて1カ月ほど展示を行います。

USB端子を埋め込んでいきます。

縦にUSB電池BOXが4つ搭載できるようになります。

ボディーが完成したところで、外装シールを作ります。その後、動力と制御基板を組み込めば完成となります。


デフォルメされた車体の印刷データを作ります。


▼床板と動力の取付け

ボディーが仕上がったところで、床板と動力を組み込んでいきます。

今回は、ベアリングを使い接触部の耐久性を向上してあります。


▼Nゲージ「400系新幹線他 LED加工」

M車側では、車体をここまで分解しないとLEDへの交換ができません。


▼400系新幹線正面カバーがすぐに外れてしまう場合

若干斜めにしなが差し込む形でカバーを差し込みます。※写真参照

次に下の爪に確実にひっかけます。

この状態でレバーを後方へ軽く戻す。これで完了です。それでも外れてしまう場合は、カバーのひっかけ箇所を側面から見て開く感じでプライヤーで戻してあげます。そうすることで本体側にしっかりと固定されます。




▼Nゲージ「KATO 651系伊豆クレイル座席塗装&パンタ加工他」

床板パーツの洗浄作業。

座席は、メタルクリーナーで念入りに洗浄します。

サーフェイサーを吹きます。

床の基本色を吹きます。

乾燥後に艶消しクリアーを吹いて光沢感を消します。


▼パンタグラフの改造

直流パンタへの改造です。

作業完了でございます。

▼Nゲージ「ロイヤルエクスプレス 電源車ロイマニ制作 ※TOMIXベース」

今回はTOMIXベースでの制作となります。

「左:TOMIX/右:KATO」サイズに若干違いがありますので、TOMIX用では再調整が必要となります。


作業再開いたしました。

だいたいこんな感じでいいかな。続いて1000番の耐水ペーパーで水研ぎを行ったあと下地塗装に入ります。

調合したホワイトを吹き付けて塗装は完了です。このあと、デカールを貼る作業へ移ります。

ガラスパーツは凸部分をニッパーで切り落としてから、「1000番耐水ペーパー」を使い水研ぎして平らにならします。パーツ洗浄後に黒で塗装します。



▼クリアコート

最後にデカール保護のためクリアーを全体に吹き付けます。

この状態でまる1日乾燥させてからボディーを組み戻して完成となります。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「C11&ジュピター修理」

▼C11から修理作業開始

「う~ん」問題個所があまりにも多すぎて、思いのほか作業は難航。1つ1つ問題を解決しながら進めています。まだ結構時間がかりそうなので、いったんこの車両はここで保留。


作業を再開。残りの問題個所の特定と対策を施します。

ようやく車輪が安定してスムーズに回るようになりました。C11修理完了です。


▼ジュピター台車修復作業

テンダー後方台車の修復作業となります。まずは、自作された台車をいったん分解してバネ交換および集電系を1つ1つ確認します。

バネを交換してハンダ付を行います。

バネ長を短い方に合わせます。


台車枠を設計しレーザーで切り抜きます。

車輪を含め集電箇所をすべて磨き出します。

出来上がったパーツを組み立て塗装します。

安定した集電ができるようにすべて調整も行い、修理完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「ED76-551タイプ 屋根上加工」

まずは、ランボードの塗装を終えたところです。

過去の作業と同様になりますので画像は省力します。

白も混ぜて色合いを合わせていきます。

作業完了でございます。ED76-551タイプ制作にあたっては必ず碍子が1つ不足しますので、以前は他の車両からの流用で使ってきましたが、今回の加工分からは新規に3Dプリンターで設計を行い組み込ませていただきました。

▼HO/16番ゲージ「キハ48リペイント 盛岡色->小湊」

まずは車体の分解です。

予想はしてましたが、やっぱりです。窓ガラスを初め、はめ込みではなく接着固定です。塗装する上で窓ガラスが外せないのは厳しいですね。


塗装に入る前に椅子の入れ替えを先に行っておきます。

上記車両の座席を相互に入れ替えます。

ネジ位置は同じですが、長さが異なるためそのまますんなりとはいきませんでした。車内の仕切り板と干渉してしまうため一部を加工して換装できるようにいたしました。


▼下地処理1

本体色の白と赤帯に塗装の段差がありますので、ここを平らにならします。どうやら下地が赤でその上に白が塗られているようです。

まずは、800番紙ヤスリで帯を中心として研ぎ出しを行い1000~1500番でラインの段差がなくなるまで研いでいきます。

手で触ってだいたい段差がなくなったあたりで良いでしょう。


▼マスキング・データの作成

車体をスキャナーでPCに取り込みます。

窓の形状に合わせてマスキングデータを作ります。

正面のスキャンです。

サーフェイサーを3~4回に分けて吹き付けていきます。

続いて本体色「クリーム4号」を3~4回に分けて吹き付けます。

色は「GMカラー31朱色4号」に「ブライトレッド」を適度に調合して作りました。

色ムラが発生しないように念入りに吹き重ねていきます。

クリアコートでツヤありに仕上げてようやく塗装は完了です。この状態で1~2日程度自然乾燥させます。

あとは車体を元に戻して完了です。

▼Nゲージ「999 & エーデル鳥取ライト加工」

今回のご依頼はエーデル鳥取の光量アップと白色点灯化でございます。999につきましても、同様に白色点灯ご希望となります。

加工前はこんな感じです。だいぶ光りが偏ってます。

2色LEDが使われています。このような場合は、どちらか一方の色合いを変えたい場合は難しくなります。上記の写真では、右側が2色LEDとなりヘッドとテールを1つのLEDが担います。つまり逆側に電気を流すと赤く点灯するわけですね。今回のご要望に沿うには単にLEDを白色に交換しただけではご希望のお色と明るさにはなりません。導光材が黄色味を帯びてるため、発光自体を白にしても結局黄色に光ってしまいます。また光源に近い側が明るく反対側が極端に暗くなります。

そこで今回は一般加工(LED交換のみ)では対応できない構造であることから特殊加工として処理します。まずは、2色LEDを撤去し赤色LEDに置き換えます。

次に、ヘッドライト用として「2012白色チップ」を左右に1つずつ配置します。その際、導光材の遮光塗膜を一部削ります。

このように直接真横に配置することで、左右の明るさが均一となり白色点灯が可能となります。

何度か調整と確認を繰り返しながらご希望とする白色点灯でくっきり明るさのあるヘッドライトに仕上がりました。

ようやくご依頼者様のご希望に沿った仕上がりとなったと思います。


まずは、電球から白色LEDへ入れ替えます。本来ですと導光材もすべて作り直してより明るく発光するようにしたかったのですが、ヘッドライト付近は内側からがっちり接着剤で固められていたこともあり、現状できる範囲での加工とさせていただきました。

既存のままではかなり内側にレンズがあるため、その上に幅2mmレンズを埋め込みます。

ここでポイントとなるのは、一般的なプラ用の接着剤を使わないことです。一見透明で問題ないかと思われますが、光量が著しく落ちます。過去の経験から..

そこで、クリアー塗料を使って固定することで高い透明度は維持されます。

先にクリアーを流し込んでおき、その上にレンズを載せることで塗料と一緒に固まります。

こちらも作業完了でございます。

▼Nゲージ「スヤ50-5001(登場時)キット組立」

▼モデリングソー治具作成

対象物をまっすぐ切るための治具を先に作ります。

切り分ける位置に印をつけておきます。

刃厚0.1ミリのモデリングソーを使って車体を分断します。

治具を使うことで切り口はまっすぐで特に処理をしなくても大変きれいです。

続いて反対側も同じように分断します。

屋根の突起をルーターで削り落とします。

光硬化パテを穴に流します。

紫外線を照射して瞬時に硬化させます。

この時点で手すり以外のパーツの組み立ては完了となります。次に細かな個所の処理作業に入ります。

手すりの穴あけ位置用のテンプレートを作ります。

この位置関係を元にピンバイスで穴あけを行い手すりを取り付けます。


▼塗装作業

車体の洗浄作業が終ったところで乾燥機で15分程度乾燥させます。

塗装も終わり、あとはデカールの貼り付けと各部の調整が終れば完成となります。

カッターで切れ込みを入れてデカールの貼り付け準備ができました。

「うゎ!」水を湿らせた途端ひび割れ発生。印刷からだいぶ時間が経過していたのか、デカールがパリパリ状態だったようです。一見きれいで問題ないかと思いましたが、まさかです。完成まで少々遠回りとなりますが、付属のデカールは使い物にならないので、新規にデカール自体を作ることにします。


▼デカール設計と印刷

データの設計が終りデカールシートに印刷していきます。

加工した窓ガラスのパーツを1枚づつはめ込んでいきます。

ボディー内部の出っ張りが床板やその他のパーツと干渉する箇所が多々あり、その調整にやや手間取りましたがようやく完成です。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「マイクロ653系LEDライト加工」

今回のご相談は「ライト色を変えられないか」というものです。恐らく単にLED色を変更するだけでは解決できないと思われます。

早速分解して内部の構造を確認。やはり、そう単純にはいかないようです。

加工前はこんな感じです。


それでは作業開始です。

今回の作業では単に既存のLEDを白色にしただけでは解決しません。

導光材を撤去し両サイドにチップLEDを配置します。

1つ1つ配線していきます。

中央2灯にはクリアーオレンジを薄く塗布します。

通常の加工では無理でしたので、特殊加工として作業しました。左右にそれぞれチップLEDを配置し中央も白色で点灯。結果は写真のように劇的に変わりました。写真ではちょっと見ずらいですが、ご希望により中央の2灯は電球色で両サイドが白色点灯となっております。

▼お知らせ「1F入門用ミニレイアウトについて」

ただいま製作中のミニレイアウトについてのお知らせです。


・ご利用料金:10分220円/ご利用人数:1人(駅に最大2編成)/コントローラー設置済み/車両1編成込み ※最大編成数2両

こちらは子供さん向けの入門用ミニレイアウトになります。まだ車両をお持ちでない方もお楽しみいただけます。

ご利用開始は9月12日からを予定しております。進捗状況につきましては、こちらのページに順次写真をアップして参ります。


2020年9月12日(日)ご利用開始

入門用ミニレイアウト ※車両&コントローラー設置済みですぐにご利用になれます。

▼HO/16番「エンドウ製キハ40形テール点灯加工」

今回はエンドウ製のキハ40形テール点灯改造となります。

ずっしりと重さを感じる車体

Nゲージサイズとの比較

それでは分解していきます。


作業工程が決まったところで、3DプリンターでLEDソケットを作ります。

ライト間のサイズに問題がないか、実際に取り付けて確認します。ピッタリはまりました。

続いて、3mmの赤色LEDをソケットに埋め込みます。

良さそうですので、全体を黒で塗装して遮光します。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「UT8A形タンクコンテナキット」

発売予定:2021年09月中旬/予価:2,310円(税込)/個 ※デカール付き・未塗装キット・少量生産


▼基本設計1・ベース部

▼基本設計2・タンク部

▼テストプリント

▼最終調整と出力

タック下の出っ張りが左右逆でしたので修正して出力しなおしました。

>ぴょん鉄ネットショップ

★Nゲージ「UT7C形タンクコンテナキット」

販売価格:2,310円(税込)/個 ※デカール付き・未塗装キット・少量生産

▼基本設計1「タンク」



▼テストプリント

それでは実際にテストプリントしてみます。


▼基本設計2「フレーム」

出力されたものを検証します。


データの最終調整を行い出来上がったのがこちらになります↓

>ぴょん鉄ネットショップ<

▼Nゲージ「ロイヤルエクスプレス 電源車ロイマニ制作 ※KATOベース」

KATO製マニ50からの「電源車ロイマニ」の制作でございます。

まずは赤い部分をプラバンとパテで埋めていきます。屋根はベンチレーターを一部削り落とします。

0.2mmプラバンを裏側に貼ります。


▼塗装作業

サーフェイサーを吹きます。

乾いたところで、色を作ります。


窓の裏側に0.2mmのプラバンを貼ります。

窓にはめ込むパーツを切り出します。


完成でございます。以前に制作したロイマニをさらに改良しての制作となりました。

▼Nゲージ「小田急2300形 ライト加工&手すり制作」

▼作業再開

さて、ようやく「がたごっとん2(1号機&2号機)」が完成し、ようやく本来の本来の作業に戻ります。

それでは、続いて先頭車両の台車集電加工に入ります。

このように削っておきます。

次にプライヤーで台車に合うように変形させます。

何度か調整と確認を繰り返して、ようやく台車に取付けできました。

続いて正面のパーツを分断します。

まずはテール用に光ファイバーを埋め込みます。

ヘッドライトは左右を切り離します。

左右を別々に埋め込み車体上部を黒で遮光した後に片側をアルミテープで遮光します。

足にバネをハンダで固定します。

台車から車内に集電を引き込みます。ようやく点灯テストです。

明るさ色合いともに良さそうです。あとは手すりを取り付ければ完了です。


手すりパーツの制作とお取付け

ようやく作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「TOMIX 国鉄キハ01形室内灯組込み」

キハ01形への室内灯組込みのご依頼でございます。写真上のディーゼル機関車はモーター換装のご依頼でございます。

6V高トルクモーターを使います。軸径1mmであるため、チューブを巻いてサイズ調整します。

作業完了でございます。前後でギア回転にばらつきがあるようです。他の製品でもたまに見られる症状です。

▼ガタッごっとん2!

約10年近く前に制作された「ガタッごっとん!」の後継となります。今回は実物車両同様の2両バージョンです。2021年8月1日より「流山市立 森の図書館」にて約1カ月ほど走行展示を行ってまいります。

▼ボディー制作

縦置きバッテーリーを3基装着できるようになります。※全容量:2,800mA x 4本 x 3基 = 33,400mA/出力:5V/2.7A


▼線路について

線路につきましては、以前の展示で制作したものをそのまま使うことにします。


▼制御回路の制作


▼ホームの制作

2両用ホームも制作します。

▼プログラミング

テストも含めて約3日ほどかかりました。プログラム直後はセンサーからの信号を無視してひたすら「前進、前進!」でしたが、今は修正も終わり完全自動走行となっています。また、電圧低下時の緊急停止プログラムも追加しておきました。

▼現地でセッティング

現地で早速テスト走行してみたところ、正面の10mm厚ガラス板によりモーションセンサーの感度が著しく落ちてしまう問題に直面しました。

ただ、まったく反応しないという訳でもありませんので、改良版が出来しだい対応していきます。


ヘッドマークも作ります。


▼2号機の制作

続いて2号機の制作です。

バッテリーユニットは、3個から4個に増設されました。※長時間用

▼赤外線中継器の制作と組込み

赤外線モーションセンサーに変わるマイクロ波レーダーセンサーを組み込むため発注しましたが、到着が大幅に遅れているため、急遽赤外線センサーの中継器を作ることにしました。

車体側には新たに赤外線受光モジュールを取り付けました。中継器から赤外線を受信してマイコンに送ります。これによりセンサー感度の低下による問題が解決しました。


何事もなく無事1カ月の展示を終えることができました。回路の消費電力効率化についてはまだまだ改良の余地が残されているようです。限られた電池の容量を最大限活かせるよう改良を進めていきます。

▼Nゲージ「機関車各種 修理」

まずは、現状をご説明していただきましたので、早速修理にとりかかります。

▼EF63形電気機関車

一瞬反応してすぐに止まりました。

分解して問題個所を見つけていきます。

ギアオイルが多いようですので、いったんすべて落とします。

車輪は比較的きれいですが、さらにピカピカに磨きだしておきます。

片側づつ通電状態を確認していきます。

今回は台車の集電に問題があったようです。最後に動作確認を行って作業完了です。

▼マイクロ ED18-2

なかなかボディーが外れません。まれにクーラー下にネジが付いているケースがあるので、まずはクーラーを外して確認します。どうやらネジ止めではないようですね。クーラーを外した隙間からマイナスドライバーで押しながら、少し強めに引っ張ってようやくボディーが外れました。たまになかなかボディーが外れないときは「本当にこの開け方であってるのかな~」とちょっと心配になることはあります。

▼マイクロ C56-92

▼JR145系 配給電車

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「マイクロ07系LED加工」

まずは、加工前のライトの明るさと色合いです。ご依頼により輝度アップと色合いの変更を行います。

作業完了でございます。思いのほか良い感じで光ってくれています。LED加工にときまして明るさアップや色合いについては実際に組み込んでみないと、どれだけ変わったかの判断は難しいのも事実でございます。

▼Nゲージ「新103系スカイブルーボディー修復」

赤で囲った箇所が亀裂が入ってしまった箇所になります。

まずは亀裂の入った箇所に瞬着を流し込んで固着させます。

続いて補修箇所を囲む形でマスキングします。

亀裂の隙間にパテを少しづつ押し込んでいきます。※今回は光硬化パテを使わずラッカーパテを使います。

雨どいと方向幕の枠を削ってしまわないように慎重に作業を進めます。マスキングを行っているのはそのためです。

ある程度平らになったところで、水研ぎ作業に入ります。

しっかり乾燥させて塗装へと移ります。


▼塗装作業と準備

京浜東北のブルー使用する塗料は主に以下の通りです。

1)GM鉄道カラー[青22号]

2)ガイア鉄道カラー[青22号]

3)グンゼ鉄道カラーNo.88 [青22号]

グンゼの鉄道カラーが色合い的に近いのですが、既に入手困難となっているようです。GMはちょっと明るめのようですから、今回はガイアの鉄道カラーを試してみます。

ある程度色が乗ってきたところでマスキングを剥がし、ラインをぼかす形で塗装します。そうすることで、マスキングラインを目立たなくして全体の色合いがまとまります。

良さそうです。ガイアの鉄道カラーは思ったいたよりもいいですね。若干色合いに違いは出るかな?と心配しておりましたが、KATOのスカイブルーにドンピシャです。塗装に伴い片側のシルバーシートマークが消えてしまいましたので、シールデータを作って復元します


今回は、デカールではなくMDの昇華印刷を使い極薄シールとします。

シート幅を100mmにカットして使います。

これが昇華印刷用のカートリッジです。


最後に屋根をどうすかですが、屋根の設計を行って3Dプリンターで出力するか屋根単体を見つけてくるかの選択となります。


▼最後にプラスティックの寿命について

普段の生活であまり意識せず使っているプラ製品にも当然寿命があります。劣化の進みの原因は原材料となる合成樹種の種類によって異なりますが、主に外的要因による影響が大きく劣化の進む速さも環境によっても変化します。また、いくら大事に扱っていても避けて通れないのは経年劣化により徐々にプラスティック自体がもろく割れやすくなります。そもそもプラスチックは化学的に安定した状態でなく「化学変化を起こしている途中の状態」であるといえます。身近なものとして洗濯ばさみが劣化し「パリッ」っと割れた経験をされた方も多いと思いますが、劣化促進の外的要因の1つでもある光(主に紫外線)により劣化が著しく進み寿命が短くなった結果と言えます。もちろん光だけでなく温度や水といったさまざまな要因が複雑に絡んで劣化の進み具合が変わってきます。

これはプラに限った事ではありませんが、長期間ケースに入れっぱなしの物があれば、塗装の割れがないかも含めて一度点検してみるのもよいかもしれません。

▼HO/16番「営団6000系ハイフン車」

まずは、基本設計を行った後に部品の切り出しを行います。

▼塗装作業

シルバーを塗る前に「サーフェイサー」を3~4回に分けて薄く吹きます。

▼台枠と床下機器の製作

床下機器につきましては、本来であれば1つ1つの機器類を3D設計し、3Dプリンターで出力することが理想ではありますが、膨大な時間がかかるため今回はレーザーを使ってシンプルはものといたします。

省略する部分とそうでない部分を分けて設計します。

▼窓ガラスパーツの切り出し

▼車番の制作

クリアーを薄く吹いて印刷面を保護します。

▼屋根上機器の製作

非冷房車となりますので、屋根周りは比較的すっきりとした作りとなります。

下地を塗ってシルバーで塗装

完成でございます。

▼Nゲージ「N700系 パンタスパーク」

現在作業中の0系新幹線と同様、パンタすぱ~くの組込みでございます。

最後にパンタに置かれたチップLEDにクリアブルーを薄く塗ります。濃すぎると完全な青になってしまうことから、様子を見ながら薄く塗ります。作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼HO/16番「京急デハ230 ヘッドライト&室内灯」

HO車両のライト加工です。今回はヘッドライトも点灯させたいとのご要望でございます。それでは作業に入ります。

▼中間車から加工

まずは、中間車両から室内灯を組み込んでいきますが「あれ?台車から集電がされてない」。テスターで確認しても各接点が絶縁状態で台車の止めネジにはまったく電気がきておりませんでした。

台車集電のための準備

1つ1つ絶縁されている箇所をテスターでチェックして通電可になるまで手を加えていきます。

この作業を繰り返し行い、安定して電気が上がるようになるまで調整していきます。

ようやく片側が終りました。あともう片側も同様に集電できるようにしていきます。


▼先頭車ヘッドライト&室内灯の組込み

作業完了でございます。ご依頼ありがとございました。

▼お知らせ hotmailご利用について

現在「hotmail宛にメールが送信できない」といった問題がございます。原因は今のところ不明でございますが、他にも同様の事例があるようです。

「Microsoft社から取得したアカウント(xxx@live.jp/xxx@hotmail.com/xxx@outlook.jp/xxx@outlook.com など) の使用で Microsoft社の迷惑メール対策が過度なのかどうかは分かりませんが不着Mail の問題が結構あります」とのことです。

その為、こちらでメールの受信はできますが、返信ができません。

xxx@hotmail.co.jp

xxx.@hotmail.com

hotmail以外のメールアドレスでご連絡いただければ幸いです。

▼Nゲージ「C62 & EF210 テール点灯加工他」

ご依頼ありがとうございます。今回は、C62補助灯点灯加工も含まれることから、ちょっと大変そうです。

▼EF210テール点灯加工

両手がふさがっている関係でLED組込みまでの写真は省略します。

▼C62様のライト加工

まずは、テンダー側から加工に入ります。

同時に前照灯も加工します。

先にニッパーでテールライトの出っ張りをカットし、その後にピンバイスでテールセンター位置に穴あけを行います。このセンターへの穴開けは慣れていても意外と難しいんです。

続いて光ファイバーを埋め込みます。

前照灯側にはLED3mmを使用し、テール用には左右にチップLEDを配置します。

内部のダイキャストを三角型に削り光のルートを確保します。


▼機関車側の加工

まずは分解です。蒸気機関車の分解には充分注意して作業にあたらないと、パーツを破損させてしまったりロッドを痛めてしまう可能性があります。

補助灯の取り出し

これを発光するように加工していきますが、作業はそう簡単ではありません。なにせこの大きさと形状です。さて、どうするかな?

少し時間はかかりますが、補助灯パーツを新規に設計し3Dプリンターでクリアパーツとして作ることにしました。

久々の1号機の出番です。新型3Dプリンター2号機を導入してからは、しばらく出番はありませんでした。※1号機はクリアパーツ専用機

見事にできました。光を効率よく導くための形状にやや改良をが加えてあります。

マスキング作業です。

エアーブラシを使い「シルバー > ブラック」の順に塗り重ねていきます。

作業は無事完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼たのしい工作シリーズ「流山駅Bセット」

Aセットに続き、今回はBセットの制作になります。「流山駅Aセット」につきましては、流山駅おとなり「まちみんさん」にて販売中でございます。

最終的に屋根の色を流山駅舎に合わせました。「流山駅Bセット」完成です。

▼HO/16番「トラムウェイ 江ノ電10形 & KTM 300形 室内灯取付」

H様、引き続きのご依頼ありがとうございます。まずは「トラムウェイ10形」から作業に入ります。

「じゃじゃ~ん」

▼KTM(カツミ)江ノ電300形

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「鉄コレ 近鉄7000系※更新前改造」

こちらはちょっとお時間のかかりそうな作業になります。まずは改造カ所を確認し作業手順を考えていきます。


▼分解作業

▼窓ガラス制作

まずは、スキャナーでクリアパーツの取り込みを行います。

まずは窓の加工からです。

だいたい削り終えたところで、「ペーパー800番->耐水1,200番->耐水1,500番->コンパウンド磨き」を行います。

番数を上げて水研ぎ作業

▼方向幕削り

こちらが最も緊張を強いられる作業です。車両本体を直接削ることから「あっ!失敗した」は出来ません。削りに失敗した時点で「The End」です。失敗のないように事前の準備と調整にしっかりと時間をかけます。

左右ともにきれいに削り出しができました。

▼正面ワイパーの改良と新規制作

▼ドア上の雨どいの再現

レーザーでパーツを切り出します。

切り出したパーツを1つ1つ手作業で処理します。

▼正面ワイパー形状変更

元のワイパーを削り落とします。

耐水ペーパー > コンパウンド > 確認 >耐水ペーパー > コンパウンド ・・繰り返します。

▼車番・各種表記類の制作

続いて印刷されているロゴや車番を削るわけですが、この作業は大変神経を使う作業となります。一文字ずつ丁寧に削らなくてはなりません。力を入れ過ぎれば下地まで削ってしまうし、かといって弱すぎれば全く削れません。

「う~ん」どんなに丁寧に削ったつもりでも下地も多少削れてしまいますね。工程が1つ増えてしまいますが、マスキングして帯を塗装しなおさないとダメのようです。

さすがに小さすぎて細かい箇所はつぶれてしまいます。※プリンター性能の限界

デカール類はご自身で貼られるとのことですので、ご依頼内容はこの時点で完成となります。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「マイクロ207系ライト加工」

今回ポイントとなるのは、電球色LEDではなく白色LEDを使用する点です。ヘッドライトの導光剤がやや黄色っぽいため白色LEDとすることでちょうどい色合いとなります。基盤上部のLEDは当然ながら白色LEDを使用します。

加工後はこのような感じになります。真正面からカメラ撮影した関係で結構明るく光ってますが、さすがにここまで大げさに明るいわけではないですね。

▼Nゲージ「マイクロ動力車部品修理」

続いてマイクロ動力車のパーツ破損による修理です。

まずは、分解状態の車体を確認したところ軸受けが片側ありません。またシャフトをつなぐジョイントパーツが2カ所破損してました。このパーツから修復することはできないため、新たに作る必要があります。

破損してます。


▼スキャナーでパーツを取り込む

1,200DPIで取り込みサイズを割り出します。読み取ったデータから3Dデータを作ります。

▼3Dプリント出力

さて、問題は強度です。高速回転で振り回され、上下にも台車が動きますからレジン樹脂が耐えられるかどうかテストします。

その前に別の方法を思いつきましたので、そちらを先に試してみることにします。まず、真鍮線を十字に配置し中心をはんだ付け、所定の長さにカットすれば丈夫で比較的容易にパーツができるのでは?と思いました。ただ物がかなり小さいので、はたして本当に出来るのかどうか早速試してみることに...

真鍮線t0.5でいいようです。

中心をはんだ付けします。

強度、可動性など問題なさそうです。実際に組み込んで確認していきます。

「あれ?はまらない」よく見るとシャフト長くない

写真からもわかるように左右でシャフトの出ている長さが違います。左が適正で右が長くなってます。

マイナスドライバーで慎重に力を加えて少し押し込みます。この少しが結構難しいですよ。

う~ん、まだ駄目か~

もう一度分解して、さらに1.5mmほど押し込んでようやく収まりました。

最後に走行確認も行って修理作業は無事完了でございます。

▼TERスライドコントローラー修理

さて、続いては再びコントローラー修理のご依頼でございます。見るからに年代物のコントローラーですね。分解するのが楽しみです。

▼それではネジを外してみましょう。

なるほど内部の作りはわかりました。

サージネオン(アレスター)保護確認

トランスで降圧された交流電圧は約12V(AC~)

ブリッジ構成されたダイオードで整流された直流電圧を確認。こちらはアクセサリー用の電源でしょう。


レール給電用出力電圧の確認

電圧が安定しない。ブレ幅が大きい。いきなり0Vになることも

各部のぐらつきを直して接点を安定させます。接点汚れもすべて落とし復活剤を塗布しておきます。

両手がふさっがていたので修復の過程をカメラを持って撮影ができませんでしたので省略します。続いて動作テストに移ります。

不具合となっていた箇所ぼ修理を終えてようやく安定してくました。早速機関車をレールに載せてテストしてみることに。

LOモード:~11.5Vまで上昇

HIモード:~16.7Vまで上昇

OKです。スムーズな加速と減速です。次にランプの未点灯とハンドルのぐらつきを直していきます。作業完了までもう少しです。

う~ん、やっぱりランプが点灯すると復活したっ!って感じがしますね~

最後にハンドルの初期位置の調整とハンドルのぐらつきを直します。

このような部品を作ります。

レーザーで切りだします。

このように部品を取付てハンドル回転軸の負荷を軽減させます。

部品を黒く塗り接地箇所にグリスを塗って滑りを良くします。

この加工により、かなりぐらついていたハンドルも改善されました。

ハンドルもよりしっかり固定できるネジへと変更しました。

最後に下蓋を戻していきます。

最後に念のため動作確認を行っておきます。

はい、OKです。結構スムーズに動きますよ~。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「マイクロ秩父鉄道オキ100・オキフ100 カプラー短縮加工」

M様、ご来店ありがとうございます。早速ご依頼の作業に入れせていただきました。

加工前はこのような間隔です。



車体に合わせた逆スペーサーを制作しました。このあと黒で塗装します。

逆スペーサー組込み前と後

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼トイガン・カスタム「KING ARMS BRASER R93 LRS1」

▼フォアグリップ装着

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20mmレールを組み込みグリップを装着

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▼サプレッサーの取付

プラ製ハイダーを外し逆ネジ対応アダプターの組み込み「16mm->14mm逆」

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シルバー塗装でアクセント

▼外装カスタム

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▼スコープレールの加工

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上:組み込むレール/下:純正レール

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▼チャンバー改良①

さて、お次は内部カスタムですが、恐らくこのライフル専用に設計されたチャンバーではないでしょうか。当初、VSR-10用の社外チャンバーに置き換える予定でしたが、チャンバー形状・全長・外径も違うようです。そこで、現状のチャンバーを加工して命中精度向上をはかっていく方向で作業を進めていくことにします。

▼チャンバー加工②

▼ホップ調整ダイヤルの組込み

まずは、チャンバー上部の適切な位置に合うようにバレルに「1.8mm」の穴開けを行います。次にM2ネジをドライバーで閉めこんでねじ切りを作ります。

ホップ調整ハンドルの制作

微調整可能なハンドルの完成

▼インナーバレル交換

今回選択したのは、「LayLax (ライラクス) PROMETHEUS デルタストライクバレル」です。こちらのインナーバレルの特徴は装填された弾が中央に来るように自動的に調整される機構が搭載されている点でしょう。

▼スコープ調整とゼロイン

▼Nゲージ「FLEISSCMANN 機関車修理」

久々の外国製機関車の修理依頼でございます。こちらの機関車はテンダー駆動になります。

モーターそのものに問題があり電圧を上げると煙が出る??モーター本体も全分解して個々に状態をチェックして対策を施します。一通りチェックが終ったところで機関車に戻し動作確認を行います。

▼電球->LED化

テンダー側および機関車側のLED化でございます。テンダー側につきましては先に作業を終わらせておきました。

車輪もピカピカに磨いておきます。

作業は無事に完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼HO/16番「つぼみ堂模型 小型蒸気機関車 修理」

先日はご来店いただきありがとうございます。子供のころに買った大変思い出のある機関車ということで修理のご依頼をいただきました。

長いこと使われていなかったようで、色はすべて剥げてしまっていました。また全体的に錆が多く復活にはすべてにおいて手を入れる必要がありそうです。それでは早速作業に入ります。

変形した箇所をプライヤーを使って直していきます。

▼洗浄作業

▼塗装(プライマー+艶消し黒)

▼集電箇所の研ぎ出し

現状の車輪はこんな感じです。

磨き出し前(上)と磨いた後(下)

ロッドなども磨き出しました。

古い配線は交換します。

さて、問題のモーターですが、ブラシがコミュニ完全に強固に固着して手で回そうとしてもビクともしません。無理に回すと表面を痛めてしまうので慎重に作業を進めていかなくてはなりません。強浸透潤滑剤を少しずつ浸透させ左右にシャフトを回しながら徐々に剝がしていきます。ようやく剥がれたところで、ブラシとコミュの表面の汚れを徹底洗浄します。続いてシャフト受けに油差しを行い30分程度、低速でモーターを回させブラシを慣らします。ようやく回転も安定して無事にモーター復活!でございます

モーターが復活したところで、今度は車輪からの集電を1つ1つ確認しながら調整を行っていきます。

ボディーを被せます。マイクロネジは別途用意して取り付けました。

最後に走行テストを行い作業は無事完了でございます。長い時を経て再び蘇った蒸気機関車の復活運転をぜひお楽しみください。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「KATO ED75 モーター異音修理」

こちらもモーターから出る異音の修理になります。さっそく現状確認したところ、確かに結構大きめな異音「ブゥ~ン音」が速度に関係なく出ています。

確認してみた結果、モータ内部のマグネットにぐらつきがあり、回転時にローターに干渉しているようでした。早速対策を施しておきました。

▼Nゲージ「小田急ロマンスカー動力車修理」

続いてはモーターから出る異音のご相談でございます。異音対応については原因の特定と対策に思いのほか苦労することは少なくありません。今回のケースは中速域で異音が出始め高速になると収まる症状です。今まで経験からおおよそ検討はつきますので、早速修理にとりかかります。

(低速ー>中速ー>高速)と異音もほとんど無く修理は無事完了でございます。

▼Nゲージ「KATO 24系25形(旧製品)ライトユニット修理」

さて、お次のご依頼はヘッドマークとテールマークが点灯しないとのことで修理のご依頼をいただきました。それでは分解していきます。


あれ?ライト基盤が入ってないよ


ぴょん鉄修理パーツケースに同一基盤が1つ予備がありましたので、それを使うことにします。


次にテール用のクリアパーツもなくなっているので、そちらも取り付けます。

電球の角度を通常よりやや下向きにして導光材に光が回るように調整しておきます。以上で作業が完了でございます。

▼Nゲージ「マイクロ 103系1500番台 方向幕点灯化」

さて、お次は方向幕点灯化のご依頼になります。大幅な加工は行わずに実現する方法を考えていきます。

まずは、室内灯をはめ込む突起を切り落とします。

車体後部の方向幕に合わせて、8mmほどカットします。

2分割されたテープLEDをベースシートに貼ります。

導光材を被せてから反射シートを上から貼ります。

はい、この通り側面の方向幕が発光するようになりました。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「マイクロ 06系千代田線 LED加工+オーバーホール」

今回の対象車体は「06系千代田線」の電球からLED化への加工となります。


最後に集電系のオーバーホールです。車輪もすべて磨き出しを行いピカピカになりました。

室内灯も安定して点灯するようになりました。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「TOMIX E235系座席シート色」

今回は、車内シート塗装のご依頼となります。それでは早速作業に入ります。


シートに一部に塗った跡がございますので、まずはこの色を落とす作業からとなります。


まずは、ドア入口の黄色い部分を再現していきます。


最後にM車ですが、少々工夫が必要です。床面が高いのでそのまま椅子を制作して配置してしまうと窓ガラスの中間くらいまで椅子が来てしまいます。そこで、次のようなパーツをレーザーで作ります。

クリーナで油分をきれいに落とします。

レーザーで部品を切り出します。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

Nゲージ「JR東海キヤ97系キット組立」

今回の制作は、「キヤ97系キット制作」でございます。まずはランナーから部品を切り出して分類していきます。


▼塗装作業

各パーツの「組立->洗浄->乾燥」が終ったところで塗装作業に移っていきます。まずはサーフェイサーを吹いて下地を作ります。


ぬるま湯でスプレー缶を温めて缶圧を上げます。

▼Nゲージ「タキ1900 制作」


手前が今回導入した新型です。大きな違いは出力サイズとプリント時間が大幅に短縮されたことです。


特に水洗いレジンは2次硬化直後または自然硬化で徐々に反ってきます。

一度反ってしまうと戻すのも大変です。


▼3Dプリント出力

反り対策としてデータに少し手を加えたものを出力してみます。


2次硬化をおこないます。


結果のご報告です。

うわぁ、余計ひどくなってる(涙)。



いろいろ試行錯誤しながら徐々に反りが少なくなってきています。


別のレジンを試してみました。

今までで一番良さそうです。問題はここからです。


しばらくして、ご覧の通り

前回は反り返り問題でしたが、今回は自己崩壊でした。


最終的にどうにか形になりました。

▼露光機の改良

新たにもう一台導入し全体にまんべんなく光があたるように改造します。

旧タイプには内側にアルミテープを貼っておきます。

UVランプ上下合わせ8本となりました。

点灯スイッチは1つにまとめておきます。

アクリル板をはめ込みます。

3Dプリンターから出来上がってきたばかりの状態です。このあと表面のレジンを洗い流して、いよいと新露光室へお入りになります。

結果はご覧の通りです。

▼Nゲージ「EH500-901」ver2.5-3.0

今回の改修では大幅な設計の見直しを行っております。以下に見直された箇所を順次ご紹介してまいります。


■前バージョンの記事は ▼こちら▼

Ver 2.0 EH500-901 ※Tomix Base

Ver 2.0 EH500-901 ※KATO Base

Ver 1.0 EH500-901 ※KATO Base


▼フロントフェイス

Ver2.0をベースにさらにデータの見直しを行いました。底面の厚みからライトの微妙な位置関係とサイズ、側面の角度など随所に修正が加えられました。


▼設計データ1次側/2次側

前バージョンにおける設計データを1からすべて見直しました。写真では少々かかりにくいと思いますが、個々のパーツはすべて変更が加えられております。

まずは試作を作りながら新設計となった個々のパーツ確認を行います。

個々のパーツを確認しながらデータの微調整を行います。


▼屋根上機器の改修

屋根につきましては、Ver2.0から形状・サイズなど大幅な修正が加えられました。

1)屋根全体の高さを約15%程度下げました。

2)雨どいがより細くなりました。

3)上部ライトの導光剤にKATO純正のパーツがそのまま使えるようになりました。

4)印刷品質向上によりエッジがしっかり再現されるようになりました。

5)前後・左右の幅が調整されました。

6)ライト周りの形状がしっかり再現されました。

7)雨よけのオフセットが均一に再現されました。


▼Ver2.0 と 3.0の比較写真

未塗装がVer3.0でございます。

正面から見た顔の印象と屋根の高さが、大きく変わったのが写真からおわかりいただけると思います。また、側面から見た前面の張り出し0.5mm短縮させたことでより引き締まった印象を受けるスタイルへと修正されました。


▼継ぎ目処理

各種パーツ接合部のパテ処理です。大変重要な工程となりますので、しっかりと時間をかけて処理します。


▼この時点でいったん検証

途中でいくつか気になる点が出てきました。なかなか気付きにくい点で、そのまま進めることもできましたが、やり直すことにしました。

上記は、3Dプリントも含めすべて作り直されたパーツです。微妙なサイズの修正のため写真では判別はできませんので、以下に修正した内容を示します。

1)屋根全長を0.2mm短縮

2)後部パーツの屋根面との高さを適正化するため「0.25mm」ほど低くしました。

3)内部補強パーツの形状を変更しました。

4)レジンを台湾製のものへ変更しました。

各部パーツの継ぎ目(パテ処理)もようやく終わりました。これから塗装作業へと移っていきます。写真手前は既存の遮光ユニット(運転台)を「EH500-901 Ver3.0」へ対応させるため大幅に改造したものです。


ようやく下処理完了です。1つ1つの工程に時間をかけている関係で、すべて完成するまでにはもう少し時間がかかりそう。


▼これ以降の作業内容について…

  • Ver2.0からの屋根上機器の改修(サイズ・形状)
  • 手すりの素材を金属へ変更 ※正面下の左右手すりは樹脂製
  • ライトユニットの大幅な改修
  • Ver2.0で一部省略されていた前方の碍子の設置
  • 床下機器の可能な限りの再現
  • 連結器・排障器ほかペイント ※ホース類などの取付け
  • EH500-901専用ケース制作

▼Nゲージ「KATO EH500-901」ver2.0

以前制作した「EH500-901」の改修版となります。以前の記事は→こちら

今回の修正では、新たに得られた資料から修正を加えていきます。あまり大きな違いはないものの、明かり窓などの位置などが若干修正されたり細かい箇所に変更が加えられています。


▼正面・側面データ修正

3Dプリンター設定に応じて仕上がり具合を確認


▼屋根データ修正とプリント出力


▼Ver 2.0用設計データ見直し

新型3Dプリンター導入に伴い従来のデータを見直し ※Ver2.0用

こちらが新しいデータになります。

ボディーの完成です。屋根機器は従来のVer1.0と同様の物を使用します。

▼Nゲージ「機関車他修理ご依頼」

だいぶ昔に発売されたNゲージ修理のご依頼でございます。それでは作業に入ります。

う~ん、ギアも破損してしまっていますね。

直す箇所が多すぎて、いったん組み戻すも、また分解。他にも不具合がありそうです。

まずは、EF65完了です。


カプラーも直しておきます。

最後にギアにオイルを少量刺しておきます。

修理完了でございます。


続いて蒸気機関車の修理です。こちらはかなり手ごわそうです。

既に多くの時間をあてておりますが、こちらの機関車の修理は難航しております。モーターはもちろん集電系もすべてダメでした。また、所々破損と変形なども見られ問題個所が多く1つ1つ解決しながら復活作業を進めております。またどこかでショートも起こしており場所の特定と対策にも苦慮しました。

ダイキャストが変形しているのか、モーターを圧迫しているようです。そこで、上部と側面を削ってサイズを整えます。

中央に配線を追加して後方へと電気を送ります。

台車固定ピンも損傷しているので、ピンバイスで穴をあけてから金属線を立てます。

ピンを瞬着で固定します。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「EH500-901」ver2.0 Tomix版

こちらは「TOMIX動力対応版」となります。以前制作したKATO用ボディーは取付できません。そのため、内面のパーツおよび各部パーツを新規に作り直す必要があります。

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灯り窓パーツの制作

前回はレーザーで切り出してパーツを作りましたが、今回はアクリル板(t1.0)からの削り出し

深度、切削ピッチ、FEED RATE、SPINDLE SPEEDの設定

床下機器の設計(1次側)

床下機器の設計(2次側)

「あっ!しまった」前台車と機器とのスペースをとってませんでした。これでは台車と機器が干渉してしまいます。データを修正して再度3Dプリントし直しです。

修正後の床下機器です。

レジンを水で洗い流します。

今度はぴったり収まりました。

▼最終組み立て

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▼Nゲージ「GMキハ各種ライトユニット制作」

今回の対象車体は「JR北海道キハ54形500番台/JRキハ150形0番台/JRキハ150形100番台」になります。

前回制作を行いましたGMのライトユニットとライト形状および配置が異なるため、すべて新規で作り直す必要があります。また、キハ150形においてはヘッドライトの点灯がさらに2つ増えるほか、テールは中央が赤く点灯する車体であるためユニット構造が少々難しくなります。


▼キハ150形0番台/100番台

▼ライトユニット設計

まずはライトの導光材を3Dプリンターで作るための設計を行います。

大変長らくお待たせいたしました。すべての作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

Nゲージ「蒸気機関車修理 Tomix 9600/Cタンク」

まずは、9600形の修理です。テンダーから機関車側へのドライブシャフトが抜け落ちてしまっています。

モータは回転しています。

単にシャフトを戻してもすぐに外れてしまいますので、原因を突き止めます。

ソケットの位置を3mmほど前方へ移動させてシャフトが抜けないように調整を行います。

最後に車輪の磨きを行います。

作業完了でございます。


続いてCタンクです。こちらはまったく動きません。

まずは、車輪をピカピカに磨き出します。

前回のCタンクでの修理もそうでしたが、集電構造にやや問題をかかえており今回もそのケースです。

まずは内部の汚れをクリーナーで洗浄します。※参(内部にたまった汚れを溶かした写真)

車輪がやたらを重い。またシャフトが2本がずれておりたまにロッドと干渉するようです。分解と調整を何度か繰り返し、ようやく車輪が回転するようになりました。その他にもいくつか問題個所がありましたが、1つ1つ問題を取り除いていきました。

最後にボディーを被せて走行テストを確認して作業は完了です。ご依頼ありがとうございました。今回の修理作業では途中で「なるほど~」と思える場面がなんどかあり勉強になった作業でもありました。

▼HO/16番ゲージ「貨車ドラフトサウンド修理」

だいぶ昔によく使用されていたコンタクト式によるドラフト音回路になります。今回正常動作しないとのことで修理のご依頼をいただきました。

無事にドラフト音が出るようになりました。その他のN車両につきましても修理が終わりました。

▼Nゲージ「185系ライト加工他、各種加工」

まずは、旧ロットからの室内灯取付と正面「ヘッド・テール・マーク」LED加工からです。


続いて別のロットへの室内灯の取付けですが、先頭車意外の中間車すべてに集電板が入ってない?さて、どうすかな...

いったん保留して先に幌の取付けから行うことに...

幌もそのまま取付けできないようです。まずは、出っ張りをすべて切り落としてから、カッターで1つ1つ平らに慣らします。もともとこの製品に取付けするようにはできておらず、固定の際に中心位置で固定されず左右に滑ってしまいます。そこで幌の上部に少量のゴム系接着剤で先に仮止めを行ってから、流し込み接着剤でしっかりと固定します。


基本的に旧製品への室内灯の取付けはここまで分解しないと取付できません。また、メーカー純正でない室内灯については、切ったり曲げたり削ったりと、なんらかの加工が必要な場合が少なくありません。

TNカプラー取付け加工


トイレタンク加工と取付

すべての作業が完了しました。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「マイクロ781系LED加工」

このタイプの構造は、LED加工する上で最も加工に時間がかかる構造の1つです。一般的な基盤では2個の電球をLEDへ交換すれば済みますが、この時代のマイクロ基盤は計5個もついてます。

このスペースにすべて詰め込まなくてはならず、何度かやり直す羽目に..わずかでも出っ張りがあると蓋が閉まりません。

フラット型電球色LEDへの交換完了

中央の白色LED点灯用にブリッジダイオードをユニット後方に取り付けております。

初めて自分でLED加工に挑戦してみようとお考えの方は、まずはシンプルな基盤で練習してからが良いでしょう。いきなりこの基盤では挫折してしまうかもしれません。


さて、お次はこちらの車両ですが、内部構造は上記と同じですが、違いはLED用の回路となっている点です。

途中過程は省略します。

作業完了でございます。

▼Nゲージ「EH500-901」ver1.0

屋根の設計です。EH500 900番台では屋根が特徴的です。

まずは3Dプリンターでテスト出力を行います。

正面と側面の立ち上がり具合を確認します。

試作から修正箇所を確認しデータに反映させたのち再度パーツの切り出しを行います。写真では確認しずらいですが、随所に修正が加えられています。また、手すりやドアノブなど正式な出力用として追加しました。

イメージ通りになるまで修正を繰り返します。Nスケールともなると0.1ミリ違うだけで見た目の印象が変わってしまいます。

▼正面の制作

もっとも重要な顔つきですが、ライトの傾き・大きさ・エッジなどを微妙に調整しながら徐々にイメージ通りになるまで修正を加えていきます。

▼続いて車体内面のパーツを作ります。ボディーの強度を増す効果と被せた時にぐらつきが出ないようにぴったり閉まるように寸法を調整します。

内側に貼り付けます。

ぐらつきもなくピッタリ収まりました。

側面のモールドは、レーザー出力を0.3%程度アップしてより強調させています。

さらに屋根面を前側に0.2mm程度出して上からの視点で窓上の輪郭がしっかりでるように修正しました。

さて、正面の顔はすでに数日時間を費やしております。特にNの場合は単純にスケールダウンすればよいわけでもなく、強調させる箇所は若干のアレンジが必要です。試作をいくつか作りながら現物合わせを繰り返します。

ようやくNスケールでの901らしい顔の仕上がりとなりました。特に重視したのが下の写真のアングルからの車体の見え方です。

奥1次側と手前2次側の設計が終わりました。細かな箇所の調整にやや時間がかかってしまいました。

屋根上機器の設計も終わり出力後に屋根機器を配置していきます。デカール・データにつきましても出来上がりました。ちなみに屋根上に載っている茶色いものは、屋根機器の試作の一部ですから気にしないでください。

塗装も終えて試作はここで終わり、いよいよ正式版の制作に入ります。試作を元に以下の変更点が加わります。

1)側面のルーバー形状が若干違っておりましたので修正しました。 ※側面アップの写真をS様よりご提供いただきました。

2)正面形状をよりシャープに見せるための変更を行いました。

3)台の形状を左右0.4mmずつ短く調整しました。

4)屋根上機器がより精密になりました。

▼制作開始

▼Nゲージ「485系スーパー雷鳥バネ圧調整」

全車バネ圧調整のご依頼でございます。

確かにちょっと車輪の転がりは良くないようですね。

車輪の転がりが良くなるまで調整していきます。

バネは大きく切りすぎないようにします。

転がりがだいぶ良くなりました。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼ビリケンさん石彫塗装

さて、続いてはちょと変わったご依頼でございます。「ビリケンさん」の塗装でございます。現状から石彫化します。

▼下地処理と準備

▼プライマー吹き付け処理

▼1次塗装(石彫化)

この状態で24時間ほど乾燥させます。

▼2次塗装+ウェザリング処理

石彫化が終わったところで、ここからが重要な工程となります。

▼仕上げ工程

▼コーティング処理

最後に高耐久コーティング処理を施します。屋内設置用とのことですが、UVコートおよび酸性雨にも強い強固な塗膜を作ります。3~4回に分けて塗り重ねます。

くるくる回ります。

ようやく完成です。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「トワイライトエクスプレス みずかぜ 明るさアップ」

まずは、「マイクロ製 DD54 修理・調整」ですが、約20分ほどで完了です。


さて、問題はこちらの車体の輝度アップのご依頼です。まずは現状を確認してみます。

写真で見るよりも現状はずっと暗く点灯しているのかわからない感じです。

車体床面を分解して基盤を取り出し、3倍輝度のチップLEDと抵抗値を変えて組み込んでみました。早速ボディーを被せて確認してみたものの、ほとんど明るくなった感じがしない。他にもいくつか方法を試してみましてが、ダメでした。


さて、どうすかな?。

基盤側の加工では解決しないので、ボディー上側を分解してみます。

まずは、導光材に加工を施していきます。

まずは導光材を2/3カットします。なぜかというと、砲弾型3mmLEDが入るようにするためです。

断面を削って平らにします。

最後にコンパウンドで磨いて曇りを消します。

切断面も本来の透明度が戻りました。

途中過程は省略しますが、削っては確認、また削っては確認を繰り替えします。また重要なのは8度ほどLEDを傾けてユニットに固定されている点です。

このようになりました。ここまでやらないと構造上明るくなりませんでした。

基盤側ではなく、ボディー側にLEDが配置されているのがポイントです。

結果はご覧の通り、はっきり点灯しているのがわかるくらい明るくなりました。

すべての作業は完了しました。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「EF58&キハ30 春闘インレタ」

今回のご依頼は上記タイトルにあるインレタ貼りのご依頼でございます。

まずは、ボディーを分解します。内部のガラスパーツもすべて外しておきます。

このあと洗浄作業に入ります。ボディーをしっかり洗浄しておかないとインレタの定着が悪かったり簡単に剥がれてしまいます。デカールも同様です・・

水分をしっかりと拭き取って、そのまましばらく乾燥させます。

それではインレタを貼っていきます。インレタの難しいところは、シートを突起がある箇所をうまく避けながらいかに転写させるかですが、これについては根気よく作業するほかありません。

このあと、塗装ブースへと移動します。

インレタの上にクリアコートをかけていきます。

塗膜が厚くなりすぎないように複数回に分けて薄吹きします。こうしてインレタ表面に保護層を作ります。この作業を行っておかないとインレタは完全無防備状態となりすぐに剥がれたり傷が入ってしまいます。

完全に乾いたことを確認したのち、組み戻していきます。

作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼ナローゲージ「機関車修理」

ナローゲージによる修理のご依頼は約10年ぶりでしょうか。それではさっそく修理にとりかかります。

まずは現状確認ですが、小さいほうの機関車ですが、こちらは完全に車輪がロックしています。もう一方の機関車は、モーターは回っているようですが、車輪に伝達されていません。ギアが途中で破損している可能性もあります。

▼小さい機関車の方

はい、無事修理完了でございます。続いて大きい方です。

▼大きい方の機関車

無事に機関車復活でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「Tomix 100系新幹線LED&モーター同調」

今回の作業では、ヘッド&テールLED化とオーバーホール(M車&先頭車)、それと2Mの同調です。

古い製品ですので、集電部は変色しています。ライトのちらつきも頻繁に発生しておりますので、すべて磨き出していきます。

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続いてM車側に入ります。走行が不安定ですので、まずはオーバーホールからです。

すべての作業が完了いたしました。

▼Nゲージ「鉄コレライト点灯改造 関東鉄道キハ2100形&札幌市交通局250形」


~ここからの制作過程の写真を省略


▼関東鉄道キハ2100形 ヘッド・テール点灯改造

ここから正面パーツを分割していきます。

さらにヘッドとテールを分割します。

続いて車体をスキャンして遮光パーツを作ります。

このようにヘッドとテールを完全に分けることができます。

大変長らくお待たせいたしました。すべての作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼ENDOコントローラー修理「EP-50 DC POWERPACK」

今回のご依頼は、ENDO製コントローラー「EP-50」の修理依頼でございます。まずは現状確認と分解して1つ1つ確認していきます。

ん?ポテンショメーター端子③の数値が怪しい・・・もう少し追ってみないとも何とも言えないが、とりあえず一通りチェックすることに..

2SK906 MOS-FETも疑ってかからなくては

データ:N-CH / ドレーンソース電圧:100V / 連続ドレイン電流:32A

電解コンデンサーの経年劣化(膨張・液漏れ)などがないか目視確認。


3端子レギュレーター「TA7812S」も電圧を確認しておきます。

パワーMOS-FETを「2SK1304 耐圧:100V40A」へ交換およびポテンショメーターも交換。

基盤を取り外し確認してみると、部品の1つが焼け焦げていて真っ黒です。このようなケースで最も苦労するのは、それが何の部品か判別できない場合です。唯一の手掛かりは基盤に書かれた「125V1A」です。部品が付いている位置関係を考えると恐らくラジアル・リードタイプのヒューズでしょうね。

ツェナダイオードをいったん外し動作確認を行ったのち、背面にはんだ付けします。

続いて発注しておいた最後の部品がようやく到着。アキシアルリードヒューズ「耐圧250V1A」を使います。

個々の部品のチェックと部品交換も一通り終えて組み戻します。

最後に動作チェックです。修理前は電圧が出っ放しの状態でしたが、修理後は0Vで固定されました。

ダイヤルを回すと電圧上昇↑

電圧の変化を確認しました。正常値です。

最終確認としてモーターを繋げて可変速を確認します。正転・逆転・可変速、すべて問題ありませんでした。

修理作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。


▼再動作確認

▼Nゲージ「江ノ電300形室内灯&500形&鉄コレ小湊鉄道ライト点灯改造」

まずはこちらの室内灯点灯作業から先に行ってまいります。



▼江ノ電新500形・テール点灯改造

左右に赤色チップLEDを車体に固定したあと、それぞれ配線していきます。

1.0μF程度のセラミックコンデンサーをモーターに取り付けます。

点灯テストを行います。問題がなければボディー側の加工に入ります。

テールにφ0.8光ファイバーを組み込んでいきます。


▼鉄コレ 小湊鉄道ライトフル点灯改造

ヘッド・テール・室内灯のフル点灯改造のご依頼となります。

まずは、車体のパーツ構成と配置を確認してから作業工程を決めていきます。

「ヘッドライト:φ1.0/テールライト:φ0.8」それぞれ光ファイバーを埋め込んでいきます。

▼HO/16番ゲージ「DD13,蒸気機関車修理」


▼エンドウ製DD13オーバーホール


▼宮沢模型製C58修理およびオーバーホール

まずは、車輪を磨き出していきます。

機関車側の車輪もこの通り。ピカピカになりました。

問題個所の調整を1つ1つ行っていきます。


▼中村精密製C11修理およびオーバーホール

破損している箇所をどうにか復元していきます。瞬間接着剤で固められてしまった跡や折れてなくなっている箇所など1つ1つ処理していきます。

「修理ー>調整ー>確認」を何度か繰り返し行って、ようやく車輪が回り始めました。最後に走行確認を行って無事作業は完了いたしました。

▼Nゲージ「KATO EF58旧製品修理のご依頼」

ライトは点きますがまったく動こうとする気配はなさそうですね。分解して原因を特定します。

片側の台車が完全に固着しているようで、まったく回りません。

ギアが固まって貼りついています。

ようやく剥がし終えてみるとオイルとグリスが混ざって固まったのか「ガビガビ」状態です。これを取り除いたあと、シリコングリスを塗布して回転を確認したのち車体を戻していきます。

最後に走行確認を行って修理作業は完了です。

▼TENSHODO・ENDOコントローラー修理「TR-1/ EP-50/型番不明」


まずはこちらのコントローから作業に入ることにいたします。レトロ感満載のコントローラーです。中を開けるのがちょっと楽しみです。

各部の通電チェックを念入りに行いハンダ割れなど通電不良を1つ1つ確認していきます。

出力は完全に0Vのままです。

長年の接点汚れも磨き出していきます。

一通り各部の通電チェックと接点不良の問題を解決して動作確認へと移ります。

出力を確認できました。抵抗値も「0~40Ω」の正常値を確認しました。

最後にボリューム位置を調整して完了です。


続いて「ENDO EP-50」ですが、こちらのコントローラは何度か修理をしておりますので、問題個所はおおよそ検討がつきます。

やはり、前回同様に電圧が出っ放しの状態です。これはパワーMOS-FETの損傷ですね。ボリュームを回しても一切の反応がありません。

基盤のプリント配線も焼け焦げています。大きな負荷がかかったのだと思われます。

「2SK906 MOS-FET損傷(ドレイン<->ソース間が常に導通状態)」であるため、互換部品に付け替えます。少し余裕を持たせた「耐圧60V40A」に置き換えます。

問題となった箇所をすべて直して最後に動作確認です。ボリュームによる電圧が正常に出ていることを確認しました。念のためモーターを直接接続(負荷)をかけての動作確認も行いました。


最後にこちらのトランジスターコントローラーです。今回の作業で最も複雑な回路のコントローラーになります。


「MOMENTUM OFF」における動作確認と修理


1つ1つ回路の確認を行い問題個所に対策を施しました。それでは実際に電源を入れてみることにします。

電源も無事入るようになりました。

アジャスター操作による電圧の「上昇・下降」による時間による電圧変化の確認。

ボリューム操作による電圧の変動を確認


▼Nゲージ「外国製機関車 修理まとめて」


▼ライト修理

まずはこちらの機関車から作業に入ります。ライトが点かないとのことです。

電球のフィラメント切れというよりも破裂してました。

高輝度タイプの電球色LEDに付け替えます。


▼中間台車脱落修理


▼テンダー内部のダイキャスト膨張による対処

ダイキャストが変形膨張しています。

金やすりで削って形を整えていきます。

膨れ上がっていたダイキャストがすっぽりと収まるサイズとなりました。

以前は盛り上がっていましたが、ぴったりとはまるようになりました。

車輪もすべて磨き出しを行いました。

スムーズに走行ができるようになりました。


▼機関車修理①

「ん?車輪がすべってる」

さらに分解してみる

車輪の差込口に亀裂が入ってます。

左右のギア共に亀裂が入ってますね。一度亀裂の入ったプラギアは使えませんので作り直すしかありません。交換パーツの入手が難しい車体ではギア破損は修理対応が難しいケースの1つです。


▼機関車修理②

まずは車輪をすべて磨き出しを行います。

こちらの機関車も走行不良の原因は根が深そうです。簡単な故障という訳ではなさそうですね。上記の機関車同様に車輪をはめ込む箇所に亀裂が入っています。

「う~ん、困ったな~」こちらの車体も上記の機関車同様にギア破損しています。車輪が手でくるくる回ってしまう状況ですね。


上記2台の機関車については、修理にどれほどの時間がかかるか予測ができないため、ばらした状態で一旦ケースに保管して、先に残りの車体の修理を進めていきます。


▼機関車ボディーツメ折れ補修

上記の2台の機関車はいったん保留して残りの機関車の修理を先に行います。いったん折れてしまったツメは補修してもまたすぎに折れてしまいますので、ボディーが外れないように別の対策を施します。

両側の残ったひっかけ部分をすべてカットします。

ん?この車体もまったく動かないですね。試しにギアを手で回してみると非常に重くモーターも固着している感じです。車輪も焼き付いている感じで電気を通す感じではないです。

内も外も真っ黒です。

まずは集電箇所をすべて磨きだします。車輪もご覧の通りピカピカになりました。

モーター内部でコミュに固着しているので単体で慣らしを行ったあとに、車体側のギア固着部分もすべて取り除きます。

上記の作業を何度か繰り返し行い、ようやく安定して走行できるまでになりました。


▼修理再開

まずは、小さい方の機関車からです。破損したギアを新規に作り直すため設計します。

このあと3Dプリンターで出力するわけですが、恐らく1度ではうまくいかないと思いますので、出力と修正を何度か繰り返すことになりそうです。

最後には手作業で1つ1つピッチを針ヤスリで削っては確認を何度も繰り返しております。

ようやく抵抗なくスムーズに回る自作ギアの完成です。

既に泥沼にはまっている感じですね。この車両だけでも既にまる2日以上調整と確認を繰り返していますが、どうもうまくいきません。モーター自体もトルク感がなく、非常に弱いです。モーターも1度分解してオーバーホールした方がよさそうですね。まだもう少し時間はかかりそうですね。

かなり微妙な調整が幾度となく続きましたが、ようやく動くようになりました。あとは5~10分程度の連続走行テストを行って作業は完了です。


こちらの機関車もどうにか走行できるまでになりましたが、可能な範囲でのご対応となったことから、走行における不安点感はまだまだあります。この機関車は今まで修理を受けた中で最も難航した作業となりました。

▼Nゲージ「DD51屋根塗装・キハ183系リペイント」

まずはカプラー交換と付属パーツのお取付けです。

差込口の穴が小さく付属パーツが入りませんので、やや穴を広げておきます。


DD51屋根塗装&ヘッドマーク

塗装前に念入りに洗浄します。

水分を取り除いてから塗装作業へと移ります。

サーフェイサーを吹きます。


作業完了でございます。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「ロイヤルエキスプレス&ロイマニ加工」

まずは、「ロイマニテール点灯改造」から始めることにします。

ご要望により逆側も点灯可能となりました。


ライトに光ファイバーを入れてから、切断し断面をドーム状に加工。そのあと裏面からクリアーオレンジで着色。

ヘッドライトの部分はオレンジに着色後に遮光します。

大変お待たせしました。すべての作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼HO/16番ゲージ「Kawai製 C59修理」

さて、今回はKawai製のHO蒸気機関車の修理でございます。単なる台車の集電不良というわけではなさそうです。1つ1つ調べていく中でどうやらモーターそのものに問題がありそうです。

モーター内部で線が焼き切れています。修理のご依頼で当店が最も苦慮するのがモーター内部での断線です。難易度が高い修理です。

目視で断線個所をルーペを使って追っていきます。

ようやく断線ポイントを見つけてつなぎ合わせるわけですが、これがまた神経を使います。基本的にハンダ付できるチャンスは1回のみです。手早く作業しないと隣り合う配線がくっついてしまいます。

ようやくつなぎ終えて回転テストです。

ボディーを被して再度テストを行いましたが、何回転かして車輪がロックしました。どうやらシリンダー内でピストンがどこかに干渉しているようです。恐らく根本的な原因はここにあったようです。

1)走行中シリンダー内部でピストンがロック

2)動かないことから、パワーパックの電圧をさらに上げる

3)モーター内のコイルが焼き切れる

恐らくこんな所ではないかと思われます。


▼各部の調整作業

上記のシリンダー以外にも不安要素がいろいろ見つかりましたので、1つ1つ解決していきます。

お待たせいたしました、ようやく作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼Nゲージ「KATO TGV連接集電改造+その他の加工」

今回ご要望により、ちらつき防止回路が付いた室内灯を組み込んでいきます。

とりあえず、どれだけの効果があるのか組み込んでみましたが、ほとんど効果は見られませんでした。そこで2両1組としたユニット構成として改造する方向で作業をすすめていきます。

2両を1ユニット化することで、集電の安定化により大幅な改善がみられました。

かなり大幅に改造しましたので、かなり時間がかかりましたが、全車両作業は完了です。


次に「列車無線アンテナ周辺の接着剤跡をどうにかできないかな」とのご相談です。写真でみるよりもかなり周辺に広がって盛り上がってしまっている感じです。

「MORELER’s TOP Compound」を使います。このコンパウンドは少々扱いに注意が必要です。慣れない方はより状況を悪化させかねないので、ご注意くださいね。

よいころ合いでやめます。これ以上やると下地が出てしまいますので、このあたりは長年の経験です。

はい、このようにきれいになりました。


その他、すべての作業が完了いたしました。

Nゲージ「鉄コレ 東武鉄道8000系 ライト点灯加工」

大変お待たせいたしました。早速作業に入らせていただきます。今回のご依頼は、ヘッド・テール点灯加工および室内灯(持ち込み)のお取付けでございます。

まずは分解してどのような手順で進めていくか決めます。

まずはM車側の組込みが終りました。


大変お待たせいたしました。作業が完了いたしました。ご依頼ありがとうございました。

▼HO/16番ゲージ「Rivarossi SL 5405 修理」

今回のご依頼は、海外製蒸気機関車修理のご依頼でございます。

まずは、車輪を光沢が出るまで磨きます。

集電ピンのぐらつきを直します。

車輪の集電状態を1つ1つ確認していきます

▼続いて機関車側です。

まずは、車輪を光沢が出るまでピカピカに磨きだします。

モーターの端子に直接電圧をかけて回るか確認します。

どうやらモーター内部でショートしているようです。モーター修理後に動輪の回転を確認しました。

30秒ほど車輪を回していたところ、左右のロッドを固定するピンが抜け落ちました。どうやらネジがだいぶ緩んでいたようです。

しばらく動輪を回転させると今度は別の問題が..約30回転に一度の確率で主連棒が他のパーツに干渉して車輪がロックしてしまいます。

よく見ると片側のロッドに若干歪みがあり回転時に一部干渉してしまっています。歪み補正を行いました。

3つある動輪のバランスも合ってないようです。ギア1つ分?こちらも調整しました。

回転のバランスがあってないので調整

ようやく作業完了でございます。蒸気機関車の修理では複数のパーツで構成され、何か1つに問題があっても走行に支障がでるため勉強になります。

▼HO/16番ゲージ「キハ200形中期型組立」

今回はプラモキットの組み立てとなります。ご依頼者様ご希望でヘッド・テール・室内灯点灯および走行仕様での制作となります。

それでは作業開始です。まずは細かなパーツ以外はすべてランナーから切り出しておきます。

床下機器が多く少し時間はかかりましたが、組立はほぼ終わりました。これから塗装作業に入ります。そのままではプラスティック感、ありありでかっこ悪いので、床下と屋根は塗装します。

塗装したことでプラ感がなくなり落ち着いた感じの屋根面となりました。

これから電飾作業となります。ヘッド・テール・室内灯の点灯改造でございます。

あとは室内灯を作って組み込めば完成となります。

ようやく作業完了でございます。少々癖のあるキットでございました。特に窓ガラスのはめ込みは固くカツカツで設計されているようで、もう少し余裕を持たせた設計であっても良かったかな?と感じました。最後にボディーと床下をはめる際もすんなりとは入らず、ちょっと苦労する場面があるキットでした。